なんぼいさん

上越市本町１丁目の「春日神社」の氏子が行っている「なんぼいさん」

この行事は五穀豊穣を祈願し、毎年行われている妙高山信仰の山登りだ。

「なんぼいさん」とは一体どういう行事なのか？
詳細はこうだ。

毎年、７月２２日の朝、春日神社に参拝して、燕温泉に向う。
途中で関山神社に参拝して、この日は燕温泉に宿泊。
２３日の午前０時起床。妙高山山頂を目指す。
ほら貝を吹き、「なんぼいさん」と唄いながら登る。
山頂でご来光を迎えてから下山する。

下山後、南本町～本町を歩き、再び春日神社に参拝して
行事は終わる。

実は、自分も２度ほど行事に参加している。
１日目は昼前には燕温泉に到着するのであとは、深夜０時の
出発まで温泉に入ったり休んだりの自由行動だ。
夕食が終わり布団に入るのは早くても９時過ぎ。
結局ほとんど寝れないまま０時になり登山へ向かう。
妙高山の燕温泉ルートはとにかく急高配だ。
途中で何度挫折したかわからない。
逆にそれだけに、山頂からの景色とご来光には感動した。

今年はＮＨＫ－ＢＳハイビジョンの「日本百名山」のスタッフが
取材に来ていた。
妙高山の特集でこの「なんぼいさん」について紹介するようだ。
いつ放送するのか不明だがぜひ見たいと思っている。