日本工業大学と宮代町民が「リメイク」で新たな連携を

工学的視点から環境教育に力を注ぐ「日本工業大学」とゴミを少なくし子どもたちが物を大切にする心を養う活動を行っている「宮代町おもちゃクリニック」が「リメイク」をキーワードに連携関係を構築して、新たな事業展開を検討することとなり、２７日両者は合同で久喜宮代衛生組合を訪ね、基礎調査を行った。



宮代町と日本工業大学は昨年１１月、更なる関係強化をはかるため「連携に関する包括協定」を締結しているが、これが具体化すれば、大学と市民レベルの新たな連携関係として注目される。



「リメイク事業」の具体的な詰めはこれからだが、基本的には「日本工業大学の環境教育の一つとして、例えば、動かなくなったおもちゃを全く新しいおもちゃに生まれ変わらせる『リメイク』活動を行い、これに、豊富な知識とノウハウを蓄積しているおもちゃクリニックの皆さんに指導・参画してもらう。さらにその活動を通じて市民に、リサイクル、リユースはもとより、リメイク意識の浸透を図っていければと思う」（佐藤・日本工業大学ものづくり環境学科教授）としている。

「リメイク」という言葉は、音楽や映像など芸術分野、衣料の分野などでは一般化している。工業製品の分野でも液晶のリメイクなど浸透し始めており、日本工業大学としては、ものづくりという観点から環境問題に取り組むキーワードの一つとして「リメイク」への取り組みを指向しているもの。

麦秋の宮代町点描

２６日の宮代町は２７．４度と７月上旬並の気温で夏の様相。そんな宮代町をぶらっとママチャリで駈けてみた。

宮代は今、稔りと成長が交錯している。



田は、田植えがほぼ終わり、早苗が生長を始めている。その向こうでは・・・。




麦が実りの季節を迎えて、穂波を揺らしている。まさに麦秋。




宮代町や近隣市庁町では麦栽培が盛んに行われているところもあり、宮代付近の田園は早苗の緑と麦の稔が美しい彩となっている。



田植えの終わった田の畦では、カルガモたちが涼を求めてかのんびり子育ての相談。



一方、宮代町の特産物の一つの巨峰畑では



あまりにも早い季節の進み方に、農作業が追いつかず、大忙し。



こちらも、ネットの外からお邪魔。



ママチャリを置いて、東武動物公園に入ってみると。遠足の園児や生徒たちで大賑わい。サルたちは「アチー」と、日陰でお昼寝。



宮代町地区は、ここ数日２５度を下回っていたが、２６日はぐんぐん気温が上がって、午後２時半には２７．４度となった。先日、孵ったばかりのオシドリの雛たちも「暑いよー」。



ちゃっかり水浴びを楽しむヒナも・・・。

これからのまちづくり方針が焦点に 合併白紙後の宮代町議会

宮代町議会は５月２８日開会するが、春日部市、宮代町、杉戸町の１市２町の合併が白紙となって直後の議会論議ということで、これからのまちづくり論議が注目される。

宮代町議会は２８日、町提出の第２８号から４４号までの１７議案の上程、提案理由の説明と一部議案の採決が行われる。

一般質問は６月２、3、4日の３日間行われ、議長を除く１３議員が質問に立つ。焦点は合併の動向とその後で７名の議員が質問を行う予定。１市２町の合併白紙を受けて具体的にどのようなまちづくりを行っていくのか、今秋の町長選ともからんで論議の行方が注目される。

一般質問を経て、宮代議会は６月８日に、町提出の議案を審議・採決して閉会する予定。


町提出の主な議案は、人事院勧告を受けて、町職員の今夏のボーナス（期末・勤勉手当）を前期比０．２ヶ月減とするもので、議員及び町長・副町長・教育長も同様とするというもの。また国の経済対策による雇用創出事業の実施、妊婦健康診査の拡大、道仏地区土地区画整理事業に対するまちづくり交付金の内示等を受けて、平成21年度宮代町一般会計予算を3億7407万3000円を増額し、総額を83億7087万3000円とするものなど。

