「中国のハワイ」と言われる海南島にやってきた。
(実際、ハワイとほとんど同じ緯度に位置しているそうである)
確かに街のあちこちに椰子の木があって、青い空と照りつける太陽の日差しに、もう南国情緒満点
真冬の杭州から来ると、ここは確かに別世界だ。
「冬でも泳げる」と聞いていたのでもっと暑いかと思ったが、気温は15度~30度弱。
昼は半袖でもOKだが、朝晩は長袖の上着がないとちょっと肌寒い。
今日はまず鹿回頭公園へ行き、丘に上って三亜市内を一望。
遠目にも綺麗なビーチと、エメラルドグリーンの海が見える。
今回の旅行で私が一番楽しみにしていたのが海水浴だったので、すぐにでも行ってみたかったが、今日は移動日なので明日の午後三亜に戻ってくるまで、海水浴はお預け….
日本人にこの「海南島」という島がどの程度なじみがあるのか知らないが、
私はこの旅行を決めるまで、海南島のことをほとんど知らなかった。
海南島は中国最大の島で(中国政府の公称では台湾に次いで2番目)、面積は日本の九州より少し小さいくらい。
今回私達が行ったのは南端のリゾート地、三亜だが、最大の町(海南省の省会)は北部の海口。
昔は台湾と同じく流刑の島だったそうで、その昔日本への渡航に失敗した鑑真もこの島に漂着、滞在したことがある。
実はこの島は、日中戦争中の1939年から終戦まで、日本の統治下に置かれていた。
海口には一時期、約2万人の日本人が滞在していたそうで、年配の人の中には日本語を話せる人もいるらしい。
当時日本軍が建設したという鉄道の跡も残っていて、ガイドの話ではつい数年前まで使われていたそうである。
鉄道はこの島の鉱山から鉱石を運ぶために建設されたものらしいが、その採掘にあたったのは強制連行された朝鮮半島の人々だった。三亜には大きな慰霊碑が残されていた。
そんな歴史に思いをはせながら(?)、ツアーは次のダイビング体験へ。
これはオプションなのだが、聞けば費用がバカ高くて、一人300元から最高1000元を超えている。
見ればボディスーツはボロボロだし、なんせ中国なので安全面も気になるし…、で、どうも乗り気になれなかったのだが、
ガイドに聞くと、ダイビングしない場合は3時間もここで待てというのだ。
見ると中国人観光客が嵐のように押し寄せ、先を争ってダイビング体験を申し込んでいる…
看板には「中国で唯一、ここでしか体験できない潜水体験!」と大きな文字が…
「なんてったって、中国で唯一だし…」という意見に負けて、結局ツアー参加者全員が大枚はたいて参加することに。
しかし参加してみると、トレーナーからひたすら水中写真を勧められ(これも一枚200元!)断ったらすぐに終了させられてしまった…
潜水時間、わずか15分ナリ
昼食後バスで海南島中部の町、興隆へ向かう。
国道沿いに見える田舎の風景も、椰子の木がこれでもか!というほど生い茂り、色とりどりの花が咲き乱れていて、ここが亜熱帯であることを実感。
興隆では特産のコーヒーを栽培しているコーヒー園を見学したあと、併設のショップへ。
試飲コーナーで飲んでみたら、甘いけどココナツの味がして美味しかったので、迷わず購入(しかしここもぼったくりだったことが、後に判明)。
夜はまたまたオプションのはずなのだが、演芸場みたいなところへ連れて行かれ、
何故かタイ&中国のニューハーフショー(超美しくない…)を見せられる。
これまた入場料が一人100元、とバカ高いのだが、
見に行かないと暗い駐車場で2時間半も待て、と言うのだ…
吐き気に耐えながらかなりキモイ&ヤル気のないショーを見終わった後、皆で食事に行くことに。
ガイドに連れていかれて食べた昼食&夕食が予想通り恐ろしくマズくて、私だけじゃなく皆ほとんど食べられなかったのである。
しかしガイドに「どこか地元のレストランに行きたい」と言って、案内された先もまた、超ぼったくりレストランだったのである…
(魚一匹が1000元だと!?ふざけんじゃね~~!!)
景色は確かに「中国のハワイ」かも知れないが、
やはりここはハワイじゃなくて、中国だったと海南島2日目にして、早くもさとってしまったのだった…
(実際、ハワイとほとんど同じ緯度に位置しているそうである)
確かに街のあちこちに椰子の木があって、青い空と照りつける太陽の日差しに、もう南国情緒満点
真冬の杭州から来ると、ここは確かに別世界だ。
「冬でも泳げる」と聞いていたのでもっと暑いかと思ったが、気温は15度~30度弱。
昼は半袖でもOKだが、朝晩は長袖の上着がないとちょっと肌寒い。
今日はまず鹿回頭公園へ行き、丘に上って三亜市内を一望。
遠目にも綺麗なビーチと、エメラルドグリーンの海が見える。
今回の旅行で私が一番楽しみにしていたのが海水浴だったので、すぐにでも行ってみたかったが、今日は移動日なので明日の午後三亜に戻ってくるまで、海水浴はお預け….
