宮代NOW(出来事編)

埼玉県宮代町及び周辺のもろもろ情報

たけのこ顔を出す 宮代町・西原自然の森 風呂のみ利用可に ふれ愛センター

2011年04月26日 21時52分39秒 | 宮代ニュース

宮代町の縄文時代早期から前期を中心とした大規模な遺跡のある「西原自然の森」の竹林では、たけのこが顔を出し始めた。また同地内のふれ愛センターでは26日から風呂施設のみ利用が可能となった。

 

今年は例年より遅い顔出しだが、出している顔の数は昨年より多そう。

「西原自然の森」の竹林は手入れがなされおり、美しい景観を見せている。

無論、たけのこの掘り取りは禁止。

「西原自然の森」にある「ふれ愛センターみやしろ」は、現在、東日本大震災で被災された方の避難所となっているため、休館となっているが、26日から風呂施設のみが一般開放となった。

宮代町の公式HP「電脳みやしろ」などで利用できるようになったことを知った町民が早速訪れ、風呂を楽しんでいた。

開放期間は4月26日(火)から当分の間とし、毎週月曜日の休館日のほか、5月6,9~12日は休み。風呂の利用可能時間は午前10時から正午と午後1時から3時。使用料は100円。集会室等は避難所となっているため、利用不可。


1600年前宮代町に最先端技術者集団がいた 埼玉県最古の鍛冶工房展 宮代町郷土資料館 

2011年04月26日 20時02分36秒 | 宮代ニュース

古墳時代前期・4世紀後半の宮代町には埼玉県でも最高水準の技術・高度の文化を持つ集落があった。その遺構発掘調査結果を展示する企画展「山崎山遺跡展」がこのほど、宮代町郷土資料館企画展コーナーで始まった。7月10日まで。入場無料。

宮代町は旧石器時代約2万年前から人々の暮らしがあり、古くから高度な技術水準・高い文化を持っていたことが、宮代町郷土資料館の学芸員らの地道な発掘調査などで明らかになっており、埼玉県をはじめ全国的にも考古学的に貴重な発掘調査が行われている町として注目されている。

中でも、昭和57年度、63年度、平成2年度、3年度、6年度と5回に渡って発掘調査の行われた山崎山遺跡からは、古墳時代前期4世紀後半のものと見られる鍛冶工房跡が発掘され、考古学的にはもとより、一般的にもその謎解きに多くの関心が寄せられた。

写真のような鉄滓(鍛冶滓=原鉱石や鉄素材から鉄を取り出したあとの滓)や

鉄製品、鍛冶炉跡などが平成2年度の発掘調査で出土した。

鍛冶は当時の最先端技術であり、この頃の鍛冶工房跡は全国的にも例が少なく、関東地区でも4例にとどまり、埼玉県では最古のものとなっている。

この鍛冶を行うための鉄原料は朝鮮半島から伝えられたものと推定され、宮代町がその当時、朝鮮半島までの交易(入手)ルートがあったことを示すもので、鍛冶技術と共に原材料ルートもロマンをかき立てる。

また、同展示では、大規模な集落から1個程度しか出土しないといわれる特大の壺(土師器)も第3号住居跡からの出土品として展示されているほか、鍛冶作業と関連するのではないかと見られる井戸の確認も報告されるなど、これまでの発掘調査の集大成的展示となっている。

宮代町郷土資料館では現在、古墳時代のもう一つの集落拠点であったと見られる道仏遺跡の発掘調査を行っており、数々の考古学的成果を得ており、宮代町にとどまらず関東地方内陸部への文化・技術・生活展開を知る上での注目される発掘となっている。

なお、山崎山遺跡展は7月10日まで、宮代町郷土資料館(宮代町西原289、MAPはこちら、姫宮駅、東武動物公園駅(西口)からいずれも徒歩20分 、町内循環バス停「ふれ愛センターみやしろ」から徒歩1分、東北自動車道 久喜インタ-チェンジより約20分、9時30分~16時30分開館、5/2・6・9~12・16・23・30、6/6・13・20・27、7/4休館)で行われている。常設展とも入場無料。


宮代町・笠原小学校の藤が開花 昨年と同時期

2011年04月25日 20時11分42秒 | 宮代ニュース

宮代町の藤の花のスポット・笠原小学校の藤棚の藤が25日開花した。昨年が24日だったところから、昨年とほぼ同時期の開花なった。

ただ、今年の笠原小学校の藤は整枝・剪定時期の問題で花芽がほとんどなく、花数は例年に比べて極端に少なく、ちょっとさびしい開花となりそう。

宮代町には笠原小学校のほか、藤の花が美しい場所が多くあるが、その一つ、辰新田集会所の藤棚は、お地蔵さんとのコントラストが楽しいが、今年は大地震の余震を考慮してか、お地蔵さんに転倒防止用のロープが巻かれた珍しい情景が見られている。


田を訪れる鳥たちも変化 宮代町

2011年04月25日 18時44分34秒 | 宮代ニュース

田植えに向けて、田作業が活発化するにつれて、田を訪れる鳥たちも変化を見せ始めている。

優雅な姿を見せているのはアマサギ。

餌を求めて田を歩き回る

白鷺も美しい羽をなびかせながら・・・。

旅の途中に立ち寄ったのか

ムナグロ。

しばらくは、その姿を見ることができそう。

無論、ツバメも巣の材料を求めて田んぼにも

コチドリは子育てのためか

カワラヒワはもしかして子どもが誕生したのか・・・?


宮代町でも田植えが始まる 

2011年04月25日 17時56分29秒 | 宮代ニュース

宮代町宮東、中島地区で25日、田植え機の音が響き田植えが始まった。

付近の田でも、代かきなどが行われており、これから田植えが本格化しそう。

宮代町ではゴールデンウイーク頃が田植えのピークとなるが、この田では若干早め。

田植えをしている人に伺うと「農家の高齢化などや耕運機などの老朽化などによって、田植えや稲刈りを依頼されることが多くなり、現在では10ha程度の田植えを行っている。狭い田んぼか多いので、田植えに手間や時間がかかるので、早めに田植えに取り掛からないと・・・。ということで、今日から田植えを始めた」とのこと。

大型最新機械を駆使して手際よく次々に田植えを行っていた。