ドレスをオーダーメイドする・２

朝、上海を出発して高速バスで蘇州へ。

いつも上海に来た帰りは買い物袋でとんでもない荷物になるのだが（ほとんど食料品）、今回は蘇州に行くことを考えて買い物はかなりガマンした。
それでも日本語のフリーペーパーとか喜んでもらいまくってしまったので、肩にくいこむカバンをしょって蘇州まで。

知らない間に鉄道の上海駅の北側に新しい長距離バスターミナルができていて、鉄道駅と間違いそうになる大きさに圧倒される。
切符もどこで買っていいのかわからず、右往左往。
切符を買うときに「蘇州まで」と言ってしまったら、蘇州南バスターミナルに着いてしまった。
杭州から来るときはいつも北バスターミナルに着くので、着いてから大慌て。
南バスターミナルはかなり郊外だし、市バスの路線もあまりない。目指す虎丘までタクシーで行ったら相当かかってしまった。
上海で切符を買うときに、「蘇州北」と言えばよかったらしい。
杭州へ帰る切符も危うく杭州東バスターミナル行きにされそうだったので、窓口で北バスターミナル行きに変更してもらった。

さて、ドレスの出来はどうだろう？と期待半分、不安半分で一ヶ月前にオーダーしたお店へ直行。
昨日電話しておいたら、オーナーが待っていてくれた。
店員さんに一人で取りに来たと言ったら、ちょっとびっくりされた。
（やっぱり普通は相方や両親と一緒に来るらしい）

出来上がったドレスは100％思っていた通りではなかったけど、かなり写真のイメージに近づけようとしてくれたらしい。
縫製もしっかりしてて丁寧だったし、さすがオーダーしただけあって着てみたらサイズがピッタリ！

こっちの人は小柄でスリムな人が多いので（＞いいわけ）、一ヶ月前この店で、店にあるドレスを試着した時は、

後ろのチャックが背中の真ん中で止まってしまって、洗濯バサミで留めてもらったりしてて、超恥ずかしかったのだ

日本でもそうだが、最近はこちらでもベアトップとかいう形の、ストラップも袖もついてなくて肩から胸元を見せるタイプのドレスが流行っているようで、私の注文したようなドレスはちょっと珍しかったらしい。
店に来ていたもう一人のお客さん（ドレス試着中）にも、じーーーーっと見られてしまった。

ベールと手袋はオーナーに選んでもらったのがうまく合ったので、そのままお買い上げ。
一応下にパニエをつけてみたが、「Ａラインだしはずしてもいいんじゃないかな？」と言ってはずしてみると、オーナーにも「うん、この方がいいんじゃない？」と言われたので、用意してもらったパニエは却下。

気になるお値段はドレス、ベール、手袋で日本円にして約23000円。
輸出仕様で、一部手刺繍の部分があるので、これでもこのお店では高い部類に入ると言われたけど、日本の値段を知っている人には信じられないほど安い値段だと思う。
結局ほとんど値切れなかったけど、ちゃんとした仕上がりだったので、満足、満足
ドレス、手袋、ベールはそれぞれ別にして新しいビニール袋で包んでもらったまでは良かったんだけど、上から業務用ゴミ袋に突っ込まれてしまった（やはり中国だった）

ピンクの業務用ゴミ袋をかついで（爆）杭州まで帰ったら夜だった。

これからこっちで結婚を考えている方には、蘇州のオーダーメイド、おススメです！