巨峰の花咲く進修館

18日の宮代町は28.1度と７月中旬並みの暑い一日となったが、こうした気候をうけて、宮代町の特産物のひとつ巨峰が開花し始めた。



宮代町のコミュニティセンター進修館には、特産物である巨峰を知ってもらおうと葡萄棚が作られているが、ここでも開花し始め、中には満開に近い房も。



カメラを向けていると「何を撮っているの」と怪訝な表情の人が多い。



というのも、葡萄（巨峰）の花は目立たずひっそり咲くためか。



葡萄の仲間は大体そうだが、花びららしい花びらはなく、かぶっていたチューリップハットを脱ぎ捨てると蕊が飛び出すように開花する。



巨峰の畑が多い宮代でも、巨峰の花をじっくりと見た人はあまりいないのではないだろうか。



宮代町では特産品の巨峰を使用したさまざまな商品を開発している。
その第一は、「宮代巨峰ワイン」
100％宮代産巨峰を使用したワインで、従来のロゼワインにくわえて昨年から白ワインも加わった。



ゼリーの中に種つきの巨峰が入った「巨峰の里」、巨峰ワインを使った「みやしろまんじゅう」、巨峰風味の「巨峰まんじゅう」、ワインの香りの「巨峰ゼリー」、「巨峰羊かん」に「巨峰ワインカステラ」、「巨峰染め織物」などもある。