札幌市立宮の丘中学校 おやじの会

新生おやじの会ブログ、9年目の記録です

今後の行事予定

3月15日 卒業式

ニュートリノの話し

2011年10月09日 20時43分57秒 | Open Space

晴天に恵まれている3連休ですが、宮中周辺でも「クマ出没!」の報道があり、紅葉を楽しむ散策は危険な状況です。

来週は宮中グランドで「親子ソフトボール交流会」もありますが、安全を確認しながら楽しみましょう。

今日のお題ですが、数週間前に「ニュートリノという素粒子を飛ばしてスピードを計測したら、光より早かった!」との報道がありました。 SF大好きなMatu会員としては、興味津々の話題でした。

新聞記事によると、アインシュタインの相対性理論では、世の中に光の速さ以上の物質は存在しないので、光より早い物質があるとすれば、現在の物理・化学の基礎がひっくり返ってしまうそうです。 (難しい事は分からないので、これ以上コメントしません)

SFでよく使われる「うらしま効果」と言うのがあります。 光速に近づくほど時間の経過が遅くなると言う理論です。

例えば、地球を出発したロケットが光速に近いスピードで1年後に帰ってくると、地球では何年も経っていたと言う話で、浦島太郎が竜宮城に行った話しに似ていることでつけられた名前です。

地球から見ていると、ロケットが光速に近づく程ロケット内の時間の経過が遅くなり、光速では理論上、時間が進みません。 「サルの惑星」という映画、知ってますか?

もしロケットが光速を越えたらどうなるか?・・地球からみてロケット内の時間は逆戻りし、ロケットが地球に戻った時に自分が産まれていなかったと言うことも生じてしまいます。 タイムマシンだね。

現在、ニュートリノの実験を検証しているとのことですが、今後の報道が楽しみです。

さて、将来、光速で飛ぶロケットが発明されたとしたらの話です。 ロケットの中のA子さんがお化粧をするのに進行方向の横にある鏡で自分を見ようとしても、自分の顔を見ることが出来ないのですよ。

理屈は簡単です。三角定規を思い浮かべて下さい。 A子さんは光の速さで進行方向(1辺)を進んでいます。 A子さんの姿は「A子さん⇒鏡⇒A子さん」と2辺を通らなくては自分の所に戻ってきません。 つまりどちらも高速なので、距離が長い2辺を通った鏡に映った自分の姿は見られないと言うことです。 もし鏡に姿が映っていたとしたら、未来の年老いた自分の姿かもしれませんよ・・・

最期に宮中の皆さん、将来エライ学者さんになって、タイムマシンを作って下さい。 そしたらノーベル賞をもらえると思いますので、その時に「バカみたいな事を話題にするおやじ達がいて、それで興味を持ちました!」なんて言ってもらえるとうれしいな~

Matu会員。。