みゆみゆの徒然日記

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『舟を編む』 三浦しをん

2013年10月25日 | 本・マンガ
 最近、映画化されましたがそちらは未見。辞書編纂という題材も興味深いので、読んでみました。

 まず「舟」を「編む」とは何?????というような題名ですね。言葉という大海原を公開するための船=辞書。そして、編む=編纂するということなのですね。そんな辞書の世界、辞書に取り組む人たちの物語です。三浦さんの著書(小説)は、文楽の太夫が主人公の『仏果を得ず』、林業に従事することになった青年を主人公とした『神去りなあなあ日常』を読みましたが、あるお仕事に熱心に取り組む人を、独特の視点から描いていると思います。辞書は、私たちの生活にお馴染みのものですが、それを編纂している人や仕事のことを小説にする・・・なんて、やはり三浦さんの視点は素敵だな~と思います。その職業に対する取材も相当しているんだろうなと思いますが、その視点のセンスはもちろんのこと、仕事に対する不安や真剣さを描いているのも、三浦さんの作品に共通していることかなと思います。(全部読んでいるわけじゃないけど)

 辞書作りに心血を注ぐ編集者や先生、変わり者だけど言葉に対する感覚は鋭い主人公の“まじめ”君、そんなまじめ君の前に現れたかぐや、チャラいけど自分なりにがんばる西岡、など・・・登場人物も魅力的。そして、何よりも日本語や言葉が、こんなに素敵だとは・・・・。思わず手元にある辞書を手にとって、この言葉は、私の辞書にはどう書いてあるんだろう?なんて気になって引いてしまいました(笑)
 

 私は持っていませんが、最近は電子辞書も便利になりました。あんな小さいのに何冊分もの辞書や百科辞典がひとつに・・・。携帯性はとても優れているので、これはこれでとても良いと思います。電子辞書は持っていなくても、出先でわからない言葉があると、ネットで調べたりしたり・・・いろいろ便利な世の中になりました。けれど・・・やはり、ちゃんと調べたいときは紙の辞書でちゃんと引いて調べたい!!!そう改めて感じました。そして、特に若い学生さん(小学生から・・・大学もそうですが、とくに高校生までは)絶対に電子辞書ではなく、ちゃんと辞書で、国語も英語も言葉の意味調べをして欲しいと思いました。
 私は、学生時代に使っていた教科書の類はほとんど捨てましたが、辞書などは捨てていません。(ほかは、資料集的なものです)国語辞書、漢和辞典、古語辞典、英和辞典、和英辞典、英英辞典など・・・・いまだに使うもの、今は使わないもの・・もありますが、辞書は大事にしていこうと思いました。

 動画で予告を見て、良さそうだったので、映画版のDVDを借りて見てみようかな
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