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気まぐれなサイコロVR

趣味の競馬を中心に、日常で気になったこと津々浦々を気まぐれに書いています。

皐月賞予想

2010-04-17 20:35:31 | 競馬
【中山11R:皐月賞】
◎⑯ヒルノダムール
○⑬ヴィクトワールピサ
▲①リルダヴァル
△⑥ゲシュタルト
×⑱アリゼオ
×②ハンソデバンド
×⑭レーヴドリアン

土曜日も終日不良の馬場。気温がそう上がっていなかっただけに、良馬場までの回復は見込めなさそう。これといった逃げ馬もいないだけに、展開的にも上がりの競馬になりそう。そう考えると今回と同条件の弥生賞を勝ったヴィクトワールピサが断然という気もするが今回は対抗の評価にした。前走の弥生賞も直線で追い出しを待たされるような感じだったが、スペースができると一気に突き抜けたその瞬発力は相当なもの。番手で競馬をしていたデビュー戦あたりと、差す競馬をしているここ2走といろいろな面を見せているのも、厳しいGⅠでは強み。前走で道悪を克服しているのも、馬場が回復しなかったときにも有利には働く。外枠も極端に外を回らなければ大丈夫だろうし、乗り替わりも岩田Jなら問題はない。ただ、スローペースの競馬ばかりをしてきたことと、弥生賞を勝った馬の皐月賞での成績が今一つなのが気がかりで本命は打たなかった。
本命はヒルノダムール。前走の若葉Sは頭数の割りにハイペースで縦長の展開。5番手から4角を回るときに勝ち馬と接触する不利があった。それでも最後までしぶとく食い下がって2着なら申し分ない内容。時計の出にくかった1回阪神で2分0秒0なら優秀。2走前の若駒Sのときは通った位置、完成度の違いはあったにせよ良血馬ルーラーシップを上がり33秒1の末脚で一瞬にして置き去りにした内容も評価できる。ここまで3回負けてはいるものの、内容そのものはいずれも優秀。ペース、馬場ともに問題にしない馬だし、自在な競馬ができるのは皐月賞向きな気がして本命とした。
リルダヴァルは昨秋の段階ではクラシックの主役と目されていたが、骨折で休養。漸く復帰した毎日杯は3着。もう少し伸びを期待したが、休み明けの分伸びきれなかったと判断したい。使った上積みはあるはずだし、クラシックに間に合って、例年なら除外されてもおかしくない1200万円の賞金で18番目に滑り込めた運には注意。1番枠だけに包まれて出られないことが不安材料。瞬発力勝負ならヒケはとらない。
穴目ならゲシュタルト。やや折り合い面に不安の残る馬が、前走はキッチリと折り合って、直線もローズキングダムとの追い比べを制して2着確保した内容に能力の一端を感じた。前々で競馬ができるのは皐月賞で穴を開ける馬のパターンの一つ。前走のような競馬ができればチャンスはある。1ハロン延長も2000mまでならこなせそう。
アリゼオは大外枠で競馬が難しくなったか。少し気性面でムラのある馬だけに、前走のように逃げる競馬も作戦の一つ。いかに気分良く流れに乗れるかがポイントになりそう。ハンソデバンドは2000mは大丈夫。ただ、共同通信杯からの直行のローテーションでは勝ちきるまでには不安が残る。追い込みの競馬で器用さがないレーヴドリアン。大外を回っては厳しいが、破壊力満点の末脚を活かせる展開なら要注意と見て押さえる。