お灸!

お灸にはまっています。 お灸や漢方などの勉強をまとめてみたいと思いました。 「個人的感想」ですけど...

はり入門?

2008-10-20 07:52:31 | Weblog
鍼灸と言いますが、実際にはほとんどの鍼灸師
さんが鍼の方を専門にしています。 素人も行
う灸では金は取りにくい、ということでしょうか。
私も一度は鍼を学んでみたいとも思いますが、
お灸に比べ危険性は格別です。

そんなとき、医道の日本社から森秀太郎先生
の書かれた、「はり入門」という本が出版されて
いるのを知り、ま、机上の空論だけでもいいか、
と購入しました。 ところが中を覗いてびっくり!

神経叢に打ち込んでいく鍼など、「こんなところ
に!?」と思うような鍼の実際が、写真にイラス
トを加え丁寧に説明してあります。 この本を眺
めているだけでも、鍼の世界がいかに恐ろしい
ものか、よく分かります。

読む前はたまには鍼でも、と思っていましたが、
この本を開いた後は、よほど信頼できる先生で
なければお願いできないな、と思います。 今
のところ西洋医学で見放されるような難病でも
無い限り、私はお灸にします...

枝雀さん?

2008-10-18 09:30:50 | Weblog
近頃、自殺された枝雀さんが取り上げられるこ
とが多いようです。 図書館で何枚かCDを借り
て、久々に聞いてみました。 聞けば聞くほど、
残念なことだったなぁ、と思います。 いえ、もっ
とうまくなれたろうになぁ、と思うのです。

まだまだ色んな芸も習い、話も練り上げなけれ
ばならないのに、若くして「爆笑王」などという称
号をもらってしまい、枝雀さんは行き場を失って
しまったんですね。 「王様」を批評したり、「ダメ
だし」をしてくれる人もいないでしょうから。

易でも舞い上がって行き場を失えば凶、とされ
ています。 批判や批評を受けることで、行くべ
き道が明らかになり、また開けていくものです。
それすらも受けられない孤独、それはすさまじい
ものであったでしょう。

杖道の恩師は、最高段位にまで登り詰められ
ましたが、生前、「もう誰もなんにも言うてくれん」
(誰も指摘してくれない)と、半分怒ったように、
半分淋しがるように言われていました。 王様の
悲しさ、それも恩師から教えていただいたことの
ひとつです。

乱高下?

2008-10-17 06:34:32 | Weblog
株が乱高下して、新聞やテレビなどでも連日報
道され、大騒ぎになっていますね。 株式投資
をやっている連中は、さぞかし大変だろうと思わ
れるでしょうが、実のところ、それほど大変では
ありません。

こうして急降下で株式の価格が下がるのは「よ
くあること」で、株に投資しよう、と考える方はま
ず覚悟しておかなければならないことです。 今
週のように、急降下して少し戻し、また急降下
するのを「二番底」と呼び、実は「三番底」もあ
ります。

株の世界ではごく当たり前の現象ですから、あ
わてる必要もなく、遊んでいるお金があれば、
普段は手の届かない優良株を、安い価格で仕
込んでおける好機にもなるのです。

だからといって、すぐにネット株でもやってみよう、
と思われず、以前ご紹介した鏑木繁先生のご
著作を何冊か読み、投資に乗り出す覚悟を固
めることが先決です。 覚悟の無い人、あわて
ふためく人は、絶対に儲けられない世界なので
すから。

認知症?

2008-10-16 08:09:15 | Weblog
今は比較的簡単に「認知症」と言いますが、こ
れと一般に言う「ボケ」とは、ずいぶん違いがある
そうです。 一番の違いは病気になるのか、単
なる老化なのか、だと聞きました。 老化では病
気と認められないんですね。

その違いは微妙ですが、今なら認知症について
サイトを構築されている方が何人もおられます。
中には簡単なチェックリストを公開されている方
もおられますので、ぜひ一度訪れて試していた
だきたいものです。

このチェックリストで試してみましたら、私の母の
症状は、ほぼ認知症のようです。 病気は何で
もイヤなものですが、認知症は、人格そのもの
が崩壊してしまうので、それを目の当たりにしな
ければならない家族の心痛は深いものです。

母の今後をどうするのか、親族や介護の人達
と打ち合わせするたびに、精神的にも深い疲労
を感じます。 認知症自体の解明は進んでいる
ようで、その研究成果に期待していますが、その
家族の毎日の精神的、肉体的ケアには、やはり
お灸ではないか、と思うこの頃です。

尻の筋肉?

2008-10-15 08:14:35 | Weblog
三回忌の前日、女房が準備に寺まで出掛けま
した。 「陰日向無く(かげひなたなく)」という言
葉がありますが、女房の最大の美点はこれでし
ょう。 ところが何でもやりすぎます...

そのまた前日に、翌日の易を立ててみたら、女
房は「大過」、剛強すぎて無理が発生するとい
うことです。 しかも当日は、誰も助けが出せな
いほど剛強にすぎる、凶である。

当日の朝にも、やりすぎることのないよう、控えめ
に、控えめに、と言って送り出したのですが、帰っ
てきたらお尻が痛い... 墓の周辺の草むしり
をしてきたそうなんですが、やりすぎて尻の筋肉
を傷めたようです。 なんと、まぁ...

整骨院や私のお灸のお世話になり、まだ回復
していません。 柔道整復師さんの話でも、この
部位の筋肉を痛めるのは非常に珍しいとのこと。
柔軟、従順を説いても、ムダですかねぇ...

