みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
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六月大歌舞伎 昼の部

2009年06月20日 | 歌舞伎
 歌舞伎座さよなら公演も来年の4月公演まで・・・来年の今頃はもう現歌舞伎座での公演はないんだよなぁ・・・と思うと少し切なくなってしまいます。カウントダウンの掲示板が劇場入り口にありました。さて、『女殺~』以外の簡単な感想です。

一、『正札附根元草摺』
 朝一番の演目にぴったりの曽我物の舞踊です。松緑さんの五郎、魁春さんの舞鶴。松緑さんは勢いがあってやんちゃな五郎がぴったりだな~と思いました。
 以前見た時も五郎と舞鶴バージョンでしたが、まだ一度も五郎と小林朝比奈とのバージョンでは見たことないので、そちらでも一度見てみたいなと思いました。

二、『双蝶々曲輪日記』 角力場
 幸四郎さんと吉右衛門さんたち兄弟共演。以前見た時は放駒が染五郎さんで親子共演でした。放駒役の吉右衛門さんの相撲取り姿がちょっとかわいいかも・・・と思ってしまいました(笑)吉右衛門さんは鬼平はもちろんですけど、いかにも一本筋の通った武士の役が好きなんですけど、こういうのとか又平みたいな純朴そうな役柄も好きですね。


三、『蝶の道行』
 初見の舞踊です。親と兄が敵対して儚くも殺されてしまった恋仲の二人が番の蝶になって冥土に旅立つ・・という趣向のもの。蝶になっているので、舞台のセットはものすごく大きいお花だらけです。まったく初めて見たのですが、衣裳も綺麗だったし、地獄の責め苦の炎の様子とか面白かったなぁと思いました。

『女殺油地獄』の感想はこちらから。

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2 コメント

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21日に観てきました(^O^)/ (ぴかちゅう)
2009-06-24 23:15:46
「女殺油地獄」は最後にして昼の部を2本アップしました。「蝶の道行」は「油~」の前で気を抜いて睡魔に負けていましたが、筋書を読んだら前半の3本は「双蝶々」つながりの演目だったとわかってずいぶん凝った企画だったんだなぁとちょっと反省(^^ゞ
それにしても角力場の吉右衛門の放駒長吉の稚気あふれる剛の若者にやられました。吉右衛門ならではの魅力をかみしめてました。
さて、仁左衛門一世一代の与兵衛の記事アップも頑張ります!
ぜひ~ (みゆみゆ@管理人)
2009-06-25 00:43:42
★ぴかちゅうさん
つながり・・・全く気がつかず・・・でした(^^;
私は角力場が睡魔・・でした・・
けど、吉右衛門さんの放駒はよかったですよね~。ああいうのも吉右衛門さんの魅力の一つですね。渋いのも好きですが(笑)

「女殺~」のレポも楽しみにしていますね。

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