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夕凪の街 桜の国 [Movie]

2007-08-15 | (review:all)
 映画 「夕凪の街 桜の国」(佐々部 清:監督)
 を観てきました。

 夕凪の街 桜の国

 W主演の麻生久美子さんが好きなので、
 観たいとは思っていたのですが、
 終戦記念日の今日、ようやく観てきました。
 やっぱりせめて1年にこの時期くらい、
 戦争とか平和とかについて
 ちゃんと意識して考えたいと思っていまして。

 昭和33年、被爆から13年経過してなお、
 死んでいった妹に対する負い目から、
 苦しみ続けている皆実(麻生久美子)。

 「自分だけ幸せになっていいんかね」
 「私は生きていてもいいんかね」

 その苦しみは、見ていてほんとに痛々しくて、
 胸が痛くてたまりませんでした。
 打越が「生きとってくれてありがとう」と
 抱きしめてくれたのは、
 どんなに救われただろうとも思いました。
 それなのに、今度は体にしみこんだ放射能によって、
 肉体的に蝕まれていく無念さ。
 「長生きしいね」という言葉が、
 とてもずっしりと残りました。

 その後、平成19年の現代とも交錯していくのですが、
 被爆者やその遺族の方々が、何十年にもわたって、
 肉体的にも精神的にも苦しみ続けていることを
 ものすごく考えさせてくれました。
 被爆者であること自体、それだけで負い目となって
 苦しんだ人たちが多くいたことも、
 あらためて思い知らされて、衝撃を受けました。

 ところどころつっこみどころがなくはないですが、
 (とくに現代!^^;;)
 そんなことはここではまぁどうでもよいというか、
 観てよかったって思いました。

 広島には小学校の修学旅行で1度行ってるんですが、
 もう1度ぜひ訪れてみたいとも思いました。

 それにしても、昭和33年のほうが現代と比べて、
 とても芯があるように見えたのは、
 単なる演出上の錯覚だけなのでしょうか。
 昭和33年、昭和48年くらいまでは、
 街の風景ももちろんとても貧しいのですが、
 生きてる、って感じがすごく伝わってきたんですよね。
 平成2年、平成19年と、現代に近づくにつれ、
 街はきれいだし色とりどりで一見華やかなのだけど、
 なんだか空虚な感触を受けてしまったのは、
 私の気のせいなのかな。うーむ・・・。

 【追記:8/17】
  この後、原作読みました♪(→レビューはこちら


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26 コメント

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こんばんわ ()
2007-08-16 02:17:55
トラックバック有難うございました。ボクも見ていて昭和の時代の映像の方が活気に溢れていてなんか好感が持てたんですよね。生きるということに対して力が漲っていた時代というんでしょうか?町並みも決して綺麗ではない。生活も豊かではない。でも今の時代にはない何かがあった。そんなことが感じとれる映像でしたよね。
こんばんは。 (asitahatennki)
2007-08-16 02:30:53
TBありがとうございました。

私も夕凪の街の方に感情移入してしまって
涙が溢れました。
ホントですね
あの街並み、貧乏のどん底なのに
暗さはなく心和む雰囲気がとても
演出出来ているとおもいました。

麻生さん、感動の演技をしてくれました。

終戦の日にこのような映画を観て
心を引き締めなければいけませんよね。
おはようございます (みっしゅ)
2007-08-16 08:03:16
TBどうもありがとうございました。
夕凪は本当に良かったですが、桜がちょっとですね…。(^_^;)
また遊びに来てください。
こんにちは♪ (ミチ)
2007-08-16 11:58:45
日本人としてせめてこの時期くらいは戦争に思いを馳せたいものですよね。
原作マンガは未読ですが、この映画を見たら原作も読んでみたくなりました。
麻生さん、三日月クンと全く別のテイストの映画で頑張ってました。
さすが女優さん!(笑)
皆実の気持ちが痛いほど伝わってきましたね~。
彼女には妹の分まで長生きして欲しかったのに・・・。
何世代にも渡って遺伝子レベルの不安が続くとはあまりにも酷いです(泣)
TBありがとうございました (kira)
2007-08-16 20:40:42
>昭和33年のほうが現代と比べて、
 とても芯があるように見えた
「夕凪~」の原爆スラムに暮す人々、戦争と、戦争のない平和を取り戻した人々。
いかに生きるかというより、生きのびて、生き抜く人たち・・・私もそんな感じを受けました。

この作品に出会ってほんとに良かった
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-08-16 21:12:47
>豪さん

 こちらこそ、どうもありがとうございます◎

 昭和の時代の映像、活気ありましたよね。
 おっしゃるとおり、
 生きることに対して力がみなぎっている感じが
 すごくしました。
 「生きる」ってことを意識しているっていうか。
 今って何かを失っているのかも、なんて
 ちょっと感じたりしちゃいました。
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-08-16 21:20:41
>asitahatennkiさん

 こちらこそ、どうもありがとうございます◎

 「夕凪の街」、感情移入しちゃいますよね。
 私も何度も涙があふれてきました。
 あの時代の懸命な感じが、よく描かれていましたね。

 麻生さん、すごくよかったですよね。
 彼女あってのこの映画、だったと思いました。

 終戦記念日に、よい映画を観ることができて
 いろいろ考えることができて、
 よかったと思います。
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-08-16 21:34:07
>みっしゅさん

 こちらこそ、どうもありがとうございます◎

 やっぱり「夕凪の街」のほうが、
 断然よかったですよね。
 どうしても「桜の国」は見劣りしちゃったというか。
 「夕凪~」のほうが、映像に力がありましたよね・・・。

 お誘いどうもありがとうございます。
 また伺わせていただきますね☆
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-08-16 21:48:04
>ミチさん

 ほんとはこの時期にかぎらず
 考えるべきことなんでしょうが、
 日頃はやっぱり忘れがちなので、
 せめてこの時期くらいは、と思いますよね。

 原作、私も未読なんですよ。
 どんなテイストなのか、ちょっと興味深いですよね。

 麻生さん、熱演・好演でしたね。
 「デヘヘ」と照れるところなんかは、
 ちょっと三日月クン気味でしたけど(笑)

 皆実の気持ちが伝わってきて、
 ほんとにつらかったですね。
 さらに、彼女の苦しみを受け止めてくれる人が
 現われて、やっと幸せがきたと思ったら、
 今度は病魔に・・・(号泣)

 何世代にもわたっての苦しみ、
 つらすぎますよね。
 これっきりにしないと、ひどすぎます。
 
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-08-16 21:53:10
>kiraさん

 「夕凪の街」、悲しいんだけど
 「生きるんだ」っていう強い意志は
 すごく感じられて、どこか力強かったですよね。
 それだけに、何年、何十年にもわたって
 病魔が侵入してくることが、
 よけいに恐ろしく、つらいわけなのですが・・・。

 よい作品でしたよね。
 私も観てよかったと思いました。

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