三回忌?

2008-10-14 08:02:46 | Weblog
父の三回忌を終えました。 時間だけは誰にも
公平ですから、2年経てばごく当たり前に三回忌
にもなるのが道理ですが、大変な心労でした。
その原因は母です。 痴呆症状が進み、クリア
な時と、そうでないときとが激しく交錯し、特に三
回忌の前は錯乱しました。

家族である私達兄妹が迷惑をするのは、困る
ものの、それほど大変ではありません。 私達以
外の親戚や、他人様まで巻き込んで騒ぎ立て
るのには、本当に参りました。 改めて認知症の
恐ろしさを痛感しました。

三回忌を終えてウチに帰り着いたら、疲労困憊
で、もう脱力です。 夜のお灸も、ごく簡単にす
ませて早く休みたいと思いましたが、足三里は、
軽く触れても強い圧痛を感じます。

左から始めましたが、一日では無理に思えるほ
ど痛みが強く出ています。 ただ、左にすえると、
右の圧痛が弱まります。 疲れがひどいと安眠
できないものですが、良く眠れ、翌朝は疲れが
残っているものの、スッキリと起きられました。

株も当たるか?

2008-10-11 08:01:52 | Weblog
相変わらず毎日易を立てて、指針にしています
が、最近は翌日の運勢に加え、株についても易
を立てることが多くなりました。 後出しジャンケン
のようですが、今の株安について、分かっていた
とは言いませんが、予兆はありました。

ずっと前から欲しいと思っていた株があります。
一度は実際に買い付けようとしたのですが、こち
らの言い値まで下がるか、というところで、ひょい
と上がってしまいました。

その値段からまだ下がったので、買い付けようと
して、待てよ、易を立ててみよう、と思い立ちまし
た。 立ててみたら、大変な苦労をする...
半信半疑で買うのを止めたのですが、今週、そ
の株は、その価格の半分になっていました...

他の優良株も同じように、どれひとつとして、今こ
そとか、進めとかは出ませんでした。 そうしたら
今週の大暴落です。 易をやる前に買い付けた
ものは、あまり良い成績ではないので、なんとな
くあせる気持ちもあるのですが、ま、どうなるもの
か、しばらくは易に任せてみましょう。

前立腺のお灸?

2008-10-10 08:11:51 | Weblog
今は前立腺と言いますが、昭和の初め頃は摂
護腺と言ったようです。 「鍼灸真髄」でも摂護
腺炎と紹介されています。 この疾患に対応す
るツボは、次膠(じりょう)になります。

何度かご紹介しておりますが、お尻の尾てい骨
のすぐ上、仙骨の穴ぼこの上から2つ目ですね。
今までは婦人病や後頭部の頭痛のツボ、とし
てご紹介していますが、男性にとっては前立腺
に密接な関係があるとされています。

私の場合、右側の次膠に圧痛があります。 こ
こに5壮以上すえ、手三里にもお灸しました。
手三里は炎症に大きな効能があり、私の場合
左は3壮で圧痛が消えたのに、右には15壮も
必要でした。

翌日、それまで腫れぼったかった右のそけい部
は、ずいぶんとスッキリしたように感じました。
ただ内臓ですので、素人が直接前立腺に触れ
るわけにも行かず、実際の効果は分かりません
が...

西洋薬でも?

2008-10-09 09:03:48 | Weblog
セルニルトンの方は不思議な薬です。 植物由
来の薬だそうで、gooヘルスケアによれば、「チモ
シイ・トウモロコシ・ライムギ・ヘーゼル・ネコヤナ
ギ・ハコヤナギ・フランスギク・マツの花粉の混合
物のエキス」だそうです。

植物由来で、しかもそのエキスを利用するところ
など、西洋薬ながら漢方薬に通じるものを持っ
ているんですね。 前立腺の病気は洋の東西
を問わず、男性なら避けて通れない病気ですか
ら、西洋でも古くからその処方が確立していたの
かも知れませんね。

ただ本来は慢性症状に利用されるものらしく、
薬剤師にも、飲んですぐに効く薬でないので、
気長に続けてくださいと言われました。 ただ私
の方は、この薬以上に診断に安心しました。 

今は、40歳も過ぎれば前立腺ガンの検査は
必須らしいので、今後検査をしてもらう予定で
すが、現在のところは前立腺炎という炎症だけ
の診断ですから、薬に加え「やれること」があり
ます。 もちろんお灸ですね。

前立腺炎の薬?

2008-10-08 09:12:12 | Weblog
前立腺が炎症を起こしたからといって、それでそ
けい部が痛むのではありません。 「解剖学イラ
スト事典」を開いてみると、前立腺の周辺は複
雑で、どれかの臓器が大きくなれば、それだけ
で周辺に影響が及びます。

そけい部から睾丸につながる、そけい管もすぐ近
くなので、当然影響を受け、睾丸炎に似た症状
も出るんですね。 薬を処方してもらうのですが、
私は軽いアレルギーもあるので、ごく弱い薬しか
処方できないとのこと。

西洋薬のセルニルトンと、漢方薬の桂枝[伏]
[令]丸(けいしぶくりょうがん)です。 あ、また
高価な漢方薬か、と困りましたが、2週間分で
千円ほどですのでひと安心です。

漢方薬の方は、血液の流れの停滞、出血、腹
痛、腰痛などに効果のあるものです。 西洋医
の漢方処方は危険な場合も多いので、疑う必
要がありますが、鬱血の改善にも役立ちますの
で、この処方は妥当なもののようですね。