
「ひろ作」と言うお店のウワサを聞いてしまいました。どうやら巷では「最強のランチ」とのほまれだかい店のようです。
いったい、どんな店なんでしょうか・・なんか、調べてみると、夜は2万円からのコースになるらしく・・そんな店なら、ランチと言っても、数千円取るんちゃうかー!!と、思ってしまいそうですが、ランチは、なんと1800円だそうです。
それで、デザート付きで5品出てくるんですから、一品当たり、400円以下と言う計算になります・・・
一体、どんな店なんでしょう・・・早速予約をして言ってみました!!
ガラッ
入る。
女将「いらっしゃいませ
」
少し、気さくな感じの女将が出迎えてくれます。店内は、10席程度のどちらかというとこじんまりとした店ですが、雰囲気はとてもいいです。いかにも、「手の込んだ料理」が出てきそうな、「本格的」な雰囲気を漂わせています。
私は、あまり、このような料理店に来た事がないので、緊張していました。でも、これから、もしかして、こういうお店に招待される事とか、なにかあるやも知れません。有る程度のマナーや、和食の知識は覚えておかないといけないのかも知れませんね。まがりになりにも「鍼灸師」になったわけで、周りから見れば「鍼の先生」なわけです。それそうおうの振る舞いが出来るようにならないといけませんよね。
本日は、礼儀に関しての師匠もおよびして2人で行って来ました。

