宮代NOW(出来事編)

埼玉県宮代町及び周辺のもろもろ情報

田作業急ピッチ 一部では田植えも 春日部・宮代地区

2011年04月24日 22時04分22秒 | 宮代ニュース

宮代地域ではゴールデンウイーク時期の田植えが多いが、それに向けて田に水を引き代かきを行うなど、田作業が急ピッチとなっている。

春日部市内牧の一部田んぼでは田植えを行ったところもあり、早苗がゆれている。

昨年は異常気象の影響から、ゴールデンウイークの田植えをどうするか悩んだところもあったが、今年は、桜の開花が遅れるなど、例年よりは春の訪れが遅かったものの、その後は一応順調な天候となっていることから、例年通りの田植えとなりそう。

各田んぼでは、肥料の散布や水入れ、代かきなどの作業が進められており、耕運機の音が響いている。

春日部市内牧の田では2箇所で田植えが行われているのが確認された。


東日本大震災の被災地に元気と支援の輪を届けよう 第30回春日部藤まつりを開催

2011年04月24日 20時47分21秒 | 宮代ニュース

春日部市に本格的な春の訪れを告げる春日部藤まつりが24日、春日部駅西口の「ふじ通り」で開催され、多くの市民らが参加して、藤の花を愛でるとともに、「元気と支援を被災地に届けよう」と「かすかべ親善大使」でWBA世界スーパーフェザー級王者の内山 高志氏らが先頭に立って募金活動などを行った。

春日部藤まつりは、春日部市の春の恒例行事ともなっており今回で30回目。ただ、今回は東日本大震災を考慮して開催するかどうか難しい判断を迫られるなか、検討が進められた。

このまつりを主催する春日部コミュニティ推進協議会では「元気を出せるところが、元気をなくし、経済を落ち込ませたのでは、支援の手を差し伸べることもできなくなる。一日も早い復興を祈念しつつ開催させてもらうこととした」とし、開会前に、犠牲となられた方に1分間の黙祷をささげた。また、「今日は内山さんにも駆けつけていただいたが、今こそコミュニティの力を発揮して、被災地に元気と支援を届けよう」と呼びかけた。

挨拶に立った石川・春日部市長も「この日を待っていたかのように藤が花を咲かせ始め、まさに微笑みかけているようである。(こうしたまつりを迎えられる日常は)この上ない幸せであることをかみしめると共に、被災された方に春日部市から元気と支援の輪を届けていこう」と語った。

藤まつりは、市民の躍動と力強さがあふれるパレードからスタート。

24日の春日部市は前日の雨が一掃され、イベント開催中は快晴。気温も前日を4度ほど上回る5月上旬の暖かさ。

ブラスバンドや

チアリーディング

おとりなど

多彩なパフォーマンスが繰り広げられ、訪れた人は春本番の一日を楽しんだ。

また、被災地を支援する義援金には多くの人が善意を届ける姿が見られた。

なお、第30回春日部藤まつりのフォトアルバムはこちらにアップしましたので、関心のある方はここをクリックしてください


宮代町の古刹・宝光寺で本堂の上棟式が行われる

2011年04月23日 18時36分40秒 | 宮代ニュース

宮代町西粂原の宝光寺(釈尾 俊光=トキオ トシミツ・住職)の本堂改築に伴う上棟式が23日、同寺で厳かに行われた。本年末頃の落慶予定。

宝光寺は宮代町の前身・旧須賀村時代には役場が置かれたこともある。しかし、本堂の老朽化が進んだことから、改築を意図、昨年10月に遷座式を行って本堂を解体。新本堂の建設を進めているもの。

新本堂は建築面積334.18平方メートル。延べ面積266.08平方メートル。高さ12.2038メートルの木造1階建て。

昨年11月に地鎮祭を行い建設が行われているが、23日、上棟式を行った。

本堂の上棟式という珍しい式典に、近在の人も多く訪れ、見守った。

午前11時、上棟式が始まる

導師が入場して式典の開始。

まずは、仏式の式典。

宝光寺は、曹洞宗のお寺で、慈眼山と称し、

一説には天文元年(1532)に創立されたとされる古刹で、本尊には地蔵菩薩を祀る。

歴代の住持の中の円宅住職に関係する筆子塔があり寺子屋を開いて教育に力を注いでいたものと見られる。

また、須賀小学校の前身となる、西條学校の校舎となったところでもある。現在は宝光寺幼稚園を併設して幼児教育につとめている。

宝光寺は、「ぶっさり地蔵」の寺としても有名。

「昔、近郷近在の若者が杉戸宿の遊郭に遊びに行ったころの話である。夜道を歩いての帰途、宝光寺の近くになると、若い娘が肩におぶさる。背負いながら、我が家も近づいたので振り向くと、地蔵尊がおぶさっている。あわてて問いただすと、宝光寺の地蔵だと答えたという」(埼玉県伝説集成より)

上棟式は、引き続いて、大工・棟梁らによる神式の上棟の儀が執り行われた。

招立の儀(めしたてのぎ)

丈量の儀(じょうりょうのぎ)

