宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

マスクトラブルの予防と対策

2022年07月07日 10時59分47秒 | 診断と治療
暑さや湿度で、肌のトラブルが増加しています
特に多いのが、マスクの下の肌トラブル。

ムレが100パーセントの不織布のマスクの下の肌は、自分の汗と息で、ムレムレになっています。
その結果、肌がほてり赤くなり、ふやけて角質層がもろくなり、ボロボロになっています。

マスクの下に、ウォータープルーフの日焼止めやファンデーションを塗って過ごしているために毛穴という毛穴がつまっています。
汗の出口の汗腺の穴もつまっています。
うぶ毛の穴さえつまっています。
最近は化粧崩れを抑える、メイクの上からつけるものさえ出ていて、どんだけ穴を塞ぐんだよとツッコみたくなります
だから、マスクを長時間つけている女性のほほに、白いブツブツがたくさん出来て受診されます。
これは、赤くもかゆくもないのが多く、つまり炎症ではなく、物理的に詰め物がたくさん出来ているわけです。
正直、病気でなく、人為的に肌を汚くしています。
メイクが崩れにくい・・・というものをマスクの下にぬってはいけません。

このブツブツを除去しようとして、ディープクレンジングとか、毛穴の汚れも取るとうたっているオイルクレンジングとか、ゴマージュとか塩マッサージとか、ピーリング効果のあるクリームとかを塗って、肌がボロボロになって赤くただれている方さえいます

マスクの下の肌は、むれているのであって、保湿されているわけではなく、バリアー機能は低下し、荒れやすくなっています。
くり返すことに、赤くほてり、ブツブツが出来、ニキビや吹き出物も増えます。

マスクの下も日焼けが怖いという人も多く、シミを気にしていますが、そもそもマスクの下はほとんど日焼けしないし、赤く炎症をくり返すほうがもっとシミになることを覚えておいてください

大切なのは、こすりすぎない正しい石けん洗浄
マスクの下のメイクは、極力少なめにすること
またメイクは、刺激しないクレンジングですっきりとメイクオフすること
毎日、一日2回の保湿ケアはすること。でも、油分の多すぎるクリームやオイルはおすすめできません
顔そりやひげそりも、汗をかくこの季節は、トラブルが倍増します。
そる前後に正しくスキンケアしてください

しっとり!もちもち!オールインワンジェルは、一日2回塗るだけで十分な保湿をしますが、オイル成分は少ないので毛穴を塞いだりまた広げたりしにくいのです。
9年前に私がまる1年間かけて開発したこのジェルは、成分を全く変えずにきており、全国のリピーターの方に愛用されています。
もちろん、皮膚科の外来の患者さんたちには強いご支持をいただいていて、簡単なケアで肌がずっと安全にきれいでいられるお安い化粧品と大人気ですよ
私は、お高いドクターズコスメには興味がなく、安価で毎日安心して使えて、かつ、保湿効果にすぐれていて、治療とも併用出来る点で、
この商品をおすすめしてきました。
ステロイドなどの治療薬を減らすことにも大きく貢献できています

このたび、肌保湿通信というフリーペーパーを作りました。
季節ごとに皆さまにお役立ち出来る情報をお伝えできるツールとして、作ってみました。
皮膚科の待合室に置いていあるので、ご自由にお持ちくださいね

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