気まぐれなサイコロVR

趣味の競馬を中心に、日常で気になったこと津々浦々を気まぐれに書いています。

12月4日中山・中京メイン予想

2005-12-03 22:21:26 | 競馬
【中山11R:ターコイズS】
◎⑦ウイングレット
○⑬ヤマニンアラバスタ
▲⑫レンドフェリーチェ
△⑨マイネソーサリス
×⑤コスモマーベラス
×⑥アドマイヤメガミ
×①マイネヌーヴェル

3歳馬と古馬が入り混じった上にハンデ戦。56キロのハンデなら昨年の覇者ウイングレットの連覇に期待する。前走は休み明け、GⅠ、そして距離と敗因がはっきりしている。中間の時計が1本しか出ていないのはやや気掛かりも、得意の中山1800mに戻れば巻き返しの余地は十分。あとは如何に折り合えるかだけ。
エリザベス女王杯で3番人気に押されながら敗れたヤマニンアラバスタ。長距離遠征によるマイナスはなかったが、道中ペースが落ち着いたのに、最後方からの競馬を進めては負けは見えていた。やや消極的な乗り方には不満があるが、今回のメンバーの方が与し易いし、こちらも巻き返して当然。ただ、勝鞍のない右回りには依然として不安を残す。遠征帰りも調教はキッチリこなせており、体調面の不安はなさそう。
穴としては単騎逃げが見込めそうなレンドフェリーチェ。前走はスローペースに持ち込めたが、馬体が心持ち太かったためか最後の一伸びを欠いた。ただ、牡馬相手にあそこまでのレースを出来たのは収穫。冬場で絞りにくいが、輸送を挟んでだけに510キロを切れれば勝機もある。今週一杯に追った効果にも期待したい。
マイネソーサリスは軽ハンデだったとはいえ、牡馬相手に好走できたのは好材料。一叩きの効果もあったのだろう。荒れた馬場も得意にしていて、平坦も得意。ただ、春には京都で好時計勝ちしているだけにパンパン馬場でも走れる。ただ、坂のあるコースでの実績がないのは不安も、52キロのハンデはかなり恵まれたと見る。
3歳馬のコスモマーベラス、アドマイヤメガミも押さえたい。前者は2走前にこの条件で勝っている。距離も1800mがベストだけに52キロのハンデでも後押しする。後者は休み明けとなるが、鋭い差し脚は強烈。調教の動きもなかなか鋭いだけに、いきなり走れる状態にはありそう。51キロのハンデもいいが、あとは展開が向くかだけ。大穴なら最近冴えがないが、中山コースを大得意にしているマイネヌーヴェル。

【中京11R:春待月S】
◎④ブラックコンドル
○⑭マルブツトップ
▲⑬マイネルボウノット
△⑯アップドラフト
×⑥ファストタテヤマ
×⑫アルファフォーレス
×⑮カオリノーブル

