つれづれ気まぐれ由来記

大学生活のどうでもいい事や日々の制作活動を記録した自己満足ブログ。
自己満足なので更新は気まぐれです。

教師なりゆき物語

2013-07-22 17:24:16 | つれづれ日記
今週から夏休み。
先週は留学生との交流授業も終え一息つく暇もなく9月にある体育祭の準備もしなければならなかった。
また、私が勤めている学校が教員採用試験の試験会場なので、週末金曜日の私はその準備にも追われていた。

机の中の私物が全部持ち帰っているか、教室内の張り紙はないか、机が教育長庁の指定された配列になっているかなどを最終チェックする。
クラスによってそれが守られていないことが多くて私と兄貴分の担当教諭は苦労した。
兄貴分の教諭は体育系だったので部活生を呼んで手伝ってもらった。
だいぶ助かった。

私も別の会場で採用試験を受験する。
そして昨日は教員採用試験。
やっと一息つける感じだ。

4か月仕事しただけなのに非常勤講師を1年分やった感じだ。


私の勤務は先週の金曜日までの任期なので、いまは無職のオッサンになっている。

気がかりなのは私のやり残した仕事。
私は体育祭の運営委員会のメンバーの一人としてポスターの担当をしている。
生徒たからポスターの募集をして選んでもらう。
そして、ポスターが決まったら業者に発注。

私の任期まで発注が間に合わなかったのでもう一人の担当の先生に丸投げになった状態で仕事を終えた。
夏休みに学校に行って発注の手続きとかをやりたいが、その行為が勤務になるので出来ないらしい。
しかたない。


で、9月から私はどうなるのでしょうか。
来るべきはずの本務(本採用)の先生はやってこない。
そこで教頭先生に聞いてみた。
すると、9月からまたお願いしますと返事が返ってきた。

よかった。

7月に仕事を辞めることを知っている生徒らはまた9月からもずっと辞めずに来てほしいと言っていたので、9月からまた同じ学校で勤務できると聞いて喜んでいた。
喜んでくれる生徒がいるのは教師冥利に尽きます。


7月までの勤務だからと気軽に構えていたが、9月からは来年の学期末までの勤務になりそうなのでがんばって仕事しようと思う。



机の上のいらないプリントをか片付ける。






今期の大仕事

2013-07-15 13:46:19 | つれづれ日記
7月に入り今週で学校の授業も終わる。
もうすぐ夏休みだ。
私は契約で今週で教師の仕事を終える。


先週、私の授業で留学生を交えた交流授業をやった。


話は・・
1ヶ月前に私のところに進路指導部の職員やってきてある企画を持ち込んできた。
キャリア教育の一環として、台湾の留学生とうちの生徒と一緒に交流授業をやらないかと。

私が勤めている学校では英語のほかに、選択授業で第2外国語としてフランス語、スペイン語などがあり中国語もある。
それらを母国語としている留学生らと交流授業をやっているらしい。

それで中国語の授業でもやる予定であるが、今回は美術の授業で留学生を交えて何かできないかという提案。
中国語でコミュニケーションができて台湾に旅行にいったりする私にはピッタリな企画でなないかと担当の職員は言う。
この職員も数年台湾に住んだこともあり中国語も話すし、お互い台湾つながりだったのでやってみようかということで話はやる方向に。



それから1か月間、どんな感じで授業をするのかを話し合った。
美術の授業を使って交流会をやるので美術を絡めた内容がいいということで、何か制作ができればいいという案になった。
中華圏の美術工芸はあまりよく知らないので、何をしていいのかアイデアが浮かばなかった。
しかし、ふと「切り絵」のことを思い出した。
中国には剪紙(せんし」という伝統工芸があった。

中華料理屋などで赤い紙に「福」と言う字が逆さになって壁に貼られているやつ。
これなら作業しながら留学生と話をすることができる。


と言うことで前半の1時間は台湾の街並みなどを写真で見せて、授業の都合で遅れてくる留学生たちと質問タイムにする。
2時間目はグループに分かれて切り絵をする。


・・それで先週の当日
私と職員は前日まで入念に話し合ったが、いざ本番になるとバタバタとして焦ることが多かった。
それなりに無事に終えることができた。


授業が終わった後、留学生らに感想を聞いた。
感想としては、楽しかったが今一つ盛り上がりに欠ける授業だったらしい。

留学生らが帰った後、私と職員の2人で反省会。
普通クラスでやったのは初めてらしい。
今回は留学生らの授業の関係でやるはずだった外国語コースのクラスではなく、普通のクラスだったので盛り上がりに欠ける授業の原因の一つだったのではないかと。
確かに生徒らの感触としては、それほど外国や海外の文化に興味がなさそうな感じで無理やり我々が連れてきた感じもした。
また、外国人慣れしていない16歳の少年少女らでは会話をするほど余裕がなかったのかもしれない。


今度は外国語コースのクラスでやってみたいなと、担当職員と話した。



グループに分かれて切り絵の制作。
作業をしながら留学生らと会話をする生徒。
留学生は日本語を勉強しに来ているので日本語は大丈夫。


じゅぎょうでやった切り絵。
私が授業用にデザインした。
喜を省略したデザインで、中華圏では縁起のいい切り絵。(ネット参照)


台湾人留学生からもらったマグネットとピンバッジ。