提出議案は次の通り。

議案第28号 専決処分の承認を求めること
議案第29号 宮代町税条例の一部を改正する条例
議案第30号 宮代町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
議案第31号 宮代町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例
議案第32号 町長及び副町長の給与等に関する条例の一部を改正する条例
議案第33号 教育委員会教育長の給与等に関する条例の一部を改正する条例
議案第34号 宮代町国民健康保険税条例の一部を改正する条例
議案第35号 宮代町こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例
議案第36号 宮代町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例
議案第37号 宮代町重度心身障害者医療費支給に関する条例の一部を改正する条例
議案第38号 宮代町ホームヘルプサービス手数料条例の一部を改正する条例
議案第39号 宮代町介護保険事業運営協議会条例の一部を改正する条例
議案第40号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めること
議案第41号 町道路線の認定
議案第42号 町道路線の廃止
議案第43号 平成２１年度宮代町一般会計補正予算（第１号）
議案第44号 平成２１年度宮代町介護保険特別会計補正予算（第１号）

一般質問予定及び質問項目は次のとおり
●６月２日
○野口議員（再生可能エネルギー「太陽光発電」への補助、社会保障カードの導入、自主防災組織育成事業、街路灯改修にＬＥＤ照明）
○飯山議員（低炭素都市構築について、カーシェアリングについて、公営介護施設について（第２弾）、人口増対策について）
○小河原議員（合併について、町長選挙について、中学校の武道必修科について、３人乗り自転車対策について）
○中野議員（高齢者支援について、町内公共施設の耐震化対応について、都市計画道路整備事業の早期実現に向けて、郷土愛を深め活力を高めるために）
○庄司議員（新型インフルエンザ対策について、ふるさと納税制度について、全国学力テストの開示について、合併について）

●６月3日
○石井議員（宮代町における危機管理対策について、東小学校南側五差路の交通安全対策について、中島地区町道第１４８号線の拡幅、杉戸町までの延伸計画は、合併の今後の展開は）
○丸藤議員（東小五差路の安全対策について、溢水対策や被害の軽減について、１市２町の合併について）
○柴崎議員（歳入確保策として新たな財源の創造等について、県からの委譲事務について、側溝整備について、合併問題について）
○加納議員（消えている街路灯対策、ふるさと雇用再生（基金）の活用事業、緊急雇用創出事業 ― いくつになっても働ける社会の実現事業、介護労働者の雇用管理改善への総合的な支援）
○角野議員（女性力をいかした町（男女共同参画から１０年の町の現状）、公共施設の地デジ対策、クールアースデーの取り組み、来庁者への対応、都市計画税）

●６月4日
○加藤議員（川端公民館の机、椅子の保管倉庫を１階に設置を、介護保険について）
○関議員（校庭や公園などの芝生化について、定額給付金及び子ども応援特別金の現状について、合併について）　
○唐沢議員（町内の緑のネットワークづくりについて、春日部市を含む一市二町合併について）

合併研究会の解散を正式発表 「合併によらない行政運営を続けて行く」と榊原・宮代町長

榊原・宮代町長は２５日、同町ホームページ上で町民向けに「1市2町による合併協議と今後について」とのコメントを発表した。
この中で榊原・町長は「合併研究会は解散し、今後は法定期限内にこだわらない合併の可能性を考えて行くこととなりました。現段階では平成22年4月以降、どのように合併を推進して行くかについては、白紙の状況です。このため、当面、宮代町は合併によらない行政運営を続けて行くことになり、将来にわたって持続可能な協働によるまちづくりを進めていく」との考え方を明らかにした。

これは、宮代町が提案し、これまで進めてきた1市2町による合併研究会の解散と合併協議の終結を正式に表明したものと受け止められている。

榊原・宮代町長のコメントはこちらから。

白昼堂々タヌキのお通り？ 宮代町

埼玉県宮代町東粂原。旧鎌倉街道と思しき辺りをなにやら、犬が・・・・。



いや、犬にしては、綱も付いていない。宮代町にはそんな不心得な愛犬家はいないはず・・・・。



いや、首輪もないぞ。もしかして・・・・・、野犬？！



相手も、私のカメラに気付いたか・・・・。



もしかして・・・・。もしかして・・・・。いや、もしかしなくても・・・・。

あ　な　た　は　タ　ヌ　キ　？　！　　それとも・・・・。



記念撮影が終わると、また、すたこらと・・・。何事もなく・・・。



白昼の不思議な、一瞬の出来事でありました。
私は、白日夢？　あるいは、化かされたのかと思いましたが、カメラに、しっかり映っているところを見ると、であったことは事実であったようです。


【追記】
「疥癬症にかかっているのでは？」とのメールを頂きました。
小さなダニによる皮膚病で、毛が抜け、ひどくなると全身が脱毛し、衰弱死することもあるそうです。