一品目・・小エビに、煮凝りがかかっていて、ほうれん草が添えてあります。
ミゾベー「では、いかさせて、いただきます!!
」
まずは、小エビを、
バクリリリー!!
ミゾベー「う、う、ぅ、美味いぞー!!
」
あっちゃー!!こりゃー、料理やー!!いや、料理なのは、当たり前なんだが、なんというか、かなり手の込んでそうな、気品を漂わせる味わいがします。小エビは、かみ締めると、ほのかな甘みが出てきて、素晴らしいです。そして、煮凝りなんですが、旨み+さわやかな柑橘系の味わいも感じるんですね!!写真を良く見てもらうとわかると思いますが、煮凝りにも色々混ざっているでしょ・・本当に手が込んでいます。
いやあー、今まで、こういう「和食」系統はあまり食べた事がなかったのですが、こういう世界もあるんですね・・胸が高鳴ります。
次は、揚げ物。どうやら、焼き物が順番としては正しいそうなのですが、「すみません、こちらを先で・・」と、言われて、揚げ物から入る事になりました。そういえば、和食には、「出す順番」と言うのもあるみたいです。
で、揚げ物。
バクリリリー!!
ミゾベー「な・な・な・なんじゃこりゃー!!!
」
どっはー!!これは、白身の魚だとは思うのですが、口の中で、かみ締めると、ジュッパー!!と、弾けて、ホロホロと口の中で崩れてしまいました。いや、これは、いったいなんなんでしょう!!こんな魔法見たいな触感のてんぷらは初めて食べました。
で、礼儀の師匠が「これは、なんの魚ですか?
」
って、聞くと、
大将が、ニッコリ笑って、
大将「内緒!」
って、言ってました。ちょっと、企業秘密らしいのです。でも、別に、不機嫌そうに言ったわけではありませんし、また、「何聞いているんだよ!」って、感じでもありません。本当に、気さくな感じの笑みで「内緒!」って、言ってました。なんか、雰囲気から「料理が好きなんだなー」って、感じが伝わってきます。
ちなみに、礼儀の師匠は、過去に一度だけ、このような魔法見たいな触感の白身のテンプラを食べた事があるそうです・・もしかしたら、ハモかも?と、言ってました。
私には、どの白身かサッパリピーマンでした。
とにかく、味わいも素晴らしかったですが、あの口の中で、崩れていく食感は、初体験の出来事でした。
写真3,4枚目が、焼き物です。どうやら、カマスを焼いて、それを軽く酢〆しているような感じです。
行きます。
バクリリリー!!
ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!
」
ムッハー!!こいつは、料理や!!料理している!!いや、凄い。なんというか、私がいままで食べ歩いていた料理屋では、まず、食べられないであろうタイプの料理です。写真4枚目・・かますに焼いた跡がありますが、これは、ほのかに炭で焼いた香りがして、なんともいえません。そして、それを酢で〆てあるのですが、微妙に、中が生なんですね!!
この、焼き、酢〆、生・・と言う三段テイストのハーモニーです。中が生なので、最初の歯ごたえは、焼きの香ばしい感じ・・・で、最後の歯ごたえが、微妙に生・・・なので、なんとも言えないのです・・・絶妙です!
とにかく、この焼き物だけでも、すげーと、思ってしまいます。あと、酢って、言っても、使ってる物が違うのか、ぜんぜんキツクないんですよね。本当に、ほんのり・・と、言うか、さわやか・・と、言うか、「春の清流を流れる小魚のように、清い味わい」なのです。
いやはや、素晴らしい・・このあたりまで来ると、「美味さのタイプ」が違いますね。バクリリリーと食べて「うめー!」と言える料理と、こういう、じんわりと「美味い・」と、言える料理は同じ土俵で比較してはいけないのかも知れません。
そして、次。
桜の葉に、米です。
なんという料理なのかわかりませんが、とりあえず、
バクリリリー!!
ミゾベー「う、う、美味いぞー!!
」
うん、こいつも美味い。なんというか、桜餅のような感じの料理です。米にほんのりと桜の香りが移って、心地よいです。御飯の上に何か乗っていますが、これが、少々塩っけがあるので、一緒に食べるとウマーです。
そんなこんなで、メインディッシュです。
そう、蕎麦です!!
バクリリリー!!
ミゾベー「う、う、う、う、美味いぞー!!
」 また出た限界突破「う」4つ!!
こ・れ・は・美味い!!私が好きな蕎麦のタイプです。かなり細めで、透き通るようなタイプの蕎麦。色も白に微妙に透明がかったよう感じです。
で、細い割には、歯ごたえが結構あります。ほのかな蕎麦の風味と、そばつゆが、また、美味い!!
個人的には、「かんだ 藪蕎麦」とかよりも、こっちの蕎麦の方が好きなタイプです。
最後は、蕎麦湯と、葛餅を餡で食べる。
バクリリリー!!
ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!
」
いやあー、蕎麦湯なんですが、これは、通常の蕎麦を茹でた後の汁ではないような感じです。出汁が入っているのか、トロミまでついていて、これが「う・ま・い・ぞー!!」です。葛餅の方は、本葛を使っているのでしょう。くにゅくにゅとした、歯ざわりが、たまりません。そして、ほのかに甘い餡が、ベストマッチングです。
そんなこんなで、緊張しつつも、たぶん、そんなにポカせずに、食べる事が出来ましたー!!私は緊張していましたが、周りのサラリーマンとかは、結構気さくな感じで食べていたので、あまり肩張らずに食べても良かったのかも知れませんね。
それにしても、この店は、こんな料理が5品出て1800円。蕎麦だけで1000円ぐらいしても、なんら、不思議はないでしょう。女将に聞くと「昼は採算度外視で、趣味でやっている」って、言ってました。こういう、日本料理を、今の若い人にも食べてもらいたいんだそうです。
確かに、最近は、コンビニに行けば、下手なサラダな方が「から揚げくん」よりも高価で、スーパーに行けば、サーモンよりもイワシの方が高かったりします。昔は高級だった、洋食やイタリアン、フレンチが比較的安価で食べられるようになってきましたが、このようなしっかりした和食を低価格で食べさせる店はあまりないでしょう。もしかしたら、今の日本人が一番食べられないのが、しっかりとした「和食」なのかも知れません。
値段を考慮して、総合的に考えると・・
ミゾベー「う、う、う、う、美味いぞー!!
」 限界突破の「う」4つです!!
これだけ、手の込んだ料理が5品出て1800円は、もはや異常です。
食べ終わった後に、なにやら、優雅な気分にさせてくれる、いつものとは違う別の満足感が残りました。
確かに、量はぶっちゃけ、私にとっては、腹8分目・・いや6分目か・・・
そして、料理のタイプ的に、例えば「第3福ちゃん」や「洋食たけだ」みたいな、ストレートな美味さではありません。http://blog.goo.ne.jp/mizobe-/e/d9dedd4f97497c16275a6d7f7f3d1e8e
http://blog.goo.ne.jp/mizobe-/e/7e8faac3088b0e51e9178e61351e9b61
人の好き好きはあると思いますが、ここは、本格的な和食がランチでは低価格で食べる事の出来る素晴らしい店だと思います。ミシュランで星を取った店の料理が、ランチではあるけども2000円程度でいただける・・これは、味だけでなくて、「和食」と言うもの、そして、日本人の伝統を後世に受け継ぐためにも、食べておかなければいけないような味だと私は思う次第であります。
また、きっと行きますー!!

