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気まぐれなサイコロVR

趣味の競馬を中心に、日常で気になったこと津々浦々を気まぐれに書いています。

3月11日メイン予想

2007-03-10 22:00:42 | 競馬
ファルコンSは中京競馬場で観戦してきた。先週とうって変わって、風が強くとにかく寒かった。これが本当の3月の気候なんでしょうが…。
それはさておいて、レースはアドマイヤホクトの完勝。道中は3番手あたりに控えて余裕たっぷりの追走。サクラゼウスがかなり速いペースで逃げたので展開的にも絶好だった。これで4勝目と3歳の短距離界のエース的存在。ただ、NHKマイルCを狙うには1600mの距離の克服が必要。2着のカノヤザクラは中京コース得意だし、休んでリフレッシュした効果が大きかった。桜花賞では苦しいかもしれないが3着の候補にはなりそう。サクラゼウスは2ハロン目に10秒0のラップを刻んだような快速馬。馬場のいい中京とはいえ、あのペースなら潰れても仕方がないが3着に良く粘った。もう少し息の入る流れなら違うかも。末の粘りが今後の課題。ダノンムローは追い込んだが4着まで。道中の位置取りも後ろ過ぎで、3~4角も大外。あのコースロスが痛かった。上位陣は内枠で、開幕週当たりに見られるうち枠有利の傾向のレースだった。いい末脚は披露しただけに悲観する内容ではなかった。
日曜日の重賞は東西で女の戦い。春のGⅠに向けてまたまた有力馬の始動ですね。

【阪神11R:報知杯フィリーズレビュー】
◎⑫アストンマーチャン
○⑧ニシノマナムスメ
▲①ルミナスハーバー
△③ヒカルアモーレ
×④ハギノルチェーレ
×②シュガーヴァイン
×⑪クーヴェルチュール

先週のチューリップ賞で勝利したウオッカ。阪神JFでそのウオッカにクビ差負けたが、最後まで苦しめたアストンマーチャンがここに出走。その阪神JFで3着馬を離しており、その後のウオッカの成績を見ても、このアストンマーチャンの力は抜けている。メンバー的にもこの馬を苦しめそうな馬はいないだけに自信の本命を打つ。前走の阪神JFは初めての1600m、そして坂のある阪神コースと不安はあったが、それも克服しての2着。長い外回りの直線コースで早めに先頭に立って、寸前まで粘った内容は能力の証明。今回は休み明けになるが、坂路で好時計を連発しているように仕上がりに不安はなさそう。ましてベストの1400mになればスピードの違いで圧倒できる。ウオッカに再挑戦するためにもここでは負けられない。
ニシノマナムスメは前走ではウオッカを差し置いて本命を打ったが、ウオッカに完全に力負け。そう考えると、ここでアストンマーチャンに迫るのが精一杯。ただ、メンバーから見て相手筆頭にする。前走でも完敗だが、この馬もそれなりの脚は使っている。メンバー次第では十分上位争いは出来る。前走より頭数は増えたが、能力的に見劣る馬も多いだけに問題はないか。本格化はもう少し先かもしれないが、桜花賞馬の母に迫るためにもここはしっかりと権利を獲得したい。
ルミナスハーバーは阪神JFで3着。内枠からハナを切る意表をつく競馬だった。絶好の馬場だったことを考えれば作戦的に嵌ったのは確か。ただ、アストンマーチャンに4角で並びかけられて、すぐに突き放されてしまった。この馬も粘って3着。馬体も減って、体調も一息だったことを考えれば、その内容は評価していい。戦ってきた相手、成績を考えれば対抗でもいいが、先週のチューリップ賞を回避して、ここに出走してきたのが不安。調教の動きも絶好のデキではない。阪神JF時とそう変わらないか。権利取りに必至の馬を考えれば、やや余裕がありすぎる嫌いも…。最内枠を引いただけに、どう乗るかは注目。
ここが2戦目になるヒカルアモーレが不気味。前走はダート1800mの新馬戦に出走して圧勝。ペースも楽だったが、上がりの時計もしっかりとまとめて、終いもしっかりしていて、センスのよさが光った。今回は2戦目で、初芝。条件的には厳しいが、克服できる力は持っていそう。今週は長目からしっかりと調教されていて、しっかりと仕上げてきた。穴ならこの馬か。
ハギノルチェーレは松永幹厩舎に転厩になったが、師匠の山本厩舎からなので心配はいらない。前走でもニシノマナムスメにきわどく迫った。どのレースでも、後方から確実に追い込んでくる末脚が武器。ここはアストンマーチャンがいるので、スローペースにはならない。ペースが速くなれば、この馬の追い込みが決まる可能性はあるか。ただ、アストンマーチャンには2戦ともに完敗だけに、逆転までは厳しいかもしれない。
シュガーヴァインの前走は展開がやや向かなかった。初めての遠征ということも影響していたはず。2走前にアーリントンCを勝ったトーセンキャプテンと0秒2差の競馬なら、このメンバーなら上位争いは可能。初戦で快勝した1400mに戻って巻き返しがありそう。ただ、初戦のように外を回る競馬になるだろうが、内から上手く出せればの条件がつく。
クーヴェルチュールは栗東に入厩しての調整。前走で連勝でストップはした。それまでが1200mで3勝。坂のある中山コースが向かなかった感じもする。距離の1400mにもやはり不安もあるが、仕上がりは良さそう。また、本番の桜花賞よりはこのレースの方が距離はいいはず。勝負はここかもしれない。ここまで押さえる。

