
散歩道にマメグンバイナズナがすっくと立って、花をつけていた。
その実の形が、相撲の行司の持つ「軍配」に似ていて、小さいことから、マメグンバイナズナと呼ばれているようだ。

このマメグンバイナズナの花の時期というと、大体は春。最近、多くなって春になるとマメグンバイナズナロードも各地で見られるようになってきた。
だが、この時期の開花はそう多くは見られない。
軍配だけに「差し違え」かな。

まー、ナズナの類は秋から冬にかけて花を咲かせる、おちょこちょいで先走しりするものがあるのも事実。
秋の陽を浴びながら風に揺れる先走り軍配もまた、それはそれで美しいものである。

でも、この軍配、北アメリカが原産らしい。相撲界も外国人力士が席巻の様子だが、行司軍配の世界も・・・・。