宮代町の川沿いを散歩していると、大きなコイが悠然と群れを成して泳いでいる姿にであうことが多い。
他所から宮代町にやってきたらしい、ハイカーは「すごいですね」と声を弾ませていた。
昨日、散歩していると、「コイのために、タナゴなど昔釣りを楽しんだ魚がいなくなった」と寂しそうに語るお年寄りから声をかけられた。
観光資源(経済)としては目立つコイに軍配が上がる。
だが、その他の生物を駆逐するコイの雑食性と食欲。生物多様性という観点では困った存在である。
物事を一面からのみとらえることは避けなければならないと、ご老人(自分も老人だが・・)に教わった。
経済的視点のみばかりが幅を利かす今、一歩立ち止まって、考えることも必要かも。