悲しいこと

兄が亡くなりました。
旭川の病院に入院していたのを見舞ったのはちょうど一年前のこと。
それから何度か入退院を繰り返していたようだけど…。

そんなに悪くなってたって知らんかったもの。



木曜は増毛山道の別苅入口の看板付け。



国道から少し入った所だったので小型の重機でも作業は可能だったとは思いますが…。
なぜか手作業なんだもの。
体力が失われて行きます。



一緒に作業していた人の肩に止まったハチ。
よく見たらスズメバチだもの。
すぐに払いましたが、気温も低め。
ブンブンと飛ぶ元気も無さそうでした。



この日は午後から石狩で会議。
インバウンドの集客を図るための企画会議です。



片道2時間弱。
石狩、北竜、留萌、増毛と広域で進められる事業は、なかなか思うように物事が決まりません。
ま、これが生みの苦しみってヤツでしょうか。



この前の日は兄を見舞いに行きました。
平日でしたけどね。
ちょっと休みをもらいまして。

意識がハッキリしていないと聞かされたし。
確かに会っても会話が出来るような状態でも無く。
最後が近いと思わずにはいられませんでした。

石狩の会議から戻った時。
職場に着いたその瞬間だもの。
「危ないんじゃないか。」って電話を受けたの。



その晩は2度、旭川に走りました。
1度は久々に見舞った時と同じ。
息苦しそうだけど悪いなりに落ち着いているのかなって。

今から思えばそのままいれば良かったのに…。
持ち直して頑張っているんだなと勝手に思い込んでしまいました。
すまんね。

次に鳴った電話は…。
もう間に合いませんでした。

滅多に会わないし、会話らしいこともほとんど無かった兄弟だけど。
もう少し何かすることはあったよね。

いつもどこに行ったのかわからない。
4つも離れていれば追い掛けられないし。
子どもの頃はいつもそんな記憶。

ちょっと遠い感じがしていたけどさ。
こんなにも遠くに行くなんて。

一人にしないでくれよなぁ。