
道端などで普通に見られる、毛むくじゃらの小さな菊のような花。

その名前があまりにもかわいそうなので、できれば美しく撮って紹介したいと頑張っているつもりだが・・・。

秋の陽を受けて美しく輝いていたのでカメラを向けてみた。

その菊の名は「ハキダメギク」。

名付け親が最初に見つけたところが、ハキダメのところだったので、この名が付けられたといわれる。

ハキダメに鶴という表現があるが、どうせなら「ハキダメニキク」という名をつけてもらえればよかったのに・・・・。

とはいっても、一つ一つの花は小さいし、舌状花も派手ではないので、ハキダメに鶴的な存在でないのもまた事実だと思う。

それにしても「ハキダメギク」とは・・・・。

同じようは、ルーペで見なければ見分けがつかないほどよく似た花がある。そっちの名前は「コゴメギク」。花としては、こっちの方が貧相な感じであるというが、名前としては立派。
そんなことを思いながら、カメラを向けた。