「縁座の会」フォーラムを開催 宮代町

障がいのある人の働く場を地域に広げていくための「仕事おこし」について共に考えようというフォーラムが20日、宮代町の進修館で行われた。



挨拶にたった庄司・宮代町長は「障がいのある方の多様な働く機会を地域に広げるために昨年1月『縁座の会』を設立したが、このフォーラムなどを通じて共に考えていただければ・・・」と呼びかけた。



フォーラムは、第一部が「できなくてもいいんだよ！大声コンテスト」。自分の弱みや弱点、くよくよ思っていることなどを、大声でカラッと明るく叫ぼうというもの。



軽妙な司会で、「俺、ボケてきた！」「マイペースが何が悪い」「いつも助けてもらってばかりだよー」など、次々に叫ぶ。会場の人からは「俺もだよー」「大丈夫」「気にしない」「いいんだよ」などの声がかかる。



引き続き第２部では、「ザ・縁座　公演会」と題して、縁座の会のプロジェクトで検討してきたものを、朗読劇にして披露され、第３部は来場者による交流会が行われた。

【縁座の会】
宮代町で働きたいという障がいのある方、その思いに応えるために、さまざまな人が集まり、宮代で何ができるのかということを話し合い、実際に仕事おこし、新しい仕事を創出していこうという会。地域との縁（交流・つながり）を広げて、（円座になって）ひざを交えて考えていこうとの思いを込めて命名された。地域の方で「こんなことがあれば助かる」といった障がいのある方の「仕事おこし」になるようなことがあったら「縁座の会」（宮代町健康福祉課障がい者福祉担当　0480-34-1111　内324、325）まで、一報をお願いしたいとしている。