昨日はベニイトトンボの恋(?)を紹介したが、本日は恋というより、生をかけた愛。
なんて思うのは、こっちの人間の目線で見ているから。
トンボたちにしてみれば、それが当然であって、決して特別なことをやっているわけではないと思われる。
それにしても息苦しかった。
散歩していると、セスジイトトンボと思しきイトトンボたちが恋(産卵)の真っ最中。
見ていて、息苦しくなったのは、その中の一組。
雌が沈水産卵を行っていた。
水の中に潜って、少しでも産卵条件の良いところを探す執念のようなものが見える。
雄も引きずり込まれまいと必死で草にしがみつくが、雌の気持ちがわかるのか、沈水ぎりぎりのところまで、雌に行動を任せる。
沈水産卵数分。水から顔を出して、しばし休憩後再び水の中に。
すさまじい母性。