春に活躍した馬が一同に揃って注目の一戦。春の雪辱か、それともGⅠ馬の意地か。非常に楽しみなレースとなった。
【京都11R:秋華賞】
◎⑪ベッラレイア
○⑯ウオッカ
▲⑬ダイワスカーレット
△②ミンティエアー
×⑤ラブカーナ
×⑱ローブデコルテ
×⑰レインダンス
先々週のスプリンターズステークスをアストンマーチャンが制するなど、今年は近年稀に見るハイレベルな3歳牝馬。ここもGⅠ馬が4頭出走する豪華なレースになった。GⅠ馬が人気ではもっと抜けるかと思ったが、意外なほど上位拮抗した人気となった。ここはGⅠの勲章はないもののもう手が届く位置にいるベッラレイアを本命にする。前走のローズSは武豊Jが初めての騎乗。トライアルでよくみせるような脚を図る乗り方をしていたように思う。ダイワスカーレットを差し切ることはできなかったが、ペースを考えればそれも仕方のない結果。ただ、上がり33秒2の脚を使えたことは収穫。春はオークスで2着したものの、使いたいレースをことごとく除外になる不運があった。そのため馬体も最後はギリギリになっていたが、秋になって馬体も回復して成長が見えた。今回は前回のようにペースが落ち着くことはない。少しペースが速くなればこの馬には絶好。新馬戦、あざみ賞など直線が平坦なら切れ味も増す。いつもの2日間開催ならこの秋華賞には騎乗できなかった武豊Jだが、今年は先週が3日間開催で、日曜日から解禁となるように運もある。最後の一冠は目の前。
対抗はダービー馬ウオッカ。牝馬としてダービーを勝ったのは快挙。この秋は凱旋門賞への遠征を予定していたが、状態面での不安で回避。国内でのレースに専念。トライアルも使わず今回がぶっつけになる。放牧にも出さずにかなり入念に乗り込んでいるように仕上がりに関しては不安はないが、やはり休み明けというのは他の馬と比べると不利は否めない。前走の宝塚記念はダービー後ということで状態面でも完全ではなかったか。それに雨が降ってかなりの道悪。道中折り合いを欠いてしまうなどチグハグな競馬で初めての惨敗となった。かなりの消耗戦になっただけに、無理をして使ったツケの代償は必ずある。この馬の場合は先を見越しているだけに、本気度を言えば有力馬の中で高くないのかも。それにペースが速くなったときの対応に?がつく。それに前走で見せた折り合い面の不安もあるだけに外枠は嫌かもしれない。
ダイワスカーレットが3番手評価。トライアルのローズSは完勝。行く馬がいないで逃げたことは誤算だったかもしれないが、得意の上がり勝負に持ち込むことができた。デビュー戦を除いてすべて上がり33秒台の末脚を駆使しているのは魅力。デビュー戦で京都2000mを経験しているのは大きいが、その時の上がりは35秒0とスローペースの割にかかっている。新馬戦と考えればだが、物足りなさもある。とにかくデビュー戦からすべてスローペースでしか競馬をしていない。今度はペースが極端に落ちることはない京都の内回りの2000m。それだけに今までと同じ栄馬で通用するほど甘くはない。順調さは認めるが、レース面での不安を考えて▲まで。
ミンティエアーはオークス4着と実績はある程度あるし、フローラSではベッラレイアと差のない競馬をしている。前走の紫苑Sで大敗したことで評価をかなり下げているが、休み明けだったし、いつもより前で競馬したことも影響していたのかもしれない。道中は我慢して末を活かす競馬があっていそう。そう考えると今回の内枠は案外いいかもしれない。巻き返す要素は秘めている。
ラブカーナの前走は行くところが壁になってしまったが、最後はこじ開けて2着を確保。かなり強引な競馬だったが、それをできたこの馬の勝負根性は評価したい。オークス3着の実績は侮れない。混戦になると浮上してきそうなタイプだけに今回も注意したい。
オークス馬ローブデコルテ。前走はアメリカに遠征しての競馬だった。ただ、出遅れたりなど力を発揮できなかった。本来ならトライアルを使いたかったが、馬インフルエンザ騒動で移動が出来ず。ぶっつけ本番になったしまった不利はある。間に合わせたという印象が強く今回は押さえまでか。競馬内容から見てこの馬にはペースが上がった方がありがたい。
レインダンスはローズSで3着と権利を確保。あのときは夏競馬の勢いがあったが、前走がこの馬の力を出し切ってのものの気がする。それ以上の上積みとなるとどうか…。ただ、いい末脚をもっているだけに軽視は禁物。
