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気まぐれなサイコロVR

趣味の競馬を中心に、日常で気になったこと津々浦々を気まぐれに書いています。

宝塚記念予想

2008-06-28 22:11:39 | 競馬
春のGⅠの総決算の宝塚記念。ただ、今年も雨が降りそうで馬場状態が微妙。今年の春のGⅠは雨が降ることが多かったが、まあ今回も馬場次第で難解になりそうで…。

【阪神10R:宝塚記念】
◎②メイショウサムソン
○⑧ロックドゥカンブ
▲④アルナスライン
△⑪アサクサキングス
×⑨エイシンデピュティ
×⑫カンパニー
×⑭エアシェイディ

今年も雨に祟られそうな宝塚記念。梅雨時期だけに仕方がないといえばそれまでだが、やはり良馬場でやってほしいという気持ちが強い。今年は強力な牝馬陣が不在。春のGⅠの勝ち馬が一頭もいないやや寂しい顔ぶれになった。このメンバーならメイショウサムソンに自信の本命を打つ。年明け初戦になった産経大阪杯は全くこの馬らしさがなかった。前走の天皇賞春では半信半疑だったが、3角過ぎから徐々に進出していって直線でも一瞬先頭に立ったが、最後は勝った馬に交されて2着。4角で外に少し振られる不利は痛かった。それでもこの馬らしさが存分に出たレースだった。復調の跡は十分うかがえた。あと完全復活を示すには勝利が必要。今回は調教でも好時計が出たし、動きにも迫力があるように思えた。昨年も雨が降って稍重以上にパワーを要した馬場で2着。道悪はこなせるし、状態は昨年以上だとすれば負ける要素は少ない。昨年の借りを返したいし、重賞ではモヤモヤ続きの武豊Jもここを勝って吹っ切りたいところだろう。
対抗にはロックドゥカンブとした。ここまで7戦しているが、着外がないように堅実な走れるのが魅力。前走の目黒記念は休み明けの分だけ最後息切れしてしまい3着になったが、内容としては次につながるものだった。強豪が揃った昨年の有馬記念で4着になったように実力は4歳牡馬でも屈指の存在。南半球生まれでこれからが成長段階ということを考えればまだまだ伸びしろがある。調教の動きも良かったし、道悪も得意にしている。鞍上にも春のGⅠで絶好調だった岩田J。キャリアの浅いのはここまでも克服している。乗り方一つで逆転はありそう。
今年に入ってからの2戦が好内容のアルナスラインを3番手評価に。前走の目黒記念は勝ったホクトスルタンの絶妙な逃げを最後まで捕らえられなかった。ハンデ差も最後はあったはずだが、58キロで好走したのは評価できる。2走前のメトロポリタンSは好時計で快勝したように2400m前後がこの馬のベスト距離。順調さを欠いた昨秋の菊花賞でも2着しているように、能力だけでいえばGⅠを勝ち負けできる力があるのは確か。春の天皇賞には目もくれず、宝塚記念を目標にローテーションを組んだのは好感が持てる。休み明け3走目で走り頃。道悪は何ともいえないが、大丈夫な気はする。
天皇賞春で本命にしたアサクサキングス。この馬の競馬はできたが、上位2頭に最後離されてしまったのだから、あのあたりが力差なのかもしれない。ただ、使われるごとに地力強化はされているはずだし、調教の動きも前走以上と思える。先行馬が少ないここは前走同様に番手からの競馬ができるはず。道悪で結果を残せていないのが気になるが、血統的にはパワー勝負でも大丈夫に思える。ペース次第で前残りも可能。
近走の充実振りには目の見張るところのあるエイシンデピュティ。前走の金鯱賞は左回りがどうか不安があったが、絶妙のペースで逃げて勝利。ここ2走長いと思っていた2000mの距離で2,1着と好走しているようにペース一つで距離は克服できる。更に1ハロン伸びての2200m。ここも単騎逃げが見込まれそうなだけに、ペース次第で前残りも可能、道悪は上手そうだし、馬場は向くはず。ただ、パワー勝負でスタミナを求められるとやや苦しいのかも。
安田記念を目の外傷で回避したカンパニー。一頓挫してしまっただけに、調整を再度やり直したのは不安がある。それでも横山典Jが騎乗するようになってから2連勝。以前のように追い込み一手でなくなり、自在性が出てきたように、よほど相性がいいのだろう。2年前の宝塚記念で5着。あのときとは馬が違うだけに、ソコソコ走れるはず。
休み明けの安田記念で4着と好走したエアシェイディ。末脚の鋭さならかなわないと思っていたスズカフェニックスに切れ負けしなかった内容は十分評価できる。2走ボケは気になるが、この距離でも重賞を勝っているように今回は面白い存在になりそう。末の鋭さならこのメンバーに入ると見劣らない。道悪は微妙も一発の可能性は秘めている。

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