夕映を 浴び歩けり 小春凪
長雨に 扉閉めたり 冬の朝
冬の朝 いたずら書きに 窓寄りて
友とらと 菓子をつまみし 初霰
物知りの 父を慕いし 夜半の冬
秋楽し 行楽日和に 胸はずみ
そこここの 落ち葉集めて 神無月
夢見ては ねがえりをうつ 吾が子かな
吾が母と 集い学びし 句会かな
御所人形 月日を語る ほころびに
初節句 一つ増えたり 御所人形
カタログを 見ては値に あきらめる
間食を やめたその日に贈り物
柿一つ 小枝に残せり 秋の風
朝陽さす 光の下(もと)に 雪化粧
長雨に 扉閉めたり 冬の朝
冬の朝 いたずら書きに 窓寄りて
友とらと 菓子をつまみし 初霰
物知りの 父を慕いし 夜半の冬
秋楽し 行楽日和に 胸はずみ
そこここの 落ち葉集めて 神無月
夢見ては ねがえりをうつ 吾が子かな
吾が母と 集い学びし 句会かな
御所人形 月日を語る ほころびに
初節句 一つ増えたり 御所人形
カタログを 見ては値に あきらめる
間食を やめたその日に贈り物
柿一つ 小枝に残せり 秋の風
朝陽さす 光の下(もと)に 雪化粧