600メートルの下り。
案内板情報では20分で波打ち際まで行けそうです。
どんな年代を基準にしているのか…。
多少の不安を抱えながら緩い下り坂をスタスタ、スタスタ。
東屋が現れます。
休むにはまだ早いですね。
ま、ここは帰りにありがたいと思える場所ってことで。
いよいよ急な崖地に差し掛かりました。
ここからはずっと階段です。
フゥ、フゥ、フゥ…、上って来る人の息遣いが聞こえて来ます。
こりゃ大変。
階段を使う利用者の気持ち。
そして、ここを維持する方々の気持ち。
規模は違いますが、このような観光施設を管理していたワタクシ。
結構前のことになりますけどね。
心配無く普通に通れるのが当たり前。
だけど、それって結構大変なこと。
フゥフゥ、フゥフゥ…。
あら。
下りのワタクシも息が上がります。
たまに立ち止まり、どこまでも続く階段を眺めてるの。
乱れた呼吸を整えるため、そして階段のひとつずつを見つめるため。
感慨に浸りますわ。
確かに凄いところに造られたものだから。
でもなぁ、利用料を払うワケでも無し。
ただ通らせていただくだけじゃ気が引けてしまいます。
せめてゆっくりと大切に…。
どなたさまかは存じませんが、感謝しながら進みます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます