宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

今年の春の花粉症(その9)

2018年03月01日 09時18分17秒 | 花粉症
3月になりました。
日に日に、日差しが明るさを増しています

紫外線の増加とともに、春の花粉は飛散量がかなり増え始めました

今週から、急に症状がひどくなっている方が増えています。

鼻水や鼻詰まりには、点鼻薬の併用を・・・。
目のかゆみや涙には、点眼薬の併用をお勧めします。
どちらも処方したしますので、お申し出ください。

花粉症は、鼻や目だけでは無く、実は肌荒れや皮膚炎を起こします

目の周りのかゆみやはれ、頬やくちびる、耳の後ろ、首、頭の地肌のかゆみ。
全身のかゆみや湿疹。
こういったさまざまな皮膚のトラブルをおこすのです。

特に目立つのは、アトピー性皮膚炎の急激な悪化。
お子様の、露出部(顔、首、手足)のかゆみと湿疹。
もう一つは、女性の顔の肌荒れと吹き出物です

最近、とても気になることがあります。
それは。
スキンケアの間違いから、肌の調子が悪くなり、その結果顔に湿疹や吹き出物が出ることをくり返し、皮膚科に飛び込んでステロイド軟膏や抗生物質をもらいいったん治すものの、また、間違ったスキンケアを行って、また繰り返し、また皮膚科の治療を受けるという・・・・こういった患者さんの受診が増えてきたことなんです。

なので。

私は、数年前から、スキンケアだけの受診もお受けしており、その方の肌質を見極めて、スキンケアのアドバイスも行っています。
これは、美容というスタンスではなく、正しいスキンケアをアドバイスすることによって治療薬や治療期間を減らす目的の、つまり皮膚科疾患治療の一環なんです。
治療の必要ない健康な肌を目標にすることは、その結果、丈夫できれいな肌に導くことになるのです。

長く皮膚科の診療に携わって来た結果、私の目標は、薬の必要ない素肌に導くことです。
これは、その後、健康で見た目もきれいな素肌につながると思うのです。

そもそも、たかが花粉やハウスダストなどで、肌がかぶれたりかゆくなること自体がおかしいと思うのです。
花粉やハウスダストと共存して、影響を受けない本来の素肌を目指したいと思っています
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