Sの唄、
無事全ステージ満員御礼で終演いたしました!
ご来場いただいた皆さま、
シブヤHOMEの皆さま、
お手伝い&関わってくださった皆さま、
本当にありがとうございました。
おかげで2日間、駆け抜けることができました。
再演というのは本当に恐ろしく、
初演を超えなくてはいけない、という気概をしょってモチロンやるわけなのですが、
作品を一回知ってしまっている、というおごりがどこかに潜むからなのか、
初演よりビビッドに立ち上がる場所が部分的にできても、
あっちが立てばこっちが立たず、
というようなことがしばしばあり、
それに気づいては掘り返し、掘り返し、の稽古でした。
それでも、総じて再演の方が良かった、と
思えたので、やって良かったと思う。
本番を後ろから見ながら、毎ステ、80分のうち数分間は、
後頭部から肩にかけてがビリビリする瞬間があった。
これは、とても良いシーンのときに自分の身体に起こる反応。
実は、80分間、毎秒逃さずビリビリしっぱなしを目指していて、それは叶わなかったのだけども、
数分間でもちゃんとビリれたから、それは嬉しいことだ。
80分全うした佐藤蕗子には大きな拍手を!
千秋楽翌日の昨日は、
遅れて来た夏休み、ということで、
再訪したかった三浦半島の三崎へ行った。
Sの唄の本がカバンに入ったままだったので、
酒飲みながら見返して、
やっぱこここうしときゃ良かったかなーなんて思って、
センチメンタルな気分になってしまった。
唄は、産まれて死ぬし、
芝居も、産まれて死ぬんだよな。
次の始まりまで、
さようなら。
ありがとう。
ふじわら
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