Mizpoco in シンセン

中国人と結婚し深センに住むことになりました。

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近くて遠い香港

2007-12-05 22:12:53 | 深セン生活
12月6日(木)

一昨晩、矢平さんは上海に戻ったので、昨日からPCが私の会話相手・・・というわけで、今週はちょっと頻繁にブログ更新してます。

あまり知られていないかもしれませんが、中国大陸の方々は「今から香港に行こう」と思い立っても簡単には香港に行くことはできません。

香港が中国に返還されて久しいですし、シンセンと香港はお隣同士で私の職場の窓からも自宅付近の道路からも香港が見えるほどの近さである・・・にも関わらず、シンセン市民を含む中国人は事前に「通行証(ビザのようなもの)」を申請・取得しなくてはいけないのです。有効期間が1ヶ月、3ヶ月であるとか、有効期間内で2回まで行けるとか・・・何種類かあるようです(有料申請)。

中国人は香港ばかりか、どの外国に行くにも査証(ビザ)が必要となるため、逆に日本人がパスポートさえ携帯していれば自由にシンセン・香港間の往来はもちろん、たいていの国に自由に個人旅行ができるのだと知ると、中国人の同僚達は「信じられない」という表情をします。おまけに香港は「外国」ではなく「中国」なわけで、「なぜ中国人の私たちが自国の香港自由に行けなくて、外国人の日本人がパスポート一つで簡単に行けるのだ」と、いつの間にか輪になってガヤガヤと話し始めたりします。

ところで、中国は輸入税が高いため、外国製品がとても割高です。一方で香港は対外的にもプロモーションをかけるほどのショッピング天国です。そんなわけでシンセンの若者にとって香港で買い物をすることはとても憧れなのです。

でも、そんなに頻繁には行けない、通行証も申請しなくてはならず不便・・・という若者の悩みを見事に叶える救世主のような存在・・・それが日本人の知人、すなわち同僚にとっては、物事を断るのがとっても苦手な心優しい(気が小さいだけともいう・・・)「私」なのです・・・。

私は入社したばかりで同僚達の「ショッピングin HK」に対する熱い思いを理解していなかった頃、ついつい「今週末は矢平さんもいなくて退屈だから、香港に買い物に行こうかな~」なんて言ってしまったのですが、その瞬間、2,3人が一斉に私を見つめ「香港に行くのぉ~」と異口同音に言ったのです。その時の反応の速さ、目の輝き・・・とても言葉ではうまく伝えられません・・・。

ちなみに、もう一人の日本人女性の同僚M田さんは、私よりも10ヶ月ほど先に入社しており中国生活の経験も豊富なので、絶対に職場で「香港で買い物」なんて言葉は口にしません

香港で買ってきて欲しいと頼まれることが多いのが、化粧品、粉末ミルク。中国人の同僚でさえ、「同じメーカーの粉末ミルクでも、中国(シンセン)で売っているのと香港で売っているのでは質も味も違う。シンセンのはMade in China、香港のは輸入品」と語ります。

あんまりみんなが私の香港行きに期待するので、最近では「香港」と言う言葉を発することは謹んでいます。まるで「小さな孤島から1ヶ月に数回しか出ない郵便配達」みたいにあまりに期待が大きすぎて、香港に行っても自分の買い物をする時間も削られ、荷物も持ち帰るのが大変だからです(当然ですが)。ちなみに、中国での「Made in Japan」商品への感心は更に高く、帰国を予定しているなんて一言も言わないうちから、既に数人に「いつ帰国する予定?買ってきて欲しいものがあるのだけど・・・」と言われています。
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