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【京都11R:秋華賞】
◎⑪ベッラレイア
○⑯ウオッカ
▲⑬ダイワスカーレット
△②ミンティエアー
×⑤ラブカーナ
×⑱ローブデコルテ
×⑰レインダンス
先々週のスプリンターズステークスをアストンマーチャンが制するなど、今年は近年稀に見るハイレベルな3歳牝馬。ここもGⅠ馬が4頭出走する豪華なレースになった。GⅠ馬が人気ではもっと抜けるかと思ったが、意外なほど上位拮抗した人気となった。ここはGⅠの勲章はないもののもう手が届く位置にいるベッラレイアを本命にする。前走のローズSは武豊Jが初めての騎乗。トライアルでよくみせるような脚を図る乗り方をしていたように思う。ダイワスカーレットを差し切ることはできなかったが、ペースを考えればそれも仕方のない結果。ただ、上がり33秒2の脚を使えたことは収穫。春はオークスで2着したものの、使いたいレースをことごとく除外になる不運があった。そのため馬体も最後はギリギリになっていたが、秋になって馬体も回復して成長が見えた。今回は前回のようにペースが落ち着くことはない。少しペースが速くなればこの馬には絶好。新馬戦、あざみ賞など直線が平坦なら切れ味も増す。いつもの2日間開催ならこの秋華賞には騎乗できなかった武豊Jだが、今年は先週が3日間開催で、日曜日から解禁となるように運もある。最後の一冠は目の前。
対抗はダービー馬ウオッカ。牝馬としてダービーを勝ったのは快挙。この秋は凱旋門賞への遠征を予定していたが、状態面での不安で回避。国内でのレースに専念。トライアルも使わず今回がぶっつけになる。放牧にも出さずにかなり入念に乗り込んでいるように仕上がりに関しては不安はないが、やはり休み明けというのは他の馬と比べると不利は否めない。前走の宝塚記念はダービー後ということで状態面でも完全ではなかったか。それに雨が降ってかなりの道悪。道中折り合いを欠いてしまうなどチグハグな競馬で初めての惨敗となった。かなりの消耗戦になっただけに、無理をして使ったツケの代償は必ずある。この馬の場合は先を見越しているだけに、本気度を言えば有力馬の中で高くないのかも。それにペースが速くなったときの対応に?がつく。それに前走で見せた折り合い面の不安もあるだけに外枠は嫌かもしれない。
ダイワスカーレットが3番手評価。トライアルのローズSは完勝。行く馬がいないで逃げたことは誤算だったかもしれないが、得意の上がり勝負に持ち込むことができた。デビュー戦を除いてすべて上がり33秒台の末脚を駆使しているのは魅力。デビュー戦で京都2000mを経験しているのは大きいが、その時の上がりは35秒0とスローペースの割にかかっている。新馬戦と考えればだが、物足りなさもある。とにかくデビュー戦からすべてスローペースでしか競馬をしていない。今度はペースが極端に落ちることはない京都の内回りの2000m。それだけに今までと同じ栄馬で通用するほど甘くはない。順調さは認めるが、レース面での不安を考えて▲まで。
ミンティエアーはオークス4着と実績はある程度あるし、フローラSではベッラレイアと差のない競馬をしている。前走の紫苑Sで大敗したことで評価をかなり下げているが、休み明けだったし、いつもより前で競馬したことも影響していたのかもしれない。道中は我慢して末を活かす競馬があっていそう。そう考えると今回の内枠は案外いいかもしれない。巻き返す要素は秘めている。
ラブカーナの前走は行くところが壁になってしまったが、最後はこじ開けて2着を確保。かなり強引な競馬だったが、それをできたこの馬の勝負根性は評価したい。オークス3着の実績は侮れない。混戦になると浮上してきそうなタイプだけに今回も注意したい。
オークス馬ローブデコルテ。前走はアメリカに遠征しての競馬だった。ただ、出遅れたりなど力を発揮できなかった。本来ならトライアルを使いたかったが、馬インフルエンザ騒動で移動が出来ず。ぶっつけ本番になったしまった不利はある。間に合わせたという印象が強く今回は押さえまでか。競馬内容から見てこの馬にはペースが上がった方がありがたい。
レインダンスはローズSで3着と権利を確保。あのときは夏競馬の勢いがあったが、前走がこの馬の力を出し切ってのものの気がする。それ以上の上積みとなるとどうか…。ただ、いい末脚をもっているだけに軽視は禁物。
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