今年はフルゲートとなりなかなか面白そうなメンバー。昨年の1・2着した、ブラックコンドル、マウブツトップが今年も出走してきた。昨年は9頭の少頭数で、オープンとは名ばかりのオープン馬が1頭もいない一戦だった。今年はオープン馬がズラリと揃ったが、この2頭もこの1年で地力強化を着実に果たしてきた。ブラックコンドルが本命。昨年のこのレースを勝ってからは、やや精彩を欠く内容が続いていたが、休み明けの前走はアワやという競馬。放牧に出て立て直された効果がはっきりと現れた。今週の調教も思ったほど動かず、一叩きされて確実に変わったとはいえないが、前走からややメンバーが楽になった今回は前回以上を期待して当然。中京コースとの相性もよく、しっかり折り合えれば。
マルブツトップも昨年2着の後は、地方交流重賞を勝つなどしっかり活躍している。夏の北海道戦でも堅実に走っていた。前走は休み明けだが、追い込んできた脚は印象に残った。この距離は決してプラスとはいえないが、56キロのハンデは他と比べてもやや恵まれたといえる。これで相殺できるはず。発馬も不安定だが、2300mだけに焦らなければロスは取り戻せるはず。逆転も十分可能。
一発なら3連勝と勢いに乗っているマイネルボウノット。異なる舞台での連勝だけに価値はある。好位で流れにのれる安定性は魅力的。前走の2100m戦をこなせたのだから、小回りの中京の2300mになっても克服できるはず。ただ、マルブツトップと同じ56キロのハンデはかなり見込まれただけにどうか。
アップドラフトは前走でマイネルボウノットに敗れたとはいえ、こちらは長距離は芝・ダートを問わず堅実に走る。前走は位置取りと先行された分だけの負け。大外枠は嫌だが、小回りの長距離戦だけにある程度バラける展開になるはずで、道中のコースロスはあまり気にしなくていいか。調教は併せて遅れたが、伸びていただけに決して悪くなかった。53キロのハンデは魅力。
ファストタテヤマは今回初ダートがどうかだけ。走りからは問題ないと陣営が言っているだけに、大丈夫と見たい。左回りも案外の内容が続いているだけにその辺も気掛かり。ただ、芝とはいえ2走前の内容は良かっただけに、実績で太刀打ちできるなら要注意の存在。
アルファフォーレスは前走は休み明けでもソコソコ走っており、及第点はつけられる。休む前はオープンで3着した実績もあるだけに、決して軽視できない。左回り、長距離はベスト条件の一つだけに連対圏に突っ込む可能性は十分ある。カオリノーブルは最近粘りが出てきた。長距離は決して向くとは思えないが、単騎逃げが見込める展開。ペース一つで逃げ残りの注意は必要。

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GⅠ 阪神ジュベナイルフィリーズ予想

2005-12-03 22:19:59 | 競馬
日曜日は中京競馬場での観戦のため前日に予想をアップします。

【阪神11R:阪神ジュべナイルフィリーズ】
◎⑯フサイチパンドラ
○⑭アルーリングボイス
▲①コイウタ
△⑱アイスドール
×⑦コスモミール
×④エイシンアモーレ
×⑫テイエムプリキュア