【中山11R:ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス】
◎⑤ウイングレット
○⑦アサヒライジング
▲⑨ピアチェヴォーレ
△②キストゥヘヴン
×⑥サンレイジャスパー
×⑬マドモアゼルドパリ
×①マイネサマンサ

ハンデ戦の牝馬限定戦。ここ2年は1番人気が勝利しているが、人気薄の馬の連対も多く一筋縄では収まりそうもない。4歳馬も何頭か出走してきたが、昨年の牝馬のクラシック戦線で活躍した馬が5歳以上の馬よりハンデを背負っているのをどう評価するかがポイントになりそう。そんな4歳の有力馬に比べてハンデ面で少し恵まれた感があるのが、6歳になるウイングレット。この馬を本命に。一昨年のこのレースを勝利した実績がある。そのときのハンデも55キロだった。そのレース以来約2年勝ち星からは見放されている。その間何度か休養してもいた。ただ、ここ2走のレース内容を見る限り、漸く復調してきた印象。前走の京都牝馬Sもディアデレノビアには完敗だが、それ以外の馬の追撃は抑えた。完調ではない中での2着だけに評価できる。今回が引退レースということで、陣営も100%の仕上げをしてきたはず。中山の1800mは得意の条件。花道を飾る舞台は整ったと見たい。
対抗はアサヒライジングにした。重賞を勝ったことがないにもかかわらず、桜花賞馬のキストゥヘヴンよりも重たい56.5キロのトップハンデを課せられた。これをどう評価するか。去年の今頃は逃げて粘る馬だったが、オークスあたりから押さえての競馬も可能になった。アメリカ遠征を経験して、秋には秋華賞で2着、エリザベス女王杯でも4着と堅実な成績を残している。今まで経験したことのない斤量だけに影響はあるだろう。しっかりと調教をこなしており、走れる仕上がりにはなっているはず。ハンデの分評価を下げた。
穴として面白いのが、前走の京都牝馬Sでも狙ったピアチェヴォーレ。前走は馬場状態が悪く伸びない最内を通って、見せ場を作った。コースロスなかったことも良かっただろうが、別定の重賞で好レースできたのは自信になったはず。中間の除外は痛がったが、ここに向けてしっかりと乗り込んでおり、デキは維持できている様子。距離も1800mの方がいい。51キロのハンデを活かしての食い込みに期待。
キストゥヘヴンはなかなか復活の足掛かりがつかめない。休み明けの前走は牡馬相手ということで仕方がない面もある。昨秋の3走も、後方から追い込んだり、先行集団につけたりなど、いろいろな競馬をしたが、結果につながらなかった。ただ、そのときの経験は今後に活きるはず。今回は昨春にフラワーCを勝ったときと同じ中山の1800m。得意の条件で、牝馬限定戦に変わる今回は巻き返せるかも。あとは56キロのハンデの克服如何。
サンレイジャスパーの前走は後方からいい脚を見せての4着。距離不足の1600mで好走できたことは自信になったはず。冬場でも今季は走っているが、暖かくなった方がいいだけにこれからか。中山コースは初めてになるが、坂のあるコースでの好走実績もあるだけに心配はない。ただ、調教の動きがいまひとつだったのが気になるところ。
マドモアゼルドパリは最近は走っては休んでの繰り返しで順調に使えなかったが、ここ4戦で3勝と力はつけている。前走でも展開に恵まれたとはいえ、力強い内容だった。53キロとハンデも手頃で、中山コースも得意。テン乗りになる安藤光Jがどうのるか注目。
マイネサマンサは1番枠を引いた以上は逃げるしかないか。折り合いさえつけばこの距離でも大丈夫。久々を1度使っての上積みに期待。人気のないときのほうが好走するだけに要注意。

【中京11R:名鉄杯】
◎④マヤノリバティ
○⑦グッドネイバー
▲⑩シルクダッシュ
△⑥ミツワスカイハイ
×⑧ゲイリースティング
×⑨クードゥシャンス

中京の名物レースに定着してきた名鉄杯。今年は手頃な頭数。印がつけられそうな馬も絞れそうで、どこから入るかだけに気をつけたい。このメンバーならマヤノリバティで大丈夫だろう。ここ2走は少しもどかしい競馬が続いているが、前走などは着順以上の内容があった。メンバーもかなり楽になって、連対経験のある中京コースなら勝利の順番が巡ってきそう。
対抗はグッドネイバー。このクラスなら力は上位の存在のはずだが、とにかく詰めが甘い。先行すればあと一歩の粘りがないし、追い込めば届かないと中間着順を積み重ねている。前走は道悪で良さが活かされなかった。夜中に雨が降る予報があるだけに、どこまで馬場が悪くなっているか(回復しているか)がポイントだが、今までのメンバーに比べるとかなり与し易い。チャンス十分で逆転の可能性も。
シルクダッシュも前走が好内容。休み明け2走目で前進は必至。とにかく左回りが得意の馬だけに、中京は初めてでも期待は持てる。馬場が悪くなっても対応できるのは心強い。
ミツワスカイハイはとにかく良馬場条件。それだけに早く馬場が回復してほしいクチ。中京コースは大得意で、このメンバーなら勝って不思議ない。2走前だけは知れればチャンス。ゲイリースティングは休み明け緒戦は走る。中京コースでも大崩はなく、押さえに入れたい。距離の2000mも向く。穴なら芝に替わってのク-ドゥシャンス。もう少しクラス慣れは必要かもしれないが、上手く立ち回れば一発の可能性ありそう。

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