宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

同じところがかゆくなる

2013年02月04日 21時57分47秒 | 診断と治療
今日は、暖かい春を感じる一日となりました

地面に降りそそぐやわらかい日差しに、ふんわりとした春らしい色合いを感じました。
不思議です。
同じような陽の光でも、冬のようなきりっとしたものでなく、なんとなくやさしい印象です。

春のストールがパステルトーンが多くなるのも、納得です。

さて。

皆さまからのご相談の中で
「どうしても、同じところに湿疹をくりかえします。なかなか治らないんです。治っても、また、同じところにでてきます」
と言われることがよくあります。

どうして同じところにくり返すのでしょうか。

もちろん原因がはっきりしている場合もあります。
たとえば、ゴムでしめつけるとか、いつもベルトで摩擦しているとか、汗がたくさんたまるとか。
でも、そういった原因がなくて、いつも同じところがかゆくなるというのはどうしてでしょうか。

それは。
かいているからなんです

湿疹は、かけばかくほど治りにくくなります。
段々、固くなり、しこりになったりもします。
こういう状態になると、塗り薬がなかなか浸透しにくくなり、治療効果が落ちてきます。
いつまでもかゆみが止まらず、ついついかくことが習慣化します。
そうして、いつまでも同じ部分がかゆい状態が続くのです。

いったん、こういう状態になると、市販の薬で自己判断で治すことが難しくなります。
また、ちょっと良くなったように思っても、しばらくすると、またふつふつとかゆみがぶり返してきます。

同じところが長期間いつまでもかゆかったり、治りにくいと思ったら、やはりきちんとした治療が必要です。
時には、ガーゼでおおい包帯をまくことも必要かもしれません。

湿疹やかぶれは自然に治ることもありますが、長期間治らない場合は受診をお奨めします。

春はかゆみがおこりやすい季節です。
早めに治すよう心掛けましょう
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