先日、高倉健さんがご逝去されました。
『自分、不器用ですから。』
遥か昔に、そんなセリフのCMがテレビに流れていました。
寡黙で礼儀正しくて、とにかくカッコ良い、そんなイメージしかありません。
東映仁侠映画を、リアルタイムで観た年代ではありませんが、
10代の頃、『八甲田山』 『幸せの黄色いハンカチ』 には胸を熱くしました。
今でも、何度も見返したくなる映画です。
昭和の男は皆、健さんに憧れ、女性は恋焦がれました。
未だに、男のカッコ良さの究極は、健さんだと思っています。
亡くなったことは俄かには信じ難いですが、スクリーンの中の凛々しい姿は永遠です。
数々の感動を頂いたことに感謝しかありません。
今夜は、何度も泣かされた『鉄道員』を、哀悼の気持ちを胸に観たいと思います。
謹んでご冥福をお祈りいたします。