予防医学の考え

夏の暑さを感じる日もありますが、今年の５月はまずまず過ごしやすいように感じます

こんな気持ちの良い気候でも、アレルギーの皮膚炎の方はやはり悩まされる時期です。
それは、イネ科の雑草の花粉のアレルギー皮膚炎です。
草むしりや、お墓参り、ウオーキング、公園遊びなど、屋外で風を全身に浴びると、雑草花粉のアレルギー皮膚炎がおこってしまうのです
帰宅後はすぐにシャワーを浴びて花粉をおとし、着替えておきましょう。

それにしても、近年、なんでもかんでもアレルギーです
花粉アレルギー。
金属アレルギー。
食物アレルギー。
薬のアレルギー。
化粧品アレルギー。
衣服の繊維アレルギー。
うんざりするほど、アレルギー体質の方が増えていますね

ここで大切なのは、丈夫な皮膚をつくる事なんです。
水分をたっぷり蓄えたうるおいある皮膚は、外部からの異物の侵入から守るバリアー機能をもつため、かぶれや湿疹や皮膚炎がおこりにくいのです。
そして、この丈夫な皮膚は、アレルギー体質の予防にとても重要なのです

私は１０年くらい前から、丈夫な皮膚をつくることを治療の柱にしています。
これは、正しいスキンケアの指導です。
その方にあった正しいスキンケアは、強い皮膚をつくることになり、結果、かぶれや皮膚炎の予防となるのです。
つまり、予防医学の考えです。
これにより、不必要な薬の使用を減らすことにもつながると思っています。

この観点から研究開発したのが、肌保湿研究所のスキンケア製品です。
安全でシンプルなスキンケアを推奨しています。
強いご支持をいただいているしっとり！もちもち！シリーズに、新しく、石鹸が加わわりました。発売してまだ間もないのですが、もうすでに大好評となっています。
肌トラブルに悩まれている方にこそ、ぜひお試しいただきたいです。
正しいスキンケアを続ければ、皮膚科を受診する機会も減るし、使用する薬も少なくなるはずですから。
私はこれからも、予防医学の観点からの治療を進めていくつもりです