『Sの唄』稽古の土日だった。
初演のときよりも、稽古の進みがとても早い。
まあ、初演は本が完本したのが本番5日前だったので、
ソレ以前に稽古時間サァ・・という事態だったのだけども。
(ほんとに、蕗子さんはよく覚えてくれたなあ、と思う・・・)
それでもやはり、進むのは早い。
一人芝居なので、私と蕗子の間でのコミュニケーションしかないのだけど、
お互いを理解する速度が格段に早くなっているなと思った。
この3年で、獲得した言語を思った。
そういや、それまでなんとなく手伝ってもらっていた今の制作氏に、
本格的に今後ついて欲しいというようなことをお願いしたのは
『Sの唄』の公演の一つ前、岸田の『葉桜』をやった後だった気がする。(たぶん)
3年。
がむしゃらに手を伸ばす中で、大切にしたいことを自覚する三年だったように思う。
一番、心が踊る根っこを大事にしつつ、本番まで掘り進めます。
ありがたいことに、チケットはもうあと僅かだそうな。
http://www.mizhen.info/next-stage-2
どうぞ、どうぞ、お楽しみに。
ふじわら