お灸!

お灸にはまっています。 お灸や漢方などの勉強をまとめてみたいと思いました。 「個人的感想」ですけど...

ハンドブック?

2008-05-28 09:07:35 | Weblog
古典は漢方にとっては無くてはならないものです
が、実際に読んでみても難解で何がなにやら...
そこで、内容をおおまかにつかむ程度なら、医道
の日本社から池田政一先生が書かれた「ハンド
ブック」シリーズが出ています。 価格は千九百円
程度です。

概略や実際の療治なども加えて解説しておられ
ますので、古典の原文を横に置いてつき合わせれ
ば、理解が進みます。 「素問」や「霊枢」だけで
なく、「傷寒論」、「難経」などもシリーズに含まれ
ます。

ただこのハンドブックは、あくまでも概略です。 原
文とずいぶん趣旨の違うところもたくさんあります。
原文には療治法や病気のメカニズムだけでなく、
漢方の基本となる重要な考え方が随所にちりば
められているのです。

池田先生御自身が原文を読むこと、それも何度
も読み返すことを推奨されています。 三千円くら
いの漢和辞典でも構いません。 ハンドブックで大
体の「当たり」を付け、漢和辞典を引きながら少し
ずつ原文を読んで、「思わぬ収穫」にめぐり会いま
しょう。