博士杭打の儀(はかせくいうちのぎ)

柱固の儀(はしらかためのぎ)

曳綱の儀(ひきつなのぎ)

槌打の儀(つちうちのぎ)

散銭・散餅の儀(さんせん・さんぺいのぎ)と続き

最後に、参列者に紅白の餅と銭が配られ、上棟式は滞りなく終了した。


フデリンドウの愛らしい花が 宮代町

2011年04月22日 21時07分52秒 | 宮代ニュース

宮代町で、フデリンドウが愛らしい姿を見せている。

宮代町のフデリンドウは、年々、その数を減らし、2箇所確認されているうちの1箇所は今年は未だ確認されていない。

こうして数を減らしている上に、雨が少なかったり気温が上がらなかったりと越年草のフデリンドウにとっては一時期、天候が不順なことがあったことからその開花が心配されていたが、数は少ないものの今年もその可愛い姿に出会うことができた。

現在のところ10数花が確認されている。

フデリンドウは、高さ5cmばかりの小さく可憐な花で、目を凝らさないと見つけるのにも苦労する花。


「としょかんこどもまつり」が24日開催 俳句大賞入賞句を展示中 宮代町立図書館

2011年04月22日 19時00分56秒 | 宮代ニュース

「チューリップ土の中からこんにちは」。明日4月23日は「子ども読書の日」。その記念行事として宮代町ではこの時期、例年、「としょかんこどもまつり」が開催されているが、今年は明後日24日、各種イベントが宮代町立図書館で行われる。それを前に、「としょかんこどもまつり」恒例の俳句大賞入賞句の展示が、図書館展示ロビーで行われており、宮代町の豊かな自然を素直に詠んだ句など、子どもたちの感性の豊かさに訪れた人も足を止めて鑑賞する姿が見られている。展示は24日まで。

今年の、「としょかんこどもまつり」俳句大賞には782名の小学生から1556句の応募があり、2日間10時間をかけて、一句一句を口ずさみ500句を一次選考。引き続いて、宮代図書館俳句教室受講終了の中から有志7名で選考、50句を入賞としたもの。

俳句大賞入賞作品は次のとおり

【小学校1年生】
チューリップ土の中からこんにちは
どてのみちはるのあしおときこえたよ
おひなさまいつかわたしもなれるかな
ふんわりとかわいいほっペシクラメン
すかしょうのみんなをみてるかえでの木
やすらぎのみやしろまちにとりのこえ
ゆきどけやかえりにあそぶ水たまり

【小学校2年生】
しもばしらじめんに立ってみはり
雪だるま大きくなってうごきそう
ふきのとう雪がのってもがんるよ
雪だるま一日だけのお友だち
うぐいすはいつもどこかでかくれんぼ
かがみもち二だんベットのみかんつき
たんぽにのって行きたいゆめの中
ペダルこぎ虹にむかって風をきる
しゃぼんわたしうつしてとんで行く



【小学校3年生】
チューリップ真っ赤な顔でてれてるよ
しもばしらがっきみたいにえんそうかい
かきの実がてれてるのかなまっかっか
うめの花ここでも紅白歌がっせん
つくしさん春の足音聞いている
ふんわりと風にのって春が来る
冬の夜空にはのたから箱
もう春だ知らせてくれるお花たち
さくらさきいっしょに登校弟と

【小学校4年生】
ハクモクレン白い花びら見えてくる
☆教室に光()差しこみ春が来た
ふきのとうあさひをあびてせのびする
石の下虫が集まり冬をこす
梅の木に花たちならんでおどってる
春の音耳をすませやってくる
さくらさきみんなわくわくクラスがえ
にじを見て気分も晴れる雨上がり
☆めだかさんすいそうの中()春をまつ
オリオン座見上げた空にかがやくよ
ゆきだるまわたしのいえのみはり
春一番ぼくのぼうしがとんでゆく

(☆の句は監修者が一部補筆したもの)

【小学校5年生】
夕焼けが真っ赤な顔して照れている
いただきますみんなでこたつ顔近い
雪だるま「また来年」と笑てる
どんぐりが落ち葉にうもれてかくれんぼ
いがいがの中をのぞけふたごの子
虫たちが烏の合図で出てきたよ
雪だるまバケツ残して消えちゃった

【小学校6年生】
しも焼けの手をひろげるともみじみたい
ふきのとうひょこり出て来てこんにちは
くりの実はイガに守られお姫
さびしさとうれしさつのる卒業式
朝おきて体に感じる春の風
せつぶんで自分の欠点おいはらう

なお、、「としょかんこどもまつり」は、4月24日(日)11時~16時に宮代町立図書館で行われる。
主なイベント予定と時間は次のとおり。
○小さい子のえほんの会(11時~11時15分)
○童話を読む会&おはなし会(11時15分~12時)
○町内小中学生による絵本の読み聞かせ(12時~14時)
○折り紙の体験(12時?14時)
○みやしろ郷土かるたとり(12時30分~13時30分)
○小学生の俳句の表彰式及び発表会(13時~14時)
○紙芝居の会(14時~14時30分)
○子ども映画会(14時30分~16時)