宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

重ね着の重要性

2018年11月15日 07時15分26秒 | スキンケア
日に日に寒さが進んで行くことを実感する日々ですね
今年の夏のあの酷暑が、3ヶ月ほどでこんなに冷え込んでくるなんて、日本の四季は極端ですね

さて。

昨日、テレビを見ていたら、女子アナウンサーが
「寒くなりましたねぇ、私は暖房をつけ始めましたよ(なぜか、ちょっと自慢げ?)。」
と言い、それに対し、男性アナウンサーが
「あ、僕はまだです。」
と返答していたのですが。

私はテレビに対し、思わず、突っ込みを入れてしまいました。
「まだ、早すぎるだろ~!」

テレビのアナウンサーのおしゃべりは、実は何気ないようで視聴者に影響が大きいです。
ですから、見ている人は、なんとなく
「あ、そうだ、暖房をつけなくっちゃ。」
と無意識に思ってしまうのです。

でも

お気をつけください
とくに関東地方、特に東京は全国でも湿度が低く、屋外を歩いていても地面に土がなく、周囲に川も池もなく、水分を保持できる場所がありません。
空気の湿度は極端に低く、そこで室内にエアコンなどの暖房をガンガンつけて暖めると、室内は砂漠を遙かに超えるひどい乾燥なんです

つくづく思いますが。
日本人は、横並びが好きで、他の人がやっていることは疑問を持たずに同じことをして安心する国民性があるように思います。
この10年ほど、部屋の中をエアコンやファンヒーターや床暖房などで十分暖めて、薄着で過ごすという生活が定着してきたように思います。
でも・・・。
そのせいで、アトピー性皮膚炎が増え、お子様にも花粉症が広がり、一年中の鼻炎の人も増加し、喘息患者も年々増え続けています
また、気密性の高い室内を乾燥させるので、ワクチンを接種してもインフルエンザの流行は毎年起こるようになりました。
暖房をガンガンつけて、加湿器もどんどんつけると、乾燥はそれほど改善せずに、あちこちにカビが生えて、近年カビのアレルギーも増えています。
カビが増えるのは梅雨の時期だけで十分だと思います。
真冬、加湿器によりタンスやテレビの裏やベッドの下などにカビが増殖するのです。
また、全身の肌はひどく乾燥し、かゆくなったり湿疹ができます。
肌の老化が進み、高価な化粧品を何種類も塗りまくっても、それほど効果を感じないと思います。

今朝は気温が下がり、このブログを書いている部屋もヒンヤリしていますが、私はもちろん暖房はつけません。
のどが乾燥して風邪をひくし、顔がかさついて小じわの原因にもなるからです
私は、いま4枚の重ね着し、さらにネックウォーマーと腹巻きとレッグウォーマーをつけているので、身体の芯からぬくぬくぽかぽかですよ。
あたたかいミルクティを飲みながら、心にもぬくもりを感じます。
冬にエアコンを全く使わなくなってから今年で10年目。
真冬は8枚の重ね着になります。
熟練者なので、重ね着も上手になり、すばやく着替えられますし、なにより身体中芯から温まり快適なんです
医療従事者でありながら、10年風邪もひきません。
顔は真冬もしっとり!もちもち!オールインワンジェルひとつでスキンケアはばっちりです

長くなりましたが・・・・・今年もこうして重ね着を楽しみたいと思います


これは先日のブログでもお知らせしましたが。
クリニックを移転します。
その準備と引っ越し作業で、1月いっぱいと2月中旬まで休診いたします。
年内は、12月22日土曜日をお薬のみとしてここで終了といたします
例年よりもかなり早くお休みに入りますので、お気をつけください。
12月は、いつもより多めに処方できるものもありますので、お申し付けください。
よろしくお願いいたします
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