来年度の馬場改修を控え、トリッキーなコースとして名高い、ポケットからスタートする阪神1600mは、このレースは今年限り。来年は新しい舞台で行われる。2歳牝馬という不確定要素の多いメンバーでの戦いだけにかなり難しい一戦。ファンタジーSのときに、連勝が止まるまではアルーリングボイスを本命に推すと書いたが、その気持ちに変化はない。ただ、どうしても本命を打ちたい馬が別に出てきてしまった。したがって前言撤回。本命はフサイチパンドラ。このレースでは危ない馬になる1戦1勝馬。過去10年を見ても2着したのがやっと。勝った馬などいない。本命に推すのは冒険だが、それを覆せるだけの素質を秘めている。新馬戦はスタートでやや出遅れ。それを取り戻そうとしたら今度はスピードの違いか抑えるのに苦労する、ややチグハグな競馬。それでいて4角で先頭に並びかけると、後続を6馬身ちぎる圧勝。稍重の馬場で1分48秒1の時計は超優秀。馬場状態の違いがあるにせよ、今年の秋の京都開催で行われた2歳戦の芝1800m戦は全部で9鞍。その中での1番時計だけに、この馬の素質の高さがうかがえる。2戦目でGⅠはキャリア豊富なほかの馬と比べて厳しいのは確か。ただ、それ以上にこの馬の魅力に賭けてみたい。調教でも坂路は時計のかかる状態で、最後の1ハロン止まりそうになったが、再度差し返そうとする勝負根性もこの馬のいいところ。⑯番枠と不利な外枠になったが、スタートでの不安を抱えているだけに、下手に揉まれる危険性のある内枠よりは良かった。大舞台で強い角田Jだけに快挙達成には心強い味方になりそう。
対抗は4連勝中のアルーリングボイス。前走は内枠でやや窮屈な形となり、いつもとは違う後方の競馬を強いられた。ただ、外から強烈な伸び脚でゴールではキッチリと差しきった。ラスト1ハロン12秒台と、その前の1ハロンラップから比較するとややかかっており、前が止まって恵まれたという感も否めなくはない。ただ、それでも逃げ、差し自在の競馬ができるキャリアの豊富さがこの馬の魅力。最近はファンタジーSと阪神JFを連勝した馬がいないのが気になるデータではあるが、キャリアも違うだけに大丈夫と見る。あとは1600mは初めての距離となるが、ここまでならどうにか辛抱してくれるはず。1週前にキッチリ追っており、今週の調教は軽くても気にならない。5連勝の可能性は十分。
コイウタは前走牡馬相手に重賞で好走した。勝った馬との差はわずかだけに、本当に惜しい内容。レベル的にはやや低いと思うだけに額面通りに受け取れない。ただ、今回は牝馬限定戦に変わるために、前走の内容だけ走れれば大丈夫。今週は馬なりで自己ベストタイの坂路50秒9を出しており、体調には何ら不安はなさそう。1ハロンの距離延長も心配なさそう。先週のJCダートでも好騎乗を見せた横山典Jが鞍上。最内枠だけに、経済コースを通って最後に内から抜け出てくる場面も想定できそう。
逆に大外枠に回ってしまったのがアイスドール。未勝利を勝った段階までは決して強いとは思わなかったが、前走の赤松賞は長い東京の直線を十二分に活かしての差しきり勝ち。それもスローペースを34秒1の上がりを駆使してのものだけに評価できる。今週の調教も一杯に追って、豪快に伸びるなど体調は更に上向き。この枠だけにコースロスせずに乗れるような乗り方が必要。それだけに若武者の藤岡Jがどういった乗り方をするのかが注目。上手く乗れれば連対圏も可能。
コスモミールはここ2走の敗戦で人気を落としているが、実績はこの中に入っても3本の指には入る。新馬からオープンを3連勝した内容は伊達ではない。負けた新潟2歳Sは勝ったショウナンタキオンが強かっただけ。速めに先頭に立って押し切ろうとした内容は評価できる。前走は久々の分の敗戦もキッチリ掲示板は確保した。人気が落ちているが、牝馬限定なら十分やれる馬。早熟な馬かもしれないが、まだまだ終わる馬ではない。雨が振って馬場が渋っても、新潟戦で経験しているだけにこれは貴重。
エイシンアモーレは久々だが狙い目はある。前走の小倉2歳Sは、デキが下降して直前の追いきりも軽くしか出来なかった。加えて大幅な馬体減と好走を望むほうが酷だった。実際全くいいところなく惨敗。その後、放牧に出してキッチリと立て直してきた。時計を出して、強めに追う調教も出来ている。この馬のスピードは相当なものだけに、展開が向いて距離を克服できれば、一発秘めている。
連勝中のテイエムプリキュアも目立った持ち時計はないものの、いい勝負根性を持っている。初戦で負かしたドリームパスポートが、その後オープンで2着しているように決してレベルは低くない。前走も渋い勝ち方。フルゲートの多頭数は不安も、そのしぶとさは不気味。穴として押さえたい。

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12月3日メイン予想

2005-12-03 09:17:27 | 競馬
先週のJCは見応え十分だった。速い時計が出やすかった東京の馬場とはいえ2分21秒1のレコードには驚くばかり。勝ったアルカセットはさすがデットーりJ。負けたとはいえハーツクライのルメールJも、直線で内に切れたのは勝負の世界では仕方がないこと。本当に惜しいハナ差。ゼンノロブロイは以前のように勝負弱い馬に逆戻りしてしまった感がある。次の有馬記念は昨年圧勝した舞台。もう負けは許されない状況。リンカーンはまともならあれくらい走れていい馬。激走の反動なければ得意の中山での有馬記念は要注意。ただ、鞍上が誰になるかが…。本命に推したバゴは…。道中で他馬とぶつけられたとか。やっぱり凱旋門賞馬はダメなのでしょうか。
師走となり今年の競馬もあと1ヶ月。JRAに貯金したものを下ろして懐を暖かくしたい季節になってきた。今週からは中京が開幕。今開催は後半はいけそうもないので、明日と来週の土・日の3日間観戦予定である。
今日は午後から出かけるためコメントは手短になっています。

