天井に届きそうな雛飾りを展示 宮代町郷土資料館旧加藤家住宅

3月3日はひな祭り。宮代町郷土資料館の旧加藤家住宅では現在、昭和中頃後半の雛飾りを展示中である。



女の子のすこやかな成長を祈る雛祭。宮代町郷土資料館では、こうした年中行事を伝えていこうと、この時期になると、毎年、3月3日の雛飾り、5月5日の武者飾りを旧加藤家住宅の座敷に展示し、見てもらっている。



現在でも、各家庭で雛飾りは行われているが、展示されている雛飾りは実際に使用されたもので、天井にも届きそうな立派なものと素晴らしい段飾りの2種で、目を見張る素晴らしさ。




親に手を引かれた子どもたちや、隣接する「ふれ愛センター」を訪れた子どもたち、郷土資料館を訪ねた大人など、多くの人が足を止めて、柔和なお顔立ちの内裏様などに目をやっている。



旧加藤家住宅は、郷土博物館の敷地内に平成3年に移築されたもので誰でも自由に見ることが出来る。このため、雛飾りも無論自由に見ることが可能。



名主を務めた旧家の江戸時代の技法を伝える住宅の縁側に腰掛けながらで見る雛飾りは、また一つ、趣の変わった楽しみを与えてくれる。



あなたも一度足を運んで見られてはいかがですか。

議長に小河原氏を選出 宮代町議会

宮代町議会は25日、3月26日までの30日間にわたる3月定例議会を開催し、新しい議長に小河原正氏を副議長に中野松夫氏を選出した。


（小河原正・宮代町議会議長）


（中野松夫・宮代町議会副議長）

同時に委員会構成も変更となり、新しい議会運営委員会委員長に飯山直一氏、総務町民生活委員会委員長に関弘秀氏、教育福祉産業委員会委員長に石井眞一氏、議会広報委員会委員長に丸藤栄一氏がそれぞれ決まった。

3月定例議会は25日から開催され、冒頭、榎本議長、飯山副議長からそれぞれ議長職・副議長職の辞意が表明さら、検討の結果了承となり、直ちにそれぞれ、14名の議員の単記無記名投票によって議長・副議長が選出された。

議長は、小河原氏が7票、唐沢氏が5票、丸藤氏が2票となり、小河原氏が選出された。
副議長は、中野氏が10票、角野氏が2票、加藤氏が2票となり、中野氏が選出された。


25日はこれら、議会人事で閉会となり、明日26日から実質的な論戦に入る。明日26日は、庄司町長の施政方針が示され、上程議案の説明などが行われる。

なお、会派構成（敬称略）は
新政クラブが4名（飯山直一、赤塚綾夫、合川泰治、中野松夫）、民主の会が3名（唐沢捷一、石井眞一、金子正志）、みんなの会が2名（宮原一夫、榎本和男）、公明党が2名（関弘秀、角野由紀子）、日本共産党が2名（丸藤栄一、加藤幸雄）、無会派・議長が1名（小河原正）となった。

宮代町では揚げ雲雀が合格者を祝福 埼玉県公立高校入試前期合格発表

24日午前9時、埼玉県の公立高校では平成22年度入学試験前期の合格発表が各高校で行われた。宮代町の宮代高校でも喜びの声が沸いていた。



県立宮代高校では午前9時。特設の掲示板前に多くの受験生。



掲示板に入学許可候補者の番号が貼り出されると自分の受験番号を見つけて掲示板の前で小躍りして喜ぶ姿も。



県立杉戸高校でも自分の受験番号をしっかりと確認



携帯カメラでパチリとしてから



合格者は入学用書類を受け取るために事務室の前に長い列を作っていた。



こうした、合格者を祝福するかのように、宮代町では、春の到来を告げる揚げ雲雀のさえずりが響いていた。



通常、鳥は木の枝などでさえずるが、雲雀は上空高く舞い上がり空中でさえずる。



こうしたヒバリを「揚げ雲雀」と呼び、春の訪れを告げる春の季語ともなっている。



24日の宮代町地方は昨日に続いて暖かく4月中旬並みの気温に。こうしたことから、揚げ雲雀の姿が観察されたもの。

東武動物公園駅西口の宮代町駐輪場が2月28日に閉鎖

東武動物公園駅西口の宮代町駐輪場（無料駐輪場）が2月28日に閉鎖されるが、閉鎖後も駐輪されている自転車については放置自転車とみなされるとのことですのでご注意ください。



宮代町では当初、東武動物公園駅西口駐輪場（無料駐輪場）を和戸駅や姫宮駅同様、有料駐輪場化して管理を強化する予定だったが、東武鉄道敷地内に民間の有料駐輪場が設置されたことなどから、有料駐輪場化を見送り、閉鎖することとしたもの。



東武鉄道敷地内に民間の有料駐輪場は250台の収容能力を持ち1日1回100円で利用（パスモも使用可）できる。宮代町では「公共的な事業のうち、民間企業が行う事業と目的が同じで競合するものなどについては、基本的に民間企業に委ね、民業の圧迫を極力避けるため」としている。



東武動物公園駅西口駐輪場（無料駐輪場）は2月28日で閉鎖されるが、宮代町では「閉鎖後は駅周辺の民間駐輪場もしくは進修館西側の町営駐輪場をご利用ください。ご協力をお願いします」としている。



閉鎖後もおかれている自転車については、放置自転車とみなし、保管場所への移動を行う。このため、引き取りにあたっては、撤去保管料が必要になるので注意が必要。



現在置かれている自転車には、その旨を記した「お知らせ」が貼付されている。

4月上旬の陽気にコブシも開花 宮代町

23日の宮代町地方は、昨日より8.5度も高い16.7度と4月上旬並の気温となった。この陽気に虫や花たちも活発に動き出し、宮代町の玄関口・東武動物公園駅西口のコブシ並木もほころび始めた。



久喜アメダスによると、宮代町地方は午前3時に氷点下0.9度。午前8時には1.6度。ここから急激にアップして、9時には4度、10時には7.4度正午には11.4度。午後2時には14.8度。午後3時には16.7度となり、半日で17.6度も上昇した。



真冬から一気に春真っ只中の気温に、自然界は大慌て。



コハコベが一斉に花開いたり



モンキチョウも数頭が乱舞。



完全に春モード。



アブラナの花も鮮やかな色に。



それに誘われて、蜜を求めて・・・。



ただ、桜の芽はまだ固かった。