いったい、どんな店なんでしょうか・・なんか、調べてみると、夜は2万円からのコースになるらしく・・そんな店なら、ランチと言っても、数千円取るんちゃうかー!!と、思ってしまいそうですが、ランチは、なんと1800円だそうです。
それで、デザート付きで5品出てくるんですから、一品当たり、400円以下と言う計算になります・・・

一体、どんな店なんでしょう・・・早速予約をして言ってみました!!

ガラッ
入る。
女将「いらっしゃいませ

少し、気さくな感じの女将が出迎えてくれます。店内は、10席程度のどちらかというとこじんまりとした店ですが、雰囲気はとてもいいです。いかにも、「手の込んだ料理」が出てきそうな、「本格的」な雰囲気を漂わせています。
私は、あまり、このような料理店に来た事がないので、緊張していました。でも、これから、もしかして、こういうお店に招待される事とか、なにかあるやも知れません。有る程度のマナーや、和食の知識は覚えておかないといけないのかも知れませんね。まがりになりにも「鍼灸師」になったわけで、周りから見れば「鍼の先生」なわけです。それそうおうの振る舞いが出来るようにならないといけませんよね。
本日は、礼儀に関しての師匠もおよびして2人で行って来ました。


一品目・・小エビに、煮凝りがかかっていて、ほうれん草が添えてあります。

ミゾベー「では、いかさせて、いただきます!!

まずは、小エビを、
バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、ぅ、美味いぞー!!

あっちゃー!!こりゃー、料理やー!!いや、料理なのは、当たり前なんだが、なんというか、かなり手の込んでそうな、気品を漂わせる味わいがします。小エビは、かみ締めると、ほのかな甘みが出てきて、素晴らしいです。そして、煮凝りなんですが、旨み+さわやかな柑橘系の味わいも感じるんですね!!写真を良く見てもらうとわかると思いますが、煮凝りにも色々混ざっているでしょ・・本当に手が込んでいます。

いやあー、今まで、こういう「和食」系統はあまり食べた事がなかったのですが、こういう世界もあるんですね・・胸が高鳴ります。

次は、揚げ物。どうやら、焼き物が順番としては正しいそうなのですが、「すみません、こちらを先で・・」と、言われて、揚げ物から入る事になりました。そういえば、和食には、「出す順番」と言うのもあるみたいです。

で、揚げ物。

バクリリリー!!

ミゾベー「な・な・な・なんじゃこりゃー!!!

どっはー!!これは、白身の魚だとは思うのですが、口の中で、かみ締めると、ジュッパー!!と、弾けて、ホロホロと口の中で崩れてしまいました。いや、これは、いったいなんなんでしょう!!こんな魔法見たいな触感のてんぷらは初めて食べました。
で、礼儀の師匠が「これは、なんの魚ですか?

って、聞くと、
大将が、ニッコリ笑って、
大将「内緒!」
って、言ってました。ちょっと、企業秘密らしいのです。でも、別に、不機嫌そうに言ったわけではありませんし、また、「何聞いているんだよ!」って、感じでもありません。本当に、気さくな感じの笑みで「内緒!」って、言ってました。なんか、雰囲気から「料理が好きなんだなー」って、感じが伝わってきます。
ちなみに、礼儀の師匠は、過去に一度だけ、このような魔法見たいな触感の白身のテンプラを食べた事があるそうです・・もしかしたら、ハモかも?と、言ってました。
私には、どの白身かサッパリピーマンでした。

とにかく、味わいも素晴らしかったですが、あの口の中で、崩れていく食感は、初体験の出来事でした。

写真3,4枚目が、焼き物です。どうやら、カマスを焼いて、それを軽く酢〆しているような感じです。
行きます。

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!

