上記の小学校ぜん息被患率推移(平成5~令和4年度)のグラフを
判読できるでしょうか。
桂台、本郷、公田は3つのごみ焼却場に囲まれていて、ぜん息の子どもが多発していた小学校です。
次に横浜市約350校中のワースト1だった南舞岡小。(戸塚区の高台の住宅街にあり、はるか南の今泉クリーンセンターの直撃を受けていたと推察されます。)
今泉クリーンセンターのそばの今泉小学校の折れ線グラフと続きます。
グラフ左側が平成5年➔右端が令和4年度のぜん息被患率です。
どの学校も右に行くに従い数値が下がっていることがお判りでしょうか。
クリーンセンタ停止前の数年間の数値がどの学校も高いのは停止前に大量のゴミを焼却?
鎌倉市は令和4年までのデータを公開しましたが、横浜市は平成28年で調査を終了しておりデータが非開示でした。
これまでにわかったこと。
①ぜん息の原因をウイルスやペットアレルギー、車の排気ガス説に対する疑問。最も排気ガスの影響が考えられる国道4号線沿線の本郷小の減少が著しいのです。
②鎌倉市は現在の名越工場を今年度までで停止、令和6年からは逗子市の焼却所で葉山町のゴミと一緒に処理の予定です。合計2万トン。余った分を民間で。焼却残差はすでに民間工場で全量溶融固化。
つまり山崎上水センターで焼却していた折の玉縄小学校などはぜん息の子どもは減っている予想です。
本郷や桂台、公田や南舞岡そして今泉小学校のかなた南に位置する老朽化した逗子工場の影響を今後は注視する必要がありそうです。
鎌倉市のごみ処理計画は生ごみや容器包装プラ、紙おむつなども資源化の計画ですから総合的には環境は改善されるとの予測を私はしております。