10月 ひとりごと

こんにちは、新型コロナの影響をうけた地元の保育園、小学校の運動会でしたが今年も無事終わり、晴れ渡った高い空や夜長の冷たい空気に、秋の深まりを感じています。さて、７月１日に全国の小売店でプラスチック製レジ袋の有料化が義務付けられ、約３か月が過ぎました。“マイバックの持参”が習慣になっている人も多いことでしょう。実は今回の義務化より前の2002年１０月５日、プラスチックゴミを減らすため「レジ袋ゼロデー」が制定されました。当時はエコを意識して生活する人は少数派だったのか、レジ袋の便利さに頼る人が多数派のままでした。日本では年間450億枚のレジ袋を使っているとされ、一人当たりでは約375枚、つまり１日に１枚は使っている計算になります。しかし、今年の有料化実施から１か月後のアンケートでは、大手コンビニ３社で７０％以上のお客さんがレジ袋を辞退しているという結果が出ました。「有料となるとお金がもったいない」という考え方も最もですが、必須アイテムとなったエコバッグが多種多様になったというのも一役かっていそうです。気に入ったデザインや機能性の違う物を見つけるたび、ついつい買ってしまうという人も多いのではないでしょうか。スーパーや雑貨屋には安くて機能性の高いマイバックがたくさん並んでいます。また、使い分けも重要で、少量の買い物なら小さくたためる軽量の物、冷凍食品や飲料をたくさん運ぶなら保冷機能付きのかご型の物を選ぶのが便利なようです。近頃は使う頻度が高くなったため、洗える素材であることも重要になりました。いろんな種類の食料を入れたり水気が出る物もあるので、手軽に洗える素材のマイバックは衛生的でいいですね。車で買い物をするときは“マイ買い物かご”を持参する人も増えています。会計時にマイ買い物かごに買った商品を入れてもらえば、詰め替える手間が省け、時短にもなります。さらに、マイバックよりも物を安定して入れられるため、卵や弁当といった傾きが気になる食品にもおすすめです。バッグやかごの長所を活かしながら、好きなデザインを選んで、楽しく使っていきましょう。それが自然とエコにつながっていくといいですね。　　　


標高1830ｍ女神湖や北アルプスが一望できる白樺高原。爽やかな風と景色にご機嫌なかみさん。9/22(火)