3冠レース最後の菊花賞。本当に荒れるレースになってしまった。今年も大混戦。印が何個でもほしいくらいのメンバー。荒れているが、勝ち馬を見ると3000mが向くタイプばかり。今年もそこに重点を置いてみた。
【京都11R:菊花賞】
◎⑤エーシンダードマン
○⑯ドリームジャーニー
▲⑰ホクトスルタン
△⑭デュオトーン
×⑱ヴィクトリー
×⑫アルナスライン
×④ロックドゥカンプ
ダービーを牝馬のウオッカが勝ったように今年の3歳牡馬陣はやや低調。ここもこれといった馬がいるわけではない大混戦。2年前のディープインパクトを除くとここ最近の勝った馬の単勝は4桁配当と荒れ模様。過去10年で見ても1番人気はディプの1勝。2着もスペシャルウイークの1頭だけと荒れるGⅠになってしまった。今年は2002年にヒシミラクルが勝ったときに似ている。波乱の決着が濃厚な気がする。
2002年に似ているからというだけではないが、本命はエーシンダードマン。6分の2の抽選を突破して鞍上は角田Jと2002年のヒシミラクルと酷似している。前走は道中から追い通しだったようにとにかくズブかった。エンジンが掛かったのは直線に向いてから。結果は脚を余しての3着だが、休み明けを考えれば評価できる内容。3走前に2400mを勝っているように長距離でこその馬。それだけに2走前のラジオNIKKEI賞は距離が短かった。1度使った上積みはかなりありそうだし、調教の動きはなかなか良く見えた。追い込みのレースになりそうだが、ペースなどを見越して、ヒシミラクルの時のような早めの仕掛けはあるかもしれない。それに耐えられるスタミナは持っている。今年の高配当の使者はこの馬。
対抗はドリームジャーニー。前走の神戸新聞杯は折り合いに気をつけて最後方からの追走。直線だけの競馬で一気に差し切った内容はかなり評価できる。道中のペースも平均よりやや速めでスタミナを求められるレースになったことで、距離面での不安もある程度は解消されたか。血統的に父がステイゴールドで母の父がメジロマックイーン。3000mにも十分対応できるはず。復活なった今なら連勝で最後の一冠を獲得できるかもしれない。武豊Jも先週のベッラレイアの失敗を取り返したいはず。
▲はホクトスルタン。前走は行く馬が一頭いたことで控えてしまったのが裏目に出てしまった格好。今回は同型もいないだけに単騎逃げが見込めそうだし、そうなれば折り合い面での不安も少なくなる。先行馬には少し辛い前走でも4着だから、この馬のペースが守れればもっと上を狙えるということだろう。この馬も距離が長い方がいい馬。関西に転厩してからパワーアップしている。鞍上もここ4年連続して菊花賞2着と安定感のある横山典J。騎手としてはそろそろ1着がほしいはずだし、この馬ならそれを狙えることは出来そう。あとは変な馬が競りかけてこなければ。
デュオトーンは前走でエーシンダードマンを負かしている。5戦して3勝で着外がないように安定はしている。距離が延びてからの3走が上々の内容。前走を不利を克服してのものだから評価できる。本当ならエーシンより上位の評価をしないといけないのだろうが、前走後の調教の動きがやや不満。もしかしたらピークを過ぎてしまったのかもしれない。素質はあるだけに要注意。本当の意味での本格化は来年だろうが、夏の上がり馬的存在はこういったときは怖い。
皐月賞馬ヴィクトリーは春に比べて、気性面での成長は相当うかがえる。ただ、その成果、前走でも勝負根性も少しなえてしまったようには見えた。休み明けで3着だから一応の評価は出来る。ただ、今回は決して向くとはいえない3000m戦。それと前に壁を作るのが難しい大外枠。この馬にとっては試練。行きたい馬もいるし、折り合いを欠けば惨敗は必至。ここは難しいレースになりそう。
アルナスラインは休み明けで古馬相手と条件は厳しかったが、そこで3着は優秀。休む前のレースを見てもそこそこの成績を残している。中1週で挑むだけに反動だけが心配。今週の動きは良さそうだっただけに大丈夫だろう。ただ、時計の速い決着は?がつくだけに、3分5秒かからべチャンスはある。
デビューから負けなしの4連勝と一気に台頭してきたロックドゥカンプ。南半球産だけにこれから成長してくるし、今回は2キロ斤量が軽い有利さはある。前走も前につけて直線で抜け出す強い内容だった。ただ、いずれの勝ち方も鮮やかすぎて、3000mが向くとは思えない。血統的に見てもそれは同感。消しも考えたが、今年のメンバーならやっぱり残しておかないといけないと思った。
ダービーで1番人気だったフサイチホウオウは昨年のジャンクを見ているよう。前走でも全く見せ場なし。一度切れてしまった馬は復活するまで時間がかかる。今回は無印。
