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空の中/有川 浩 [Book]

2007-06-26 | (review:all)
 有川 浩:著 『空の中
 
空の中

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 200X年に起こった、2度の航空機事故。
 その原因となった、謎の物体。
 さらに、父を事故で亡くした瞬が
 「フェイク」と出会い――。

 途中までは、しんどいところもあったんですが、
 (航空描写とかは、ちょっと苦手^^;;)
 頑張って読んだ甲斐があった、って
 最後には思えます。
 有川さんファンなら、もう間違いなく^^

 「間違い」を一度起こしてしまったら、
 二度三度塗り固めるうちに、回り回って
 いつか正しい方向へたどり着く。
 ―― そう思って突き進むしかない瞬。

 その新たな「間違い」を瞬に気づかせる
 宮じいと佳江の、瞬を思う気持ち。

 とくに、宮じいの高知弁丸出しの朴訥な言葉。

  「神様じゃないがやき、
   あったことをなかったことにはできん」

  「間違うたことは間違うたと認めるしかないがよね。
   辛うても、ああ、自分は間違ったにゃあと思わんと
   しょうがないがよね」

  「(謝っても許されんようなことをしても)
   それでも謝るしかないわえ」

  「許してもらえんようなことをしたがやと、
   やっぱりそれも思い知って覚えちょくしかないがよね」

 これらが真理として、じんわり優しく、
 また厳しく、響いてくるのです。

 幼なじみの瞬と佳江の関係も、
 航空自衛隊員の高巳と光稀の関係も、
 有川さんらしい、お約束的なじれったさで、
 ほほえましくて、いいですよ(笑) 


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15 コメント

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こんにちは (すずな)
2007-06-26 09:31:53
宮じいの言葉はとても心に響きました。
miyukichiさんの記事を読みながら、改めてうるうるしてしまいました(T_T)
高巳と光稀のその後が短編で「クジラの彼」に収められていますよー。
かなりのベタ甘ですが(笑)
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-06-26 21:37:48
>すずなさん

 宮じいの存在感、すごく感じましたよね。
 ええ、私もうるうるでした。

 高巳と光稀、続編があるんですね。
 やっぱりベタ甘ですか(笑)
 「クジラの彼」、実は今手元にあります^^
 別の他の本を読み終わったら、読む予定。
 ますます楽しみになりました♪

 すずなさんのところにも、
 後ほどおうかがいしますねー。
こんばんは (すずな)
2007-06-26 22:07:33
コメント&TBありがとうございました。
すみませんっ!!
TBはスパム対策の為に承認制なんです。お手数をお掛けしちゃって本当に申し訳ないです。
どちらも、ちゃんと届いています。

「クジラの彼」ちゃんと手元にあるんですねー!
感想、楽しみにお待ちしています。
こんばんはー♪ (miyukichi)
2007-06-26 22:51:24
>すずなさん

 こちらこそ、どうもありがとうございます◎

 TB、無事届いてたんですね。
 よかったー^^
 反映されないので、何度か送ってしまいました^^;;
 どうもすみませんー。

 「クジラの彼」、ほんと楽しみです♪
 読み終わったら、そちらにもおじゃましますねー^^
こんばんは♪ (水無月・R)
2007-06-26 23:46:46
ERIさん、こんばんは~(^^)。
TB&コメント、ありがとうございます。
こちらからもお返しさせていただきますね。

いや~、とにかく、イイでしょ?『空の中』
・・・って、私は著者じゃないんですけどネ。
水無月・R、有川浩ムーヴメントを求めて、地味~に活動中でございます。VIVA土佐弁!!

『クジラの彼』楽しんでくださいね♪
ギャ~!すみません!! (水無月・R)
2007-06-27 00:08:51
みゆきちさん、ごめんなさい!!
上のコメントで、お名前、間違えてます・・・。
なんて失礼な・・・。すみません、ウッカリ者で。
・・・もうちょっと、落ち着けよ、水無月・R。
こんばんわ (ゆき)
2007-06-27 00:51:58
登場人物は魅力的でしたね。
言葉のひとつひとつも素敵な物がありました。
それだけに、途中、だらけてしまったのが
私的に残念でありませんでした。
「クジラの彼」手元にあるんですね。
高巳と光稀、この2人のその語の話を読んで
私は泣いちゃいましたよ。
お勧めの物語です。
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-06-28 01:04:42
>水無月・Rさん

 いえいえ、わざわざ再コメントどうもありがとうございます。
 
 水無月・Rさんのアツさが、すごく伝わってきます^^
 ええ、よかったです~。
 
 『クジラの彼』もこれから楽しみますね♪
こんばんは♪ (miyukichi)
2007-06-28 01:09:07
>ゆきさん

 ご訪問、どうもありがとうございます◎

 ええ、登場人物も魅力的だったし、
 印象に残る素敵な言葉もありましたね。

 途中というか、私は実は導入がしんどかったです^^;;
 入り込んでしまうと、
 ちっとも苦ではなくなるんですけどね^^

 『クジラの彼』、ゆきさんオススメなのですね。
 これはもう期待がどんどん大きくなってます^^
 わくわく♪
Unknown (藍色)
2007-06-28 02:10:57
こんばんは。
宮じいの言葉。厳しく優しく響きましたね。
高巳と光稀の続編、やっぱりベタ甘です(笑)。

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