宮元皮膚科クリニックのブログ

毎日の診療の中で気づいたことや気になることを書いています。
皮膚病や肌のトラブルのさまざまなアドバイスをいたします。

塗りごこちと効果

2014年05月21日 22時42分13秒 | スキンケア
今日は、久しぶりにしっかりと雨が降りましたね

傘からしたたり落ちる水の粒の大きさを、ひさしぶりに見る珍しいもののように感じました。

さきほど、勉強会から帰宅しました。
今日は、漢方薬治療の勉強をしてまいりました。
いやぁ、漢方薬は実に奥が深いです。

私はよく
「100人のアトピー性皮膚炎の治療法は、100通りあります。」
とお話しします。
単純に同じ治療をしても、治る人と治らない人がいます。
それは、性別や年齢、生活のスタイルやリズム、体質や性格、環境の影響などが絡み合って病気の原因を作っているし、また、そのところを考慮して治療をしないと、治療の効果がでにくいからです。
こうした治療に役立てる助けとして、漢方治療を併用することがあります。

今日の勉強会を終えて、ますますきめ細かい治療が重要なんだな・・・と実感しました。

さて。

漢方治療も良いですが、やはり、直接大切なのは、毎日の保湿ケアであると思います。
そこで、考える事は、塗りごこちです。

毎日のスキンケアですので、効果も大事ですが、何と言っても塗りやすく続けられることが重要ですね。
冬は、こっくりとしたややべたつくくらいのものをオススメしたりもしましたが。
これからは、のびが良く塗りごこちの良いものが続けやすいですね。
でも。
ただのさっぱりとしたローションでは、効果的に少々物足りなさがあります。
そこで。
最近は、のびの良いクリーミィなタイプが良いようです。
これは私が最近はまっているタイプで、乳液とクリームの中間のような、ホイップクリームみたいな感触の保湿クリームです。

いろいろなタイプを処方いたしますので、お気軽にご相談ください

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