みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

両国のジャベール・・・・妄想ネタです(笑)

2005年05月13日 | 雑感~ひとりごと
私の本サイト掲示板にて、『レミゼ』の空耳ということで、
某掲示板で伝説的空耳といわれている病院の対決シーンのジャベールの台詞、
「両国でジャベール、俺は生まれた♪」
っていう空耳があるらしいのですが、(本当は「牢獄でジャベール、俺は生まれた」が正しいです)
ジャベールを演じている今さんは両国生まれらしい(笑)
自分で話題を振っておきながら、かなりこのネタにハマっています(^^;
そこで、思い出したのが、以前私のblogでも話題にした明治の日本初の翻訳版の蛇兵太!!
そして、両国には隅田川も流れているしさ、隅田川に飛び込む図が頭から離れません(笑)

江戸のジャベール・・・蛇のように悪者を追いつめる兵太、人呼んで蛇兵(へびへい)
(鬼平のパクリです、池波先生、お許しを・・・・)
でも、蛇兵太は火付盗賊改方ではなく、江戸町奉行の同心すなわち八丁堀の旦那で(笑)
火付盗賊改はどっちかっていうと武力重視みたいなところあるんで、
タイプ的に八丁堀の旦那って感じですね(笑)(こちらをご参照ください)

『蛇兵犯科帳・・・嗚呼無情』
両国生まれで、今は江戸町奉行同心としてお上に奉公している蛇兵。
彼は真面目で職務に忠実、そして神仏への信仰も厚い同心。
そんな彼は、牢番時代に、瓦戎(ばるじゃん)という変わった名前の怪力の囚人に出会う。
瓦戎は大飢饉の折り、飢え死寸前の姪の為に、おにぎり一個を盗み捕縛されてしまったのだ。
たったおにぎり一個の罪だが、彼は脱走を重ねた為、十九年も牢獄で暮らしている。
囚人番号は「二四六五三」、腕には入れ墨も入れられている。
しかし瓦戎はついに逃げてしてしまったのだ。
瓦戎は、寒い中ふらついていたが、親切なお寺の僧侶に招き入れられ、食べ物をもらう。
しかし、彼はお寺の大事な高価な燭台、お輪を盗んでしまう。
その後捕らえられた瓦戎だが、僧侶はそれは彼に与えたと言い、許してくれた。
瓦戎は、その後、改心して善良な町民になろうと決心した。
五年後、市中見回りをしていた蛇兵は、吉原にたどりつき、そこで華子という女郎が客と諍いを
起こしてしまった現場に出くわす。蛇兵は客に噛みついた華子を引っ捕らえようとした。
しかし、牢屋に入れられたら子供が死んでしまうと嘆願する華子に耳を貸さない。
そこへ、今は斑井(まだらい)と名を変え、町人に慕われている人物が騒動を止めに入った。
(市長とか、工場長だとかに代わるアイディアが浮かばなかった・・・)
しかし、蛇兵は斑井が以前牢屋で会った瓦戎ではないかと感じた。
その後、病で死んだ華子を看取り、その一人娘小雪を引き取ろうと旅に出ようとした瓦戎。
しかし、瓦戎の前には彼の正体を知る蛇兵が立ちふさがる。
「待ってくれ、蛇兵!俺がいかねぇと、小雪って子が死んじまうんでぃ・・・。」
「お前みたいな奴、引っ捕らえてくれるわ!」と叫ぶ蛇兵。
「長い年月、追いかけてきた番号二四六五三!!俺は正義だ!お前は屑の二四六五三!!
両国で蛇兵太!俺は生まれた!!
(両国生まれがあんまり絡んでいないわ・笑)
と、十手を振りかざして瓦戎を捕らえようとする蛇兵だが怪力の瓦戎に一発殴られ、気絶。
その十年後、小雪を養女にした瓦戎瓦戎と再び出会ってしまった蛇兵。
「絶対にあやつを捕まえてみせる!」と星と観音様に誓う蛇兵であった・・・・。
その後、一揆に加わる瓦戎を追いつめた蛇兵だが、彼は傷ついた娘の恋人守安を背負っている。
ついに捕まえるチャンスだが、瓦戎に「早くしないと、死んでしまう、見ろ蛇兵!」と嘆願される。
蛇兵は、傷ついた守安を見て、良心が揺さぶられた!!
「早く養生所へ連れて行け!俺は待つぞ二四六五三!」
しかし、彼は迷った・・・。正義とは何か・・・・。
そして、夜、さまよいながら隅田川にたどりつき、ついに飛び込んでしまったのだ・・・。

って、、、かなりの妄想、暴走お許し下さいませ!!
もう戯言と思って、大目に見てください(笑)
どうしても両国のジャベールが頭から離れなかった私でした(笑)