12月の声が聞こえ始めると、「今年最後の」といったフレーズが多くなるが、日本工業大学工業技術博物館の「2100形-2109号蒸気機関車」も11月20日、今年最後の有火運転が行われた。
日本工業大学工業技術博物館では、8月と12月を除く毎月第3土曜日に動態保存・展示している蒸気機関車に火を入れ、来場者を乗せて送稿している。
12月は有火運転が休止されるため、今年は11月20日が今年の最終運転となったもの。
この日の有火運転を終えた蒸気機関車の周りにはファンが去りがたそうに集まり、いつまでも蒸気機関車談義に花を咲かせていた。
運転担当者も夕日に映える愛機を撮影していた。
なお、蒸気機関車は定期点検が行われ、新年は1月第3週の土曜日午後1時から有火運転される予定となっている。