ひとり歩きのハイカラ味来人

北海道は日本海側の田舎マチ<増毛>
人生の折り返しポイントを大きく過ぎてしまった太っちょ男が綴る食べ歩き日記。

汽車だ

2011-10-30 17:00:00 | 動くもの
ワタクシどもが住んでいる場所も道北なんですけどね。
この前の道の駅巡りは、そのさらに北の方。
距離も長かったけど気温も低かったです。

猿払からの帰り道、ナビをセットしたときに最短を選択して…。
それがトラブルの元になっちゃった。
浜頓別の入り口からだいぶ手前で豊富の表示があったので右折したんです。
「浅茅野」ってとこ。
角に郵便局があったなぁ。

ちょっと走ってすぐセンターラインが無くなって…。
それでも舗装道路でしたからね。
田舎道だもんなぁ、なんて思いながら。
まわりは真っ暗だし。
かなり心細いんですけど…。

そしたらね。
その後、砂利道に変化しましたよ。

これ、林道?
ときおり待避所ありの看板。
まあ、ここら辺一帯がそんなに山道になるほどの高さじゃ無いのと草刈り作業もそこそこ行き届いているようなので、走ることは走れるのですが…。

でもねぇ…。
そのうち道路上に大きな水溜まりが登場。
長さにして15メートルくらいかなぁ。
ジャバジャバー。

とりあえず走り抜けましたけどね。
手前の看板には「冠水時通行止め」って書いてたな。
これって冠水時…、だよね。

そんな道を進んでいったんですよ。
ワタクシども道の駅巡りの2人。
近道って表示を信じて。

だけど次の冠水で諦めました。
だって30メートル以上あるんじゃないの?
ってくらいのものだから。

結構無茶する方だけど、これにはビビりましたね。
もうそこからバックです。
そして少し広めのところで方向転換して…。
もちろん周りは真っ暗。

帰って遠回りになっちゃったわ。

後で地図を確認したら沼地だらけの場所でした。
冠水って、その沼の水が溢れてるってことなんだかい。
そんなところを通り抜けようと思っていたんだから、初めて通る道で、しかも夜に。

無謀だったわ。

仕切り直した道路は、比較的快適な舗装道。
狭めでしたけどね。
贅沢は言えません。
クッチャロ湖の小沼の方の横を通るルートです。
途中から道道84号線に合流して。

安心しましたよぉ。
これで家まで帰れるって思ったもの。

しかぁーし。
世の中そんなに甘くないんだな。
この道道。
エゾシカだらけです。

そこら中。
おかげで安全運転の練習になりました。
道路上に立っていたり、道端から出ようとしていたり。
右にいるなと思ってたら左にもいたり…。

もうウジャウジャです。

普段走っている増毛の道がいかに安全かって思いましたね。



そんな苦労をして辿り着いたところは幌延。
道の駅巡りなんだけど、ここには道の駅が無いので、ホンモノのJR駅に立ち寄ります。
もうストーブが焚かれていました。
ありがたい、暖かかったです。
さっきまでの心細さを忘れさせてくれましたわ。

しかも列車が到着するという絶好のタイミング。
これは苦労したことへのご褒美ですかね。
クククッ。
泣けてきちゃいます。



なんて…。
嬉しくて勝手に待合いの窓を開けて列車の写真を撮りまくっちゃいました。
ああ、スッキリした。



幌延では他にもいいことがありました。
猿払からの帰り道、給油するのを忘れていたんだけど、ホクレンの給油所が開いてたもの。
しかもセルフの。

ありがたかったなぁ。
単価は割高でしたけどね。
まあ、地域的なこともあるからとりあえず3千円分で。



もう家まで何の心配もありません。
後は…、コンビニで何か食べるものを買いますわ。

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