かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

残寒や息切れ切れの身われなるか

2018-03-14 16:46:37 | わがうちなるつれづれの記

先週末から、息切れ、むくみ、吐き気で横になっている日が何日か

続いた。

 

日々の食事が気合を入れないと食べられない。

口に運び、嚥下するのに苦労する。楽しいはずの食事が、荒修行のようだ。

その1週間ほど前、週一回の三重大学病院の心臓リハビリに行ったとき、

担当の医師に相談した。

あまり苦しいから食べられるだけにしていたら、脚がヨタヨタするし

声もかすれて力が入らない。

味の濃いものや、食べたいと思っているものなら、喉を通るかも、と

呟いたら、「今は、塩分制限より、先ず食べられるもの食べて、元気を

つけることがいるかも」と担当医。

そのあと、栄養指導室に相談したら、同じことを言われ、カロリーが

足りなくなっているときは、”カロリーメイト”という栄養補給剤を

市販で売っているので、それを飲んだらいいですよ」ということ

でした。

塩分制限で、食べていなかった、ラーメンを妻と食べに行った。

「スープがどんなにおいしいか」と期待していったが、口の中が

乾いているのか、旨さを感じない。翌日、他のラーメン屋さんに

行ったが、やはり同じ感じだった。

味が濃いものを食べたが、喉を通るとき吐き気があり、ただ濃い

だけでは食べにくい。

寿司とか、お稲荷さんとか、酢が滲みているご飯は、まだましだった。

食事の楽しみは、飲みこみ飲み込みして一応ある程度食べ終わったとき

氷の入ったお茶を一気にゴクンと飲み込む。これが愉悦。

ただし、水分制限もあって、ガブガブ飲めないんだけど。

 

一週間ほどそんなことしていたら、身体が重い感じになり、足とか

顔にむくみをかんじるようになつた。

散歩に行っても、少し歩くと息が切れて、すぐに坐リ込む。

10分ぐらいは続けて歩けていたのに、大きな変化だった。

 次の心臓リハビリに行ったときそんな症状を訴えたら、「ある程度食べられて

いたら、塩分を控えめにすることをやったほうがいいでしょう」という

ご意見でした。

たしかに、この一週間、家族の食べるものを食べられる範囲で食べて

いた。スムーズに喉を通ったわけではないが、やってみた。

そうかどうかは定かではないが、塩分はぼくの身体では、微量でも

心臓の負担を生み、すぐ、むくみや息切れとなって現れてくるようだ。

塩分は、水分を心臓にためてしまうらしい。

 

しばらく、妻から「今日は何食べたい」と聞かれて、思いつきで

答えていたが、最近はそう聞かれると返事に窮する。何食べても

そんなに変わらないし、メニューを知っているわけでもないし、

自分が食べたいものが、食べられるものでもない。

妻と話あった。

「しばらく、用意されたものを食べる。食べられるだけ食べる。

残すものも出るかもしれない。それでやってみたい」

妻はいろいろ考えながらやっている。

こんな勝手な話も、一応「そだね」にしてくれた。

 

ここ2,3日は食べるとき以外、吐き気が少ない。

しばらく、パソコンのインターネットがつながらなくなり、体調も

良くないし、開いていなかった。

それが、今日、なんの弾みか動き出した。

 

身体に変調を感じるとき、「ああ、今こんな状態なんだな」と

言い聞かせながら、「なんで、こんなになったんだろう」という

気持ち、正直湧いてくる。

 

梅林に梅を見に行ったときがある。

陽射しは暖かだったけど、風がとても冷たかった。

歩くのも、息切れがはげしく、ままならなかった。

ほうほうのていで、車に戻った。

梅林で一句ひねりたかったがそれどころでなかった。

 

  残寒や息きれぎれの身われなるか

 

 

一日、排便にもてこずっている。おなかが張っていて、出そうで出ない。

前日の夜、下剤を飲んでいるが、ときどき出るが、いまは気張っても

出ないとき多い。あんまり、苦しいと妻に浣腸してもらう。

お尻を出して、浣腸の容器の先端が肛門に差し込まれる。

気持ちの良いものではない。それでも、2,3分して催してきて、トイレに

駆け込み、詰まっていた便が排泄されるのは気持ちいい。

考えてみると、一日食べることと、出すことに明け暮れている。

生きもののはじまりの状態や、生きものたちの姿が身近になっている。

他の、生き物と人間は、どこがちがうんだろう?

 

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