【中山11R:ステイヤーズS】
◎⑥デルタブルース
○③ホオキパウェーブ
▲④ラヴァリージェニオ
△①サクラセンチュリー
×②エルノヴァ
×⑤イングランディーレ

師走の中山の開幕を告げる名物レースのステイヤーズS。今年も長距離巧者が集まった。前走は久々でも見どころ十分だったデルタブルースの復活に期待する。さすがに菊花賞馬とはいえ、久々で59キロは厳しかった。それでいて掲示板を確保したのはたいしたもの。今回は順調に乗り込まれ、別定の58キロはいかにも有利。長距離血統の本領発揮の舞台。ここを勝ってスンナリと有馬記念に向かいたい。
ホオキパウエーブの前走の天皇賞は、スローペースの上直線の不利が痛かった。それでいて大負けしていないのだから地力はついてきた。デルタブルースの勝った菊花賞の2着馬。長距離には何の問題もない。得意の中山で逆転まであるか。
イングランディーレが穴馬。前走の福島記念はやや間隔があいていたため、動きに本来のものがなかった。一叩きされて今回は得意の長距離戦。4月の阪神のようなレースが出来れば十分連対圏はうかがえる。
サクラセンチュリーは馬場が少し渋った中で好走できたのは、この馬の今の充実度を物語っている。3600mという距離が向く馬ではないが、切れ味勝負になればこの馬が一番。重賞連勝の可能性まである。エルノヴァは牝馬ながら牡馬と戦った方が好走するタイプ。長距離も走れるだけに鞍上の腕でどこまで。イングランディーレも復活をかけた一戦。前走は62キロの酷量と休み明けが敗因。一叩きで本来の動きとまではいかないものの、多少鋭さはでてきたか。単騎逃げの見込めるメンバーだけに要注意かも。

【阪神11R:ゴールデンホイップT】
◎⑧マイティーカラー
○③マルブツライト
▲⑬レキシントンブルー
△⑪メジャーカフェ
×⑭ニホンピロキース
×⑥ロードマジェスティ
×④テイエムリキサン

レースとしては非常に面白いが、馬券的には外国人Jがいて、いつもと違う位置から進める馬もいるなど、馬券戦術のたてにくい一戦。前走はGIでのレースだけに度外視できるが、2走前の内容からこの条件でも十分やれるマイティーカラーが本命。1600mは2度目だが、展開も速くなりそうなだけに折り合いに気を使う必要はなさそう。それならばこの馬には向くはず。マルブツライト、レキシントンブルーの3歳馬が相手候補。定量戦だけに57キロの斤量を背負うのは、古馬と比べると不利だが、それをはね返す力は持っている。メジャーカフェは甘いのは確かだが、武豊Jになって変われないか。ニホンピロキースも2ヶ月ぶりとなるが、このクラスに入っても戦える地力はある。ただ、調教の動きがやや案外だっただけにその辺が気掛かりで押さえの評価。

【中京11R:鳥羽特別】
◎⑬シーキングマイラブ
○⑨オトハチャン
▲⑮アフレタータ
△④シャドロンガール
×⑤ダービーゾーン
×⑫グレイシアブルー
×⑥スリーキュート

冬の中京競馬の開幕。久々の開催だけに芝は先行有利は確か。逃げ馬が多いだけにある程度速くなりそう。ただ簡単に前も止まらないだろうから、後方一気の馬ではやや苦しいかも。ここは堅実なシーキングマイラブが本命。今回は牝馬限定戦で別定になり条件が一気に有利になった。先行集団につけれる脚もあり、展開不問のこの馬が絶好のチャンス。久々も走るオトハチャンは展開が鍵。かなりやりあって追い込みの利く流れになれば突っ込みは要警戒。逆に前に行った馬で怖いのはアフレタータ。外枠を引き揉まれないのは何より。一叩きされて動きもよくなってきた。牝馬限定戦ならチャンス十分。シャドロンガールは中京巧者。こちらも展開に注文のつくタイプだが。スタート次第で先行できれば激走の可能性も。大穴ならスリーキュート。休み明けは走らないが、昇級戦の前走でも大負けしなかった。ここは限定戦だけに馬券妙味は今回か。

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