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気まぐれなサイコロVR

趣味の競馬を中心に、日常で気になったこと津々浦々を気まぐれに書いています。

2月25日メイン予想

2007-02-24 21:52:07 | 競馬
アーリントンCはトーセンキャプテンが3連勝を飾った。馬体が絞れて馬がまた良くなっていた。レース内容もキッチリ折り合いがついて完璧。これでクラシック戦線に急浮上。距離延長にも対応できそうなだけに、かなり楽しみな存在。
2着のローレルゲレイロは本田Jが渾身の力で追っていたが、勝った馬の力が上ということ。こちらもレース内容には非の打ち所はなかった。もしかしたら、沸く準の差なのかもしれない。本当に惜しい競馬。それでも3着以下を反して連帯したのだから安定して力を出せる。クラシックの距離よりはマイル路線に行って欲しい。それなら主役をはれそうな一頭。
さて、今週は東西でGⅠに向けて有力馬が出走してきた。引退する調教師の馬も出走しており、勝負がかりもありそうで、そこもまた注目したい。

【中山11R:中山記念】
◎⑦インティライミ
○④マルカシェンク
▲⑫ダンスインザモア
△②ローエングリン
×⑨エアシェイディ
×⑮シャドウゲイト
×⑥グレイトジャーニー

毎年好メンバーが揃う中山記念。今年は例年ほどではないにせよ、勢いのある馬や実績馬が入り乱れてかなり難解。本命候補も五指に余るが、インティライミの巻き返しに期待をこめて本命にする。前走のAJCCは1角過ぎで一気にギアが入ってしまい、折り合いを欠いてしまった。大逃げになってしまい、ペースも速かった。あれでは直線でバッタリ止まっても仕方がない。2走前に復活の兆しが見えたが、前走の内容にはがっかり。ただ、今回は1800mになり、内回りコースに替わること、そして開幕週の絶好の馬場状態ということで、極端なハイペースでない限りは粘れるはず。柴田善Jも2度目なら制御できる。調教の動きも前走時とは一変した。復活の勝利を挙げるのも間近。
対抗は今週で引退となる瀬戸口厩舎が送り出すマルカシェンク。前走の小倉大賞典では本命にしたが、直線では全く伸びなかった。ハンデの影響はないはずで、考えられるとすれば、荒れていた馬場状態か。中山の開幕週の馬場状態はこの馬にはプラスに働く。極端な競馬しかできないだけに、器用さを求められる中山1800mは不向きかもしれないが、ここは引退する瀬戸口厩舎も勝負がかりのはず。福永Jとしても勝つための乗り方ができれば。
ダンスインザモアが3番手評価。前走で復活の勝利を挙げた。展開が向いたこともあるが、この馬の絶好調時の末脚の威力だった。追い込み一手の競馬しかできないだけに、展開の助けは必要。時計勝負も問題はなく、絶好の条件で連勝の可能性も十分。シャドウゲイトとインティライミがやりあうような展開になるのが願いだが…。
休み明けになるがローエングリンは緒戦から走れる馬。以前は逃げるレースでどこまで粘るかという馬も、昨夏に差して結果を出してからは脚質転換に成功して、大崩れせず安定した成績を残せるようになってきた。調教の動きもよく、走れる態勢は整っている。4年前のこのレースの勝ち馬。自然体のレースが出来れば復活の勝利も十分狙える。
エアシェイディは前走でまたまた2着。重賞では惜しい競馬の連続。内からよく追い込んでは来たが、馬群を捌くのに少し手間取ったのが勝ち馬との差になってしまった。近走でも本当に大崩れしていないのは魅力。ただ、重賞勝ちがないのに58キロの斤量を背負うのは不利。それと中山では東京ほどの安定性もない。調教でも格下に遅れるなどイマイチ。力を評価はするが、今回は過大評価は禁物かも。
シャドウゲイトは前走で馬場状態を味方につけたにせよ、7馬身差の圧勝は力がないと出来ない芸当。前走に比べてメンバーのレベルも上がって、別定戦の57キロ。ここが真価を問われる一戦になりそう。ハナを切れなくても競馬ができるのはプラス。外枠からスムーズなレースが出来ればチャンスはありそう。
グレートジャーニーは中山コースを得意にしている。一押し足りないが、チャンスはありそう。展開の助けがあれば連対の可能性はある。

【阪神11R:阪急杯】
◎③スズカフェニックス
○①プリサイスマシーン
▲⑤エイシンドーバー
△⑦キンシャサノキセキ
×⑮シンボリグラン
×②イースター
×⑥ニシノデュー

去年は松永幹Jが感動的な勝利を飾った。その昨年から1400mになってレースの質は少し一変した感じ。今年も好メンバーで中山同様に本命に迷った。本命はここにきて本格化してきたスズカフェニックス。前走は展開的には苦しかったが、外から豪快な追い込みで初重賞制覇を飾った。上がり33秒3は優秀。33秒台の上がりを何回もマークしていて、必ず追い込んでくるといえる。初の1400mになるが、追走が楽に出来るのならプラスなはず。初めての距離は不安もそう気にしなくていい。阪神コースも初めてだが、坂のあるコースでの実績もあるだけに心配はない。ペースが速くなり、馬群をスムーズに捌ければ連勝のチャンス十分。
対抗はこの距離を得意にしているプリサイスマシーン。3走前にスワンSで勝利し、前走の阪神Cで2着1400mは堅実。前走も直線でスムーズなレースが出来ていればもっときわどかった。少し間隔が開いたが、調教の動きはよく緒戦から大丈夫なはず。休み明けの走る馬だけに心配はいらない。最内枠を活かしてスムーズなレースが出来れば逆転は可能。58キロの斤量も克服済みで問題ない。
今年で引退する湯浅厩舎が送り出すエイシンドーバー。3走前の休み明けから堅実で、ここ2走は重賞で連続して2着。前走も勝った馬の末脚に屈しただけで、この馬はレース巧者振りを如何なく発揮した。今回は久々の1400mが鍵になる。未勝利を勝ったときはこの1400mだけに心配はいらないはずだが。逆にこの距離で詰めの甘さが解消できれるかも。阪神コースは得意で最後に湯浅師に重賞のプレゼントも可能な状態。
キンシャサノキセキは折り合えるかが好走のポイント。前走の京都金杯は道中で収支折り合いを欠いていた。まともなら惨敗してしまうところだが、6着に粘ったのがこの馬の力か。GⅠでも好走する力があるが、出世を妨げているのが気性。3走前の桂川Sの内容、時計ともに完璧だけに、1ハロン短縮するのはプラス。輸送も慣れてきたし、55キロで出走できる今回は恵まれた。ペリエJがどう乗りこなすか注目。
シンボリグランは久々になるが、昨秋のレース内容は良かっただけに、昨年のこの時期の好走していたときの状態には戻っている。一週前に坂路で好時計をマークしているように、久々でも力は出せそう。目標は先だが、ここでも逆転できるデキにはありそう。末が活きる流れになれば絶好。
イースターはこの距離の方がいいはず。前走の東京新聞杯の上位2頭は力のある馬だけに、この馬の3着は大健闘。好調のデムーロJがどんな競馬をするかは楽しみ。ただ、調教で格下に遅れたのは不満が残るだけに今回は押さえまで。
本田Jのラスト騎乗となるニシノデュー。力はこのメンバーでは少し足りないが、ここは思い切った逃げを打ちそうな感じ。ハナを切ってナンボという馬。気迫はありそうなだけに押さえにはしたい。

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