日本人にこの「海南島」という島がどの程度なじみがあるのか知らないが、
私はこの旅行を決めるまで、海南島のことをほとんど知らなかった。
海南島は中国最大の島で(中国政府の公称では台湾に次いで2番目)、面積は日本の九州より少し小さいくらい。
今回私達が行ったのは南端のリゾート地、三亜だが、最大の町(海南省の省会)は北部の海口。
昔は台湾と同じく流刑の島だったそうで、その昔日本への渡航に失敗した鑑真もこの島に漂着、滞在したことがある。
実はこの島は、日中戦争中の1939年から終戦まで、日本の統治下に置かれていた。
海口には一時期、約2万人の日本人が滞在していたそうで、年配の人の中には日本語を話せる人もいるらしい。
当時日本軍が建設したという鉄道の跡も残っていて、ガイドの話ではつい数年前まで使われていたそうである。
鉄道はこの島の鉱山から鉱石を運ぶために建設されたものらしいが、その採掘にあたったのは強制連行された朝鮮半島の人々だった。三亜には大きな慰霊碑が残されていた。
そんな歴史に思いをはせながら(?)、ツアーは次のダイビング体験へ。
これはオプションなのだが、聞けば費用がバカ高くて、一人300元から最高1000元を超えている。
見ればボディスーツはボロボロだし、なんせ中国なので安全面も気になるし…、で、どうも乗り気になれなかったのだが、
ガイドに聞くと、ダイビングしない場合は3時間もここで待てというのだ。
見ると中国人観光客が嵐のように押し寄せ、先を争ってダイビング体験を申し込んでいる…
看板には「中国で唯一、ここでしか体験できない潜水体験!」と大きな文字が…
「なんてったって、中国で唯一だし…」という意見に負けて、結局ツアー参加者全員が大枚はたいて参加することに。
しかし参加してみると、トレーナーからひたすら水中写真を勧められ(これも一枚200元!)断ったらすぐに終了させられてしまった…
潜水時間、わずか15分ナリ
昼食後バスで海南島中部の町、興隆へ向かう。
国道沿いに見える田舎の風景も、椰子の木がこれでもか!というほど生い茂り、色とりどりの花が咲き乱れていて、ここが亜熱帯であることを実感。
興隆では特産のコーヒーを栽培しているコーヒー園を見学したあと、併設のショップへ。
試飲コーナーで飲んでみたら、甘いけどココナツの味がして美味しかったので、迷わず購入(しかしここもぼったくりだったことが、後に判明)。
夜はまたまたオプションのはずなのだが、演芸場みたいなところへ連れて行かれ、
何故かタイ&中国のニューハーフショー(超美しくない…)を見せられる。
これまた入場料が一人100元、とバカ高いのだが、
見に行かないと暗い駐車場で2時間半も待て、と言うのだ…
吐き気に耐えながらかなりキモイ&ヤル気のないショーを見終わった後、皆で食事に行くことに。
ガイドに連れていかれて食べた昼食&夕食が予想通り恐ろしくマズくて、私だけじゃなく皆ほとんど食べられなかったのである。
しかしガイドに「どこか地元のレストランに行きたい」と言って、案内された先もまた、超ぼったくりレストランだったのである…
(魚一匹が1000元だと!?ふざけんじゃね~~!!)
景色は確かに「中国のハワイ」かも知れないが、
やはりここはハワイじゃなくて、中国だったと海南島2日目にして、早くもさとってしまったのだった…
予想通りの展開というか・・・
なんで、中国のパッケージツアーは、あんなにいただけなんでしょうね・・・・・・便利で、安くなるかもしれませんけど、
ごはんのまずさはほんまピカイチです。
(どうやったらあんなまずいものを作れるのか聞きたいぐらいです。ビールさえまずい!)
西安の1日ツアーもそうだったし、浙大の桂林旅行もえらいひどい食事でした(T_T)
中国国内旅行は、たとえ飛行機代が高くなろうとも自分で行くに限りますね・・・
コメントありがとうございます。
ウケを狙って書いてるつもりはない…ハズなんですが、関西人なもんで(汗)笑える部分があればやっぱり嬉しいです
私が行ったのとほぼ同時期に、浙大の留学生旅行も海南に来てたみたいです。ちなみにトミーズも…。
トミーズの件は、旅行から帰ってから知りました。
まあ、中国でなくてもお寺や教会、モスクでやっちゃイカンことって世界共通だと思うんですが…
>DaDaoさま
あまりにもマズイご飯に、ある意味感動を覚えましたホントどうやったらあんなマズイご飯が作れるのか、教えてもらいたいくらいです(爆)
こっそり聞き出したところによると、私達のツアーは一食8元で見積もっていたようで、8元×10食だとナント4日間で80元しかかかっていないことになります
そう考えたらパッケージツアーって全然安くないですよね。ぼったくりもいいとこじゃ!!
…しかし、仮に一食8元として、大学の学生食堂で食べてもあそこまでマズイご飯はできないと思うんですが
海南はいい所だと思うんですが、二度とパッケージツアーには参加したくないです…