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【京都11R:菊花賞】
◎⑤エーシンダードマン
○⑯ドリームジャーニー
▲⑰ホクトスルタン
△⑭デュオトーン
×⑱ヴィクトリー
×⑫アルナスライン
×④ロックドゥカンプ
ダービーを牝馬のウオッカが勝ったように今年の3歳牡馬陣はやや低調。ここもこれといった馬がいるわけではない大混戦。2年前のディープインパクトを除くとここ最近の勝った馬の単勝は4桁配当と荒れ模様。過去10年で見ても1番人気はディプの1勝。2着もスペシャルウイークの1頭だけと荒れるGⅠになってしまった。今年は2002年にヒシミラクルが勝ったときに似ている。波乱の決着が濃厚な気がする。
2002年に似ているからというだけではないが、本命はエーシンダードマン。6分の2の抽選を突破して鞍上は角田Jと2002年のヒシミラクルと酷似している。前走は道中から追い通しだったようにとにかくズブかった。エンジンが掛かったのは直線に向いてから。結果は脚を余しての3着だが、休み明けを考えれば評価できる内容。3走前に2400mを勝っているように長距離でこその馬。それだけに2走前のラジオNIKKEI賞は距離が短かった。1度使った上積みはかなりありそうだし、調教の動きはなかなか良く見えた。追い込みのレースになりそうだが、ペースなどを見越して、ヒシミラクルの時のような早めの仕掛けはあるかもしれない。それに耐えられるスタミナは持っている。今年の高配当の使者はこの馬。
対抗はドリームジャーニー。前走の神戸新聞杯は折り合いに気をつけて最後方からの追走。直線だけの競馬で一気に差し切った内容はかなり評価できる。道中のペースも平均よりやや速めでスタミナを求められるレースになったことで、距離面での不安もある程度は解消されたか。血統的に父がステイゴールドで母の父がメジロマックイーン。3000mにも十分対応できるはず。復活なった今なら連勝で最後の一冠を獲得できるかもしれない。武豊Jも先週のベッラレイアの失敗を取り返したいはず。
▲はホクトスルタン。前走は行く馬が一頭いたことで控えてしまったのが裏目に出てしまった格好。今回は同型もいないだけに単騎逃げが見込めそうだし、そうなれば折り合い面での不安も少なくなる。先行馬には少し辛い前走でも4着だから、この馬のペースが守れればもっと上を狙えるということだろう。この馬も距離が長い方がいい馬。関西に転厩してからパワーアップしている。鞍上もここ4年連続して菊花賞2着と安定感のある横山典J。騎手としてはそろそろ1着がほしいはずだし、この馬ならそれを狙えることは出来そう。あとは変な馬が競りかけてこなければ。
デュオトーンは前走でエーシンダードマンを負かしている。5戦して3勝で着外がないように安定はしている。距離が延びてからの3走が上々の内容。前走を不利を克服してのものだから評価できる。本当ならエーシンより上位の評価をしないといけないのだろうが、前走後の調教の動きがやや不満。もしかしたらピークを過ぎてしまったのかもしれない。素質はあるだけに要注意。本当の意味での本格化は来年だろうが、夏の上がり馬的存在はこういったときは怖い。
皐月賞馬ヴィクトリーは春に比べて、気性面での成長は相当うかがえる。ただ、その成果、前走でも勝負根性も少しなえてしまったようには見えた。休み明けで3着だから一応の評価は出来る。ただ、今回は決して向くとはいえない3000m戦。それと前に壁を作るのが難しい大外枠。この馬にとっては試練。行きたい馬もいるし、折り合いを欠けば惨敗は必至。ここは難しいレースになりそう。
アルナスラインは休み明けで古馬相手と条件は厳しかったが、そこで3着は優秀。休む前のレースを見てもそこそこの成績を残している。中1週で挑むだけに反動だけが心配。今週の動きは良さそうだっただけに大丈夫だろう。ただ、時計の速い決着は?がつくだけに、3分5秒かからべチャンスはある。
デビューから負けなしの4連勝と一気に台頭してきたロックドゥカンプ。南半球産だけにこれから成長してくるし、今回は2キロ斤量が軽い有利さはある。前走も前につけて直線で抜け出す強い内容だった。ただ、いずれの勝ち方も鮮やかすぎて、3000mが向くとは思えない。血統的に見てもそれは同感。消しも考えたが、今年のメンバーならやっぱり残しておかないといけないと思った。
ダービーで1番人気だったフサイチホウオウは昨年のジャンクを見ているよう。前走でも全く見せ場なし。一度切れてしまった馬は復活するまで時間がかかる。今回は無印。
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