宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

汗のトラブル

2020年08月26日 14時42分03秒 | 診断と治療
相変わらず厳しい暑さが続いています
でも、8月も残りわずかです。
セミの鳴き声もやや弱まってきていますし、トンボの飛ぶ姿も目にします。
秋が近づいていますね。

さて。

夏休み明けの診療ですが、やはり・・・といった感じで、汗のトラブルが多いですね。

手汗や足汗の湿疹、首や背中や頭皮の中などの汗による湿疹。
軽いアセモから、かきむしったひどい湿疹まで、さまざまです。

でも、私は、患者さんのお話を詳しく聞きながら、あることに気づきました
それは。
テレワークやオンライン授業などで、いつもより外出していない人にも、ひどい汗のトラブルが見られることです。

もちろん、室内が暑かったこともあるでしょうけれど、お聞きすると、クーラーは一日中使用していたと言います。

これは、いったいなぜなんでしょうか

考えられることは、次のようなことなんです。

まず、クーラーの部屋にずっといたことで、全身の皮膚が乾燥肌になってしまったことが考えられます。
私もこのところ、夜中もクーラーをかけて寝ています。
すると、朝起きると喉がイガイガしたり、くちびるがカサカサに乾いていたりします。
これは、全身が乾燥しているサインです。

また、あまり外出せず、運動不足になっている場合、日常であまり発汗の機会がありません。
汗をかかない日常を送っていると、急に汗をかいたとき、質の悪いネバネバした汗をかきがちで、この汗はかゆみのもとになりやすいのです。
肌を丈夫にするためには、汗を毎日かく習慣が必要で、きちんと汗をかき続けているとさらさらとした水のような汗をかけるようになり、この汗は質の良い汗でかゆみやにおいが出にくいと考えられます。
とはいえ、こんなに屋外が暑いと、出かけることもためらわれるかもしれません。
なので、質の良い汗をかけるようにするには、毎日入浴でゆっくりお湯につかり汗をかくようにすることが有効ですね。
私は、毎日、入浴前に10分間運動をし、軽く汗をかいたあとに湯船につかるようにしています。
代謝も良くなり、気持ち良いですよ

肌保湿研究所のYouTube動画では、さまざまなスキンケアのアドバイスをしていますが、一番新しい動画は「汗のメリット、デメリット」という題名で良い汗のかきかたなどをお話ししています。
是非ご参考にしてください
汗については、この後、第2弾、第3弾をアップする予定です。
チャンネル登録しておいただくと、すぐにアップされますから、ぜひ登録してくださいね

軽いアセモと、汗によるひどい湿疹は、治療の薬が違いますので、ご相談ください。
では、残り少ない夏を、コロナに負けずにお楽しみくださいね。
私はおうち時間を楽しむ才能があるタイプなので(笑)、色々楽しいです
皆さまもぜひおうち時間を有効にお過ごしください
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