かーちゃんはつらいよ

社会人(就B、生活介護)1年目のそうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)を育てるかーちゃんの雑記。

そうちゃんピアノを弾く

2018年05月10日 21時36分00秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃんは音楽が大好き。
だから、みゆみゆのピアノの先生からの「そうちゃん、レッスンどうですか?」とのお誘いに、まずは体験に行くことにした。
ピアノの生音を近くで聴くだけでも意味があると思ったし、音楽を介して人と関われると世界が広がる気がして。

ピアノの前に座って、「ドレミ」を弾くのは、半年くらい経ってからかな~。
まずは先生や場所に慣れることからだよね。
と思っていたら、



初日からドレミファソラシ、と弾けた!
一本指で、よどみなく。
ミラクル。
シュワーッとすっ飛ばす半年分。
すごい。先生。あとそうちゃんも。

うまくいったのは、偶然じゃない。

先生お手製の鍵盤につける「ドレミ」がわかりやすいこと、
練習プログラムをきちんと書いてくださり見通しが持てること、
デイでよく通った場所でそうちゃんにとって安心できる環境であること、
あといろいろありますが。
何よりも、
そうちゃんが先生を知っていること、
先生がそうちゃんをよく知ってくれていること、が大きい。
私も安心だし。

そうか、
安心は信頼関係からやってくるんだ。
それはそうちゃんも同じなのね。

それに、経験も安心につながる。
そうちゃんはピアノというものを知ってたのか、と改めてわかった。
家でピアノを触らせたり、みゆちちやみゆみゆが弾くピアノを聴いてたから。
全然関心なさそうに見えてたけど、実は経験として密かに積み重ねられてたみたい。

音楽に乗って身体を大きく横に揺らすそうちゃんは、本当に楽しそうでいい。
全身で音を感じる、それだって才能のうちだ。

今後、どんな風にそうちゃんが変わっていくのかわかりませんが、しばらくは週一て続けていこうと思います。

ところで。
日曜日の上映会のこと。
アンケートに「ひとこと感想」用の色画用紙をつけたよ。

ホチキスで閉じる作業、600枚やると手のひらの筋肉がいたくなることがわかった。
これを上映会のあと集めて、また来週以降に福祉センターに展示する予定です。

さあて、どうなることやら。
今日は朝からあちこち電話の嵐。
頭ん中は段取りでいっぱい。
主催者側としてビシバシ緊張してきましたが(笑)、
楽しまなくっちゃ損!ですね。