ムッハー!!こいつは、料理や!!料理している!!いや、凄い。なんというか、私がいままで食べ歩いていた料理屋では、まず、食べられないであろうタイプの料理です。写真4枚目・・かますに焼いた跡がありますが、これは、ほのかに炭で焼いた香りがして、なんともいえません。そして、それを酢で〆てあるのですが、微妙に、中が生なんですね!!
この、焼き、酢〆、生・・と言う三段テイストのハーモニーです。中が生なので、最初の歯ごたえは、焼きの香ばしい感じ・・・で、最後の歯ごたえが、微妙に生・・・なので、なんとも言えないのです・・・絶妙です!
とにかく、この焼き物だけでも、すげーと、思ってしまいます。あと、酢って、言っても、使ってる物が違うのか、ぜんぜんキツクないんですよね。本当に、ほんのり・・と、言うか、さわやか・・と、言うか、「春の清流を流れる小魚のように、清い味わい」なのです。
いやはや、素晴らしい・・このあたりまで来ると、「美味さのタイプ」が違いますね。バクリリリーと食べて「うめー!」と言える料理と、こういう、じんわりと「美味い・」と、言える料理は同じ土俵で比較してはいけないのかも知れません。
そして、次。

桜の葉に、米です。

なんという料理なのかわかりませんが、とりあえず、
バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、美味いぞー!!

うん、こいつも美味い。なんというか、桜餅のような感じの料理です。米にほんのりと桜の香りが移って、心地よいです。御飯の上に何か乗っていますが、これが、少々塩っけがあるので、一緒に食べるとウマーです。
そんなこんなで、メインディッシュです。

そう、蕎麦です!!

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、う、う、美味いぞー!!

こ・れ・は・美味い!!私が好きな蕎麦のタイプです。かなり細めで、透き通るようなタイプの蕎麦。色も白に微妙に透明がかったよう感じです。
で、細い割には、歯ごたえが結構あります。ほのかな蕎麦の風味と、そばつゆが、また、美味い!!

個人的には、「かんだ 藪蕎麦」とかよりも、こっちの蕎麦の方が好きなタイプです。

最後は、蕎麦湯と、葛餅を餡で食べる。

バクリリリー!!

ミゾベー「う、う、う、美味いぞー!!

いやあー、蕎麦湯なんですが、これは、通常の蕎麦を茹でた後の汁ではないような感じです。出汁が入っているのか、トロミまでついていて、これが「う・ま・い・ぞー!!」です。葛餅の方は、本葛を使っているのでしょう。くにゅくにゅとした、歯ざわりが、たまりません。そして、ほのかに甘い餡が、ベストマッチングです。
そんなこんなで、緊張しつつも、たぶん、そんなにポカせずに、食べる事が出来ましたー!!私は緊張していましたが、周りのサラリーマンとかは、結構気さくな感じで食べていたので、あまり肩張らずに食べても良かったのかも知れませんね。
それにしても、この店は、こんな料理が5品出て1800円。蕎麦だけで1000円ぐらいしても、なんら、不思議はないでしょう。女将に聞くと「昼は採算度外視で、趣味でやっている」って、言ってました。こういう、日本料理を、今の若い人にも食べてもらいたいんだそうです。
確かに、最近は、コンビニに行けば、下手なサラダな方が「から揚げくん」よりも高価で、スーパーに行けば、サーモンよりもイワシの方が高かったりします。昔は高級だった、洋食やイタリアン、フレンチが比較的安価で食べられるようになってきましたが、このようなしっかりした和食を低価格で食べさせる店はあまりないでしょう。もしかしたら、今の日本人が一番食べられないのが、しっかりとした「和食」なのかも知れません。
値段を考慮して、総合的に考えると・・

ミゾベー「う、う、う、う、美味いぞー!!

これだけ、手の込んだ料理が5品出て1800円は、もはや異常です。

食べ終わった後に、なにやら、優雅な気分にさせてくれる、いつものとは違う別の満足感が残りました。
確かに、量はぶっちゃけ、私にとっては、腹8分目・・いや6分目か・・・

そして、料理のタイプ的に、例えば「第3福ちゃん」や「洋食たけだ」みたいな、ストレートな美味さではありません。http://blog.goo.ne.jp/mizobe-/e/d9dedd4f97497c16275a6d7f7f3d1e8e
http://blog.goo.ne.jp/mizobe-/e/7e8faac3088b0e51e9178e61351e9b61
人の好き好きはあると思いますが、ここは、本格的な和食がランチでは低価格で食べる事の出来る素晴らしい店だと思います。ミシュランで星を取った店の料理が、ランチではあるけども2000円程度でいただける・・これは、味だけでなくて、「和食」と言うもの、そして、日本人の伝統を後世に受け継ぐためにも、食べておかなければいけないような味だと私は思う次第であります。
また、きっと行きますー!!
