ひとり歩きのハイカラ味来人

北海道は日本海側の田舎マチ<増毛>
人生の折り返しポイントを大きく過ぎてしまった太っちょ男が綴る食べ歩き日記。

ひたすら

2022-12-03 16:05:00 | どこかへ

600メートルの下り。

案内板情報では20分で波打ち際まで行けそうです。

どんな年代を基準にしているのか…。

多少の不安を抱えながら緩い下り坂をスタスタ、スタスタ。

東屋が現れます。

休むにはまだ早いですね。

ま、ここは帰りにありがたいと思える場所ってことで。

いよいよ急な崖地に差し掛かりました。

ここからはずっと階段です。

フゥ、フゥ、フゥ…、上って来る人の息遣いが聞こえて来ます。

こりゃ大変。

階段を使う利用者の気持ち。

そして、ここを維持する方々の気持ち。

規模は違いますが、このような観光施設を管理していたワタクシ。

結構前のことになりますけどね。

心配無く普通に通れるのが当たり前。

だけど、それって結構大変なこと。

フゥフゥ、フゥフゥ…。

あら。

下りのワタクシも息が上がります。

たまに立ち止まり、どこまでも続く階段を眺めてるの。

乱れた呼吸を整えるため、そして階段のひとつずつを見つめるため。

感慨に浸りますわ。

確かに凄いところに造られたものだから。

でもなぁ、利用料を払うワケでも無し。

ただ通らせていただくだけじゃ気が引けてしまいます。

せめてゆっくりと大切に…。

どなたさまかは存じませんが、感